「親子の食育BOOK」ってどんな本?
子育ての中でも、食事にまつわる悩みを抱えているパパ・ママにぜひ読んでもらいたいのが、今回紹介する「親子の食育BOOK」です。著者は、管理栄養士の成田崇信さん。現役のパパさんです。
乳児期から学童期、思春期まで、幅広い世代の子どもに対する食の疑問にQA方式で答えていく形で本書は進みます。「親子の食育」とあるように、子どもたちに食事の大切さや正しい食生活を知ってもらうためのヒントもありますが、親として、「子どもの食事」にどうやって向き合っていけばいいのかが丁寧に書かれており、まさに親子で食育に取り組むのにぴったりな書籍です。
乳児期から学童期、思春期まで、幅広い世代の子どもに対する食の疑問にQA方式で答えていく形で本書は進みます。「親子の食育」とあるように、子どもたちに食事の大切さや正しい食生活を知ってもらうためのヒントもありますが、親として、「子どもの食事」にどうやって向き合っていけばいいのかが丁寧に書かれており、まさに親子で食育に取り組むのにぴったりな書籍です。
タイトル:新装版 管理栄養士パパの親子の食育BOOK
著者 :成田崇信
出版社 : 内外出版社
著者 :成田崇信
出版社 : 内外出版社
「〇〇を食べよう」「〇〇を避けよう」は間違い?
これは頭がよくなる効果がある、これは成長の妨げになる、といった情報を耳にすると、ウソかホントかは別にして試してみたくなるのが親心。しかし、成田さんはそういった情報に惑わされず、常にバランスのよい食事を心がけてほしい、と書いています。
上白糖は体によくない?
特定の食材、例えば「白い砂糖は体によくないので摂取しないように」という情報が、ネットを検索すると見つかります。これに対して成田さんは、栄養を補うほど砂糖を摂取するわけでもなく、味付けにほんのちょっと使う程度なら気にしなくても大丈夫、と答えています。
和食なら間違いない?
「伝統的な和食こそ、赤ちゃんに食べさせたい食事」という考え方、どこかで聞いたことありませんか? 強い確信があるわけではないけれど、なんとなく説得力があるような気がしてしまいますよね。しかし、実は和食は塩分が高く、和食だからなんでもいい、というわけではありません。洋食でも中華でも、味付けに気を付ければ、小さなうちから食べてももちろんいいのです。
このように特定の食材を避けたり、決まった料理ばかりを選んだり、そうした食の偏りが一番問題と成田さんは説明しています。
筆者も子どもが生まれてから、これはおっぱいの出がよくなる、これは子どもの脳にいい影響があると聞いてはその都度大量に食材を買い込んでいた時期がありました。当時を振り返ると、偏った食生活になっていたなと思います。
バランスのよい食事は、専門知識がなくてもちょっとした心がけで実現できます。児童館や園などでもよく見かける「食事バランスガイド」を参考に、日々の食材を選べばOK。ネットにあふれる情報や人から聞いた噂話に振り回されるのではなく、「バランス」を重視することをまず大切に、ですね。
このように特定の食材を避けたり、決まった料理ばかりを選んだり、そうした食の偏りが一番問題と成田さんは説明しています。
筆者も子どもが生まれてから、これはおっぱいの出がよくなる、これは子どもの脳にいい影響があると聞いてはその都度大量に食材を買い込んでいた時期がありました。当時を振り返ると、偏った食生活になっていたなと思います。
バランスのよい食事は、専門知識がなくてもちょっとした心がけで実現できます。児童館や園などでもよく見かける「食事バランスガイド」を参考に、日々の食材を選べばOK。ネットにあふれる情報や人から聞いた噂話に振り回されるのではなく、「バランス」を重視することをまず大切に、ですね。
農林水産省/「食事バランスガイド」について

食事バランスガイド
食べ残す、マナーが悪い……怒ってばかりいませんか?
子どもが小さい頃は好き嫌いが激しかったり、昨日まで好きだったものが突然嫌いになったり、せっかく用意した食事を食べてくれなくてつい怒ってしまうことがあるかもしれません。
何度言っても姿勢を崩して食べたり、食事中に遊びだしたり。イライラしてしまいますよね。
成田さんは、著書の中で、「食事の悩みは心配しすぎが原因。自然と解決することもたくさんあるので見守る気持ちが大事」と書いています。なんだかほっとする反面、筆者は猛反省してしまいました。
早く食べなさい、残さないでね、またこぼした。つい食べながら小言を挟んでしまってましたが、怒られてばかりだと、おいしいごはんもまずく感じてしまいますよね。
一緒に買い物に行ったり、お手伝いをしてもらったり、あるいはテーブルから離れて家でもピクニックのような雰囲気で食べるなどシチュエーションを変えてみたり。親がしなければいけないのは、叱ることではなく、子どもが食事に興味を持ち、楽しむ環境づくり。そのための工夫や心構えも本著ではいくつも紹介していて、とても参考になります。
何度言っても姿勢を崩して食べたり、食事中に遊びだしたり。イライラしてしまいますよね。
成田さんは、著書の中で、「食事の悩みは心配しすぎが原因。自然と解決することもたくさんあるので見守る気持ちが大事」と書いています。なんだかほっとする反面、筆者は猛反省してしまいました。
早く食べなさい、残さないでね、またこぼした。つい食べながら小言を挟んでしまってましたが、怒られてばかりだと、おいしいごはんもまずく感じてしまいますよね。
一緒に買い物に行ったり、お手伝いをしてもらったり、あるいはテーブルから離れて家でもピクニックのような雰囲気で食べるなどシチュエーションを変えてみたり。親がしなければいけないのは、叱ることではなく、子どもが食事に興味を持ち、楽しむ環境づくり。そのための工夫や心構えも本著ではいくつも紹介していて、とても参考になります。
親も子どもも食事を楽しむことが「食育」の第一歩
「食育」と聞くと、食材について知ることや、栄養の知識を学ぶことだと思う方もいるかもしれませんが、正しい食生活を身に付けるという要素もとても大きいです。
1日3食、バランスの良い食事を、必要な量食べきること。いただきますとごちそうさまの気持ちを大切にすること。そんな当たり前のことを、習慣として身に付けていくことが食育の目的でもあります。
安全な野菜中心の献立を、レトルトは絶対NG、食べ方のマナーはしっかり守る、とルールでがんじがらめにせず、まずは食事タイムを子どもと楽しむことをまずは考えてみてはいかがでしょうか。
家族との楽しくおいしい食事が、好き嫌いなくきちんと食べられる子どもに育てる第一歩になるはずです。
1日3食、バランスの良い食事を、必要な量食べきること。いただきますとごちそうさまの気持ちを大切にすること。そんな当たり前のことを、習慣として身に付けていくことが食育の目的でもあります。
安全な野菜中心の献立を、レトルトは絶対NG、食べ方のマナーはしっかり守る、とルールでがんじがらめにせず、まずは食事タイムを子どもと楽しむことをまずは考えてみてはいかがでしょうか。
家族との楽しくおいしい食事が、好き嫌いなくきちんと食べられる子どもに育てる第一歩になるはずです。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。