2016年7月14日 公開

アジアの教育の中心を狙うマレーシアの幼児教育が本気すぎる!

日本から飛行機で6時間、物価も安く観光地としても人気のマレーシア。幼児教育に力を入れているだけでなく、将来的にはアジアの教育のハブになることを目標のひとつにしています。そこで今回は、マレーシアの幼児教育事情や教育移住先として選んだ際の利点などをご紹介します。

そもそもマレーシアってどんな国?

東南アジアのほぼ中心に位置するマレーシア。
近年、物価も安く屈指のビーチリゾートということもあり日本からの海外渡航先としても人気を博している国の一つです。

マレーシアの幼児教育事情とは?

2020年までの先進国入りを目指すため、1990年代後半から幼児教育に注力されるようになりました。

目標は小学校への就学率100パーセント達成。
日本であれば当たり前ですが、途上国であるマレーシアでは今が正念場です。
それにあたり、幼児教育は全て無償化を実施しています。

また、マレー人や中国系、インド系など多様な人種が混在するマレーシアでは英語による早期教育を実施しています。
全てではありませんが、日本では中学生で習う英語の文法を、幼児教育で早期に取り入れています。

これによりグローバル社会の人材育成に対応しようという意図があります。

マレーシアは教育移住先としても人気

マレーシアで教育を受けるメリットには以下の5点があげられます。

1.他民族が共存しているので国際感覚が養える

2.英語と中国語が同時に学べる
マレーシアには様々な人種が混在しているため、早期に英語を学ぶ環境が整っています。
なお、中国語を第一外国語としていますので、中国語を学べるチャンス、という環境でもあります。

3.物価が安く留学費用が他の国に比べてリーズナブル

4.治安がいい

5.先進国に匹敵する医療水準を誇る
(中には日本語の通じる病院もあるほど)

欧州の有名大学が分校を設立している

マレーシアは、アジアの教育の中心になろうと取り組んでいます。
欧州を始めとした有名大学を誘致して、世界中から学生が集まってくる街を目指しています。

その代表的な例が、イギリスの超エリート校マルボロカレッジです。
170年の歴史を持つイギリス屈指の名門校で、キャサリン妃が卒業したことでも知られています。

そのマルボロカレッジが2012年にマレーシアに分校を設立しました。
こういった観点を踏まえても、マレーシアを教育移住先として挙げるメリットと言えるでしょう。

マレーシアに教育移住するのもひとつの選択肢

日本にいながら英語と中国語を習得し、さらにマルボロカレッジに進学するのはなかなかハードルが高いですが、マレーシアであれば現実のものとなることも。
これらを考慮して、今のうちからお子さまの将来を考えてみてはいかがでしょうか?
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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こうや こうや  1歳になったばかりの甥っ子にめろめろです。