2019年5月17日 公開

広告用紙や雑誌でペーパービーズを作りましょう!【小山一馬の簡単廃材工作】

読まなくなった雑誌や、新聞と一緒に入ってくる広告用紙は、どう処分していますか?だいたいの人はトイレットペーパーなどと交換してしまいますよね。しかし、ちょっと待って!いろいろな色で印刷されている雑誌や広告用紙などは、アクセサリーを制作するにはもってこいの材料なんです!

くるくる巻いて巻いて、ペーパービーズを作りましょう!

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カラーの広告チラシがこんなにきれいなビーズになります!

材料と作り方を詳しく紹介します。

ペーパービーズの材料

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材料と道具

・いらなくなった雑誌や広告用紙(チラシ)、新聞紙など
・のり(スティックのりがあると便利です) 
・カッター又はハサミ
・串(竹串か割り箸)
・定規
・毛糸(ゴム糸でも)

ペーパービーズを作ってみよう!


①雑誌やチラシなどを2~3枚重ねて、底辺が1cmほどになる細長い三角形をカッターやはさみで切ってたくさん作ります。長さは30cm未満くらいです。

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②切り出した細長い三角形の底辺から串に巻いていき、最後の5cmほどは、下の写真のように、のりを付けて巻く。

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③最後まで巻けたら、串から外す。これを繰り返します!

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大量にペーパービーズを作ったら、アクセサリーを作りましょう!


①毛糸にペーパービーズを、好きな長さになるまで通していきます。

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②最後に毛糸を結んで、輪にしたら完成!

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遊び方の工夫や注意

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紙の厚さや三角形の長さ、底辺の長さなどを変えると、ビーズの大きさも変わってくるので、いろいろ実験してみましょう。

作例は長めに繋げてネックレスとして作りましたが、毛糸の代わりにアクセサリー用やヘア用のゴム糸に通してブレスレッドにするのも楽しいです。

また、串の先が尖っているので、注意!切っておくといいですね。

結構根気のいる作業ですので、一気に作ろうとせず、ちょっとずつ作り貯めておくのも良いでしょう。

ただし、指先の力がない小さなお子さまには、串に紙を巻いていく作業はとても困難です。その場合は、ビーズは保護者が作り、ビーズに糸を通す作業をお子さまに頑張ってもらいましょう。その時に糸の先をのりで固めて、糸が毛羽立たないようすると良いですよ。

作者プロフィール

小山一馬
造形作家/武蔵野短期大学幼児教育学科准教授
主にダンボールなどの廃材を使用して作品を発表しながら、幼児教育者を育成する短大にて、図画工作などを教えています。表参道ヒルズ「キッズの森」にてワークショップを定期的に開催中!

この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

小山一馬 小山一馬  リサイクルの観点から、ダンボールやその他の廃材を素材として、作品や工作を制作し発表しています。写真はドングリマシーン2号という作品です。夏に森の中で蚊に刺されながら撮影しました!また、表参道ヒルズ「キッズの森」にて、小学生以下を対象とした工作のワークショップを、定期的に無料で開催中!工作に興味がある方はお気軽にご参加ください。造形作家、武蔵野短期大学幼児教育学科准教授。