小学校への準備、何をすべき⁉
1年も半分を過ぎると、ランドセル購入を促すテレビCMが登場する季節がやってきます。次年度に小学校に上がる子がいる家庭では、入学を意識しはじめる時期ですね。
家族で海へ山へと出かけたり、映画を観に行ったりなどと、未就学時の最後の夏休みを家族で存分に満喫しましょう。
でも、新1年生として入学を迎えるお子さまをお持ちのパパママに、夏休み中からやってほしいことがあります……。それは、お子さまに学習習慣を身に付けさせることです。
学習習慣を身に付けておくことは、来年4月からの小学校生活を順調に送るためにとても重要なこと。その後の学校生活がとても楽になるからです。
家族で海へ山へと出かけたり、映画を観に行ったりなどと、未就学時の最後の夏休みを家族で存分に満喫しましょう。
でも、新1年生として入学を迎えるお子さまをお持ちのパパママに、夏休み中からやってほしいことがあります……。それは、お子さまに学習習慣を身に付けさせることです。
学習習慣を身に付けておくことは、来年4月からの小学校生活を順調に送るためにとても重要なこと。その後の学校生活がとても楽になるからです。
学校で最初に学ぶのは……基本的生活習慣
小学校に入学してから最初の約1カ月は、基本的生活習慣を身に付ける学習が行われます。
「おはようございます」
「さようなら」
「朝の健康観察を行います。~さん」
「はい、元気です」
そういった挨拶や、呼びかけ、受け答え、返事の仕方を学んでいきます。その中で一番大切にされているのが、学習習慣を身に付けることです。
「おはようございます」
「さようなら」
「朝の健康観察を行います。~さん」
「はい、元気です」
そういった挨拶や、呼びかけ、受け答え、返事の仕方を学んでいきます。その中で一番大切にされているのが、学習習慣を身に付けることです。
なぜ学習習慣が大切にされるのかというと、学校は、集団で学習をする場だからです。
さまざまな異なる幼稚園や保育園などから集まった子どもたちは、それぞれの環境によって、身に付けている学習習慣が違います。そのため、学習に臨む態度や受け答えの仕方も様々です。
さまざまな異なる幼稚園や保育園などから集まった子どもたちは、それぞれの環境によって、身に付けている学習習慣が違います。そのため、学習に臨む態度や受け答えの仕方も様々です。
違う学習習慣を持った子どもたちが、ひとつの教室の中で一緒に学習を進めるためには、同じ学習習慣を身に付ける必要が出てきます。
同じ学習習慣を身に付けるために、活用されるのが学習ルールです。学習ルールでは、学習に取り組む姿勢や態度、学習用具の使い方、話し合うときの受け答えの仕方などを身に付けます。
同じ学習習慣を身に付けるために、活用されるのが学習ルールです。学習ルールでは、学習に取り組む姿勢や態度、学習用具の使い方、話し合うときの受け答えの仕方などを身に付けます。
家庭でやっておくべきこと
だとすれば、家庭では何をやっておけばよいのでしょうか?
まず、家庭でやっておいてほしいことは、お子さまが朝起きてきたらご両親から「~ちゃん、おはよう」と声がけし、お子さまにも「パパママ、おはよう」と応えさせることです。
まず、家庭でやっておいてほしいことは、お子さまが朝起きてきたらご両親から「~ちゃん、おはよう」と声がけし、お子さまにも「パパママ、おはよう」と応えさせることです。
また、お子さまから「パパ」や「ママ」と呼びかけられたときに、「はい、なあに?」と、「はい」を入れて受け答えをすること。別の場面でお子さまの名前を呼んだときには、「はい」と返事をさせることです。このように、パパママが「おはよう」「はい」と受け答えをすることで、挨拶・返事の基本のかたちを身に付けさせることができます。
そして、お子さまが「おはよう」「はい」と、しっかり挨拶や返事ができたときは、「よい挨拶だね」「よい返事だね」と褒めることも忘れずに。
褒められることで、次もやってみようとする心を芽生えさせていくようにしましょう。
褒められることで、次もやってみようとする心を芽生えさせていくようにしましょう。
生活習慣を身に付けることが学習習慣の土台となる
挨拶返事以外にやっておくとよいことは、早寝早起きの習慣化です。特にパパママに起こされずに起きる習慣を身に付けさせることが大事。これが自立への第一歩となります。
9時就寝、6時起床というように、【時間がきたら寝る】【時間がきたら起きる】ことを徹底させます。目覚まし時計などを活用して身に付けさせていくのです。
9時就寝、6時起床というように、【時間がきたら寝る】【時間がきたら起きる】ことを徹底させます。目覚まし時計などを活用して身に付けさせていくのです。
このような生活習慣を身に付けさせることが、学習習慣を身に付ける土台となります。正しい食事の仕方も学習習慣のもととなります。
食事をする時は、猫背で食べずに、ごはん茶碗を持って食べること、お箸を正しく持って使うことなど……。それらが、【正しい姿勢で本を読む】【鉛筆を正しく持つ】といったことにつながっていくのです。
食事をする時は、猫背で食べずに、ごはん茶碗を持って食べること、お箸を正しく持って使うことなど……。それらが、【正しい姿勢で本を読む】【鉛筆を正しく持つ】といったことにつながっていくのです。
朝学習のすすめ
このようなかたちで時間で行動すること、正しい姿勢や正しい鉛筆の持ち方を身に付けたのちに、取り組ませるとよいのが、朝学習です。
朝、自分で起きたら、【朝食の前に30分程度の学習】を習慣化させることにより、「ごはんの前には学習する」というリズムが身に付きます。
朝、自分で起きたら、【朝食の前に30分程度の学習】を習慣化させることにより、「ごはんの前には学習する」というリズムが身に付きます。
このリズムを身に付けられれば、小学校生活を送る際、学校から帰宅して夕食を食べる前に、【宿題を終わらせ、次の日の予習をする】という学習習慣にも結び付いていくでしょう。
まとめ
学習習慣は、一朝一夕では絶対に身に付きません。ご家庭での入学前からの取組に、学校での取組が合わさることではじめて身に付くもの。
日本の未来のために、ご家庭と学校がともに手を取り合って歩んでいくことが、子どもたちの輝かしい未来を創りだすのだと思います。
日本の未来のために、ご家庭と学校がともに手を取り合って歩んでいくことが、子どもたちの輝かしい未来を創りだすのだと思います。
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