2019年6月13日 公開

牛乳パックでかんたん工作「親子でぴょん!」【小山一馬の簡単廃材工作】

皆さん、動物の子どもって見たことありますか?とてもかわいいですよね。子どもは遊んでほしくて親に抱きついたり、体の上に乗ったり! 今回はそんな様子を牛乳パックの廃材を使って作ります。親のおなかの上で跳ねて遊んでも、子どもは着地するときにしっかり立ちます! パパママと一緒に作って遊びましょう!

おなかの上から勢いよく「ぴょん!」。飛び跳ねても必ず立ち上がる!?

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制作したモチーフは動物や鳥の親子です。牛乳パックの開いている方を指で弾くと、親のおなかから子どもがジャンプします! ジャンプしても、子どもは必ず立ちます!……あ、たまに失敗する事もありますが、その時は大目に見てあげてください。子どもですから完ぺきにはいかないですよね!

牛乳パック工作の材料

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材料

・500mlの牛乳パック
・色画用紙
・のり
・はさみ
・セロテープ

まずは親ペンギンを作ってみましょう!

(1) 牛乳パックの上部を切り取り、周りを好きな色の色画用紙でのり付けをして覆います。

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(2) 色画用紙で、牛乳パックより少し大きな親ペンギンを作ります。

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(3) 牛乳パックの上に(2)で作った親ペンギンを付けます。

<注意>
牛乳パックの開いている口の部分をはじいて子どもを飛ばすので、開いている口から足が出ないように付けてください(下の写真の赤い点線からはみ出さないように)。

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次に子どもペンギンを作ります

(1) 色画用紙を、幅約3cmの帯で細長く切ったら、ジグザグに折っていきます。

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(2) ジグザグに折ったら、最後は図のように真ん中で折って色画用紙を立たせます。両端をセロテープで止めて、広がらないように固定します(画像は分かりやすいように赤のテープで止めています)。

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(3) 別に作った子どもを、立たせた部分に糊付けしたら、子どもパーツの完成です!

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親ペンギンのおなかに子どもペンギンを置いたら、ジャンプさせてみましょう!

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親ペンギンのおなかに子どもペンギンを置いたら、牛乳パックの開いている口の部分を指で押して、ぴょんと弾いてみましょう。子どもペンギンが勢いよくおなかの上からジャンプしますよ!不思議なことに子どもペンギンはくるくる回転しながら、ちゃんと立って着地します。
しかし、時には失敗も……。次はがんばってね!

うまく着地するように作るポイントと注意点


・子どもペンギンを作る時の帯は錘(おもり)になる部分です。長い帯をジグザグに折ると重くなるので、着地するときに良く立ちます。
・牛乳パックの口を指で弾く時は少し強めに押した方が、子どもペンギンが良く飛び、着地もうまくできます。
・子どもペンギンは勢いよく上に飛ぶので、顔を近づけないようにしましょう。目などに当たり、怪我をする可能性があります。

遊び方とモチーフの工夫

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遊び方やモチーフに工夫することで、さらにいろいろな遊び方ができます。
下記はその一例です。親子で話し合って楽しく遊んでみてくださいね!

・弾いて飛ばす回数を決めて、子どもが立った回数を競う。
・何回目で子どもが立ったかを競う。
・おなかの上に乗せる子どもの数を増やしてみる。
・動物の親子以外に、飛んだら面白いものを親子で考え、一緒に作ってみる。
 写真はサーカスがモチーフです。

作者プロフィール

小山一馬
造形作家/武蔵野短期大学幼児教育学科准教授
主にダンボールなどの廃材を使用して作品を発表しながら、
幼児教育者を育成する短大にて、図画工作などを教えています。

この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

小山一馬 小山一馬  リサイクルの観点から、ダンボールやその他の廃材を素材として、作品や工作を制作し発表しています。写真はドングリマシーン2号という作品です。夏に森の中で蚊に刺されながら撮影しました!また、表参道ヒルズ「キッズの森」にて、小学生以下を対象とした工作のワークショップを、定期的に無料で開催中!工作に興味がある方はお気軽にご参加ください。造形作家、武蔵野短期大学幼児教育学科准教授。