楽しく遊べるパズルが簡単に作れる!
知育おもちゃとして昔から親しまれているパズル。わが子にパズルで遊ばせたい!と考える一方で、どんなパズルを買えばいいのか迷ったり、せっかく買っても興味を示さなかったらどうしようと心配したり……。
まずは手作りパズルを作って、どんなパズルなら反応がいいかを試してみてはいかがでしょう?
手作りといっても、全然難しくありません!牛乳パックに絵を描いたり折り紙を貼り付けたりしてパズルにするので、特別な材料を用意しなくても簡単に作れますよ。
それでは作り方を紹介します!
「牛乳パックパズル」で用意するもの
材料
牛乳パック 1個(1000mlであればお茶やジュースの紙パックでもOK)
折り紙やデザインペーパー お好みのもの
シール お好みのもの
折り紙やデザインペーパー お好みのもの
シール お好みのもの
道具
のり
両面テープ
透明テープ
クレヨン
マジック
はさみ
両面テープ
透明テープ
クレヨン
マジック
はさみ
牛乳パックパズルを作ってみよう
1.水洗いをして広げて乾かした牛乳パックに、作りたい形をマジックで描いてはさみで切ります。線対称の図形を描く場合は、半分だけマジックで描いて、牛乳パックを折り曲げて切ってもOKです。(写真1、2)
2.はさみで切り終えた牛乳パックの白い面にはクレヨンで好きな絵や模様を描きましょう。 まだ絵が描けないお子さまは好きな色を塗るだけでも大丈夫ですよ!文字を書けるお子さまは、何かメッセージを書いてもいいですね。シールがあれば、シールもぜひ使ってください。(写真3、4)
3.クレヨンやシールで絵柄が完成したら、透明テープでコーティングします。こうしておけば、遊んでいるときに手や服が汚れるのを防げます。(写真5)
4.次は牛乳パックの外面を折り紙やデザインペーパーなどで飾り付けます。適当なサイズに切ったりちぎったりして、のりあるいは両面テープでしっかり貼り付けてください。(写真6)
5.両面の絵柄が完成したら、完成図として残しておきたいので写真を撮りましょう。それから、はさみで好きなサイズに切ってください。お子さまがはさみを上手に使えるなら、ぜひお子さまに切らせてあげてくださいね。最初は、あまり小さく切りすぎないのがポイントです。そうすれば、慣れてきた頃にまたカットしてピースを増やして遊べます。(写真7、8)
撮った写真をプリントして完成図に
パズルのピースだけをお子さまに渡しても、どうやって組み合わせればいいのかわからず、その結果パズルに興味を示さない、という場合もあるかもしれません。
せっかく作ったのに、それだと残念ですよね。
そこでオススメは、完成図の写真をプリントして用意しておくこと。完成図があると、お子さまの「パズルをやってみよう」の気持ちを後押しできます。印刷したものや写真の見本があればそばに置いて、見ながらパズルができます。
また、ピースの数を書いた紙とファスナー付き袋を用意しておくと、お子さまが自分で片付けもしやすくなりますよ。
こんなパズルも作れます!(作例)
牛乳パックパズルのいいところは、自分のお気に入りの写真を使ったり、好きな絵を描いて、それをパズルにできるところ。形も自由自在ですし、切ったり貼ったり、お子さまのレベルに応じで作るところから参加できる点も魅力です。
こちらは、2歳の男の子の作品です。白い面には、男の子自身が絵を描きシールを貼り付け、牛乳パックの外面には男の子が選んだホットドッグのメッセージカードをのりで貼りました。(メッセージカードは100円ショップのセリアで購入)
2歳の男の子でも遊びやすいよう、ピースの数は4つにしました。
こちらは2歳の弟くんと5歳のお姉ちゃんの合作のパズルです。牛乳パック全体を大きく使ったパズルを制作しました。
まず白い面に好きなように絵を描いてもらい、シールを貼って、牛乳パックの外面にはちぎった折り紙をペタペタ。2歳の弟くんはまだ紙がうまくちぎれなかったので、筆者が少しちぎったものを渡してあげたところ、楽しく紙を裂いてました。
お姉ちゃんは「○○くん、クレヨンでここに絵を描こうね。折り紙を一緒に貼ろうね」と弟くんに声をかけており、姉弟のやりとりがとてもほほえましかったです。
両面の絵柄が完成したところで筆者が「これから魔法をかけて、楽しいおもちゃにします!」と伝えてはさみでチョキチョキ。すると、2人は「すごい!」と喜んでくれて、パズルに意欲的に取り組んでくれました。
ここでも忘れてはいけないのは、切る前に写真を撮ること!撮った写真は完成図として2人に渡しましたよ。
簡単に作れて楽しく遊べる牛乳パックパズル。ぜひみなさんもご家庭で作ってみてくださいね。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。