ドクターイエローとは?
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ドクターイエローとは、黄色いボディに青いラインが有名な「新幹線のお医者さん」と呼ばれる新幹線です。正式名は「新幹線電気軌道総合試験車」といいます。
新幹線は非常に高速で走るため、少しの異常が大きな事故につながりかねません。線路や電気設備に異常がないか、実際に走りながら点検を行うことがドクターイエローの役割です。
ドクターイエローは滅多に見られないことから、幸せを運ぶ新幹線とも呼ばれています。レア感がより人気を高める理由の1つです。
新幹線は非常に高速で走るため、少しの異常が大きな事故につながりかねません。線路や電気設備に異常がないか、実際に走りながら点検を行うことがドクターイエローの役割です。
ドクターイエローは滅多に見られないことから、幸せを運ぶ新幹線とも呼ばれています。レア感がより人気を高める理由の1つです。
どうして黄色い車体なの?
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黄色い新幹線はドクターイエロー以外には存在しません。普段乗る新幹線と違う色にすることで、一般の人が乗り間違えないように、という工夫です。
また、過去に線路や電気設備を点検していた保守作業車も、夜間の作業中も目立つように黄色い車体でした。ドクターイエローもその名残で黄色い車体を受け継いでいるとされています。
また、過去に線路や電気設備を点検していた保守作業車も、夜間の作業中も目立つように黄色い車体でした。ドクターイエローもその名残で黄色い車体を受け継いでいるとされています。
ドクターイエローに乗れるのはどんな人?
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ドクターイエローには一般の人は乗れません。乗れるのは運転士と車掌のほかに、検測員と呼ばれる線路や電気設備の点検をする専門員だけです。
ドクターイエローはJR東海が管轄しています。普段は一般の人が乗ることはできませんが、年に1回程度、JR東海のイベントで一般の人にも乗れるチャンスがあります。子どもから大人まで幅広い層に人気があるため、イベント乗車は激戦です。興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか?
ドクターイエローはJR東海が管轄しています。普段は一般の人が乗ることはできませんが、年に1回程度、JR東海のイベントで一般の人にも乗れるチャンスがあります。子どもから大人まで幅広い層に人気があるため、イベント乗車は激戦です。興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか?
ドクターイエローにはどこで会える?
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滅多に会えないドクターイエローですが月に3回程度走行しているため、チャンスがないわけではありません。10日に1回は見るチャンスがあるというわけです。
気になる走行ルートはJ東京~博多間です。この区間を2日かけて往復しています。
ダイヤは各駅に停車するこだまダイヤと、途中駅を飛ばしながら走行するのぞみダイヤの2種類。のぞみダイヤの方が頻度が高いため、停まっているところを見たいならのぞみの停車駅近くのほうがチャンスがあるかもしれません。
気になる走行ルートはJ東京~博多間です。この区間を2日かけて往復しています。
ダイヤは各駅に停車するこだまダイヤと、途中駅を飛ばしながら走行するのぞみダイヤの2種類。のぞみダイヤの方が頻度が高いため、停まっているところを見たいならのぞみの停車駅近くのほうがチャンスがあるかもしれません。
車内はどうなっているの?
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車両編成は7両で、車内は一般の新幹線の車内とは大きく異なります。乗車を目的としていないため、ほとんどの車両が検測用に作られているのです。
電気検測室や電気測定機器を置いている車両、パンタグラフの観測ドームなどがあります。添乗できる車両は1車両50席のみ。こちらは視察の際などに利用されています。
電気検測室や電気測定機器を置いている車両、パンタグラフの観測ドームなどがあります。添乗できる車両は1車両50席のみ。こちらは視察の際などに利用されています。
特別感こそがドクターイエローの人気の秘密
ボディカラーが他の新幹線とは大きく異なるドクターイエローは、その特別感が人気の秘密です。一般の人が見る機会もなかなかないため、好奇心をそそります。普段見かけることがないドクターイエローに会えると、鉄道ファンでなくても嬉しくなるものです。旅行に行ったときは、お子さまと一緒にドクターイエローを探してみてはいかがでしょうか。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。