離乳食は冷凍保存すると便利
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赤ちゃんが大きくなり、お座りをし始める6~7カ月頃になったら離乳食をスタートしましょう。よだれが増えて、パパママの食事に興味を持つようになることも、スタート時期の目安になります。最初は、とろとろにすりつぶしたおかゆから。少しずつ時期を見て野菜や魚、お肉なども取り入れていきます。
食べる分だけを作るのが基本ですが、毎回いちから作るのは大変ですよね。ある程度作り置きをして冷凍保存すれば、忙しいパパママでも無理なく離乳食を進めることができます。
食べる分だけを作るのが基本ですが、毎回いちから作るのは大変ですよね。ある程度作り置きをして冷凍保存すれば、忙しいパパママでも無理なく離乳食を進めることができます。
離乳食の冷凍方法
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製氷皿に1ブロックずつ離乳食を入れて冷凍する
製氷皿を使うと、使いたい分だけ解凍することができて便利です。違う種類の離乳食も、混ざることなくブロックごとに分けて保存できます。
フタ付きの保存容器で冷凍する
フタがついた保存容器なら、密閉されて衛生的にも安心です。冷凍保存に対応した容器なのかをよく確認してから使うようにしましょう。
ラップで小分けに包んで冷凍する
ラップに小分けにして包んでおくと、製氷皿と同様に使いたい量だけを解凍できます。ラップのみでフリージングすると、ほかの食材の匂いなどが移ることもあるので注意。小分けに包んだ離乳食は、チャックつきポリ袋やフタつきの容器にまとめて入れておきましょう。
冷凍した離乳食の保存期間
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冷凍すると保存期間を延ばすことができますが、長期間放置するのは危険です。離乳食は水分量が多く、雑菌などが繁殖しやすいので注意しましょう。保存期間の目安は、1週間以内。その期間中に食べ終えられる量を調理して、できるだけ早めに使い切るようにしてください。
また、すりつぶした状態の離乳食はいつ作ったものなのか、どんな食材なのか、分からなくなってしまうこともあります。冷凍保存した日付、食材の名前を保存容器にメモしておくと安心です。
また、すりつぶした状態の離乳食はいつ作ったものなのか、どんな食材なのか、分からなくなってしまうこともあります。冷凍保存した日付、食材の名前を保存容器にメモしておくと安心です。
冷凍した離乳食を解凍するときのポイント
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電子レンジで解凍するときのポイント
手軽に食材が解凍できる電子レンジ。時間もかからず便利ですが、使う食材によっては解凍ムラができてしまうこともあります。気になる場合はこまめにかきまぜながら加熱してみましょう。
また、加熱しすぎるとカラカラに乾燥してしまったり、固くなったりすることもあるので気をつけてください。
また、加熱しすぎるとカラカラに乾燥してしまったり、固くなったりすることもあるので気をつけてください。
湯せん解凍するときのポイント
湯せんでの解凍は少し手間がかかりますが、火の通しすぎや解凍ムラが出にくい方法です。沸かしたお湯をボウルなどに注いで、その中に離乳食の保存容器を入れて解凍しましょう。茹で野菜などの場合は、スープやお味噌汁などの中に直接入れて加熱すれば、手軽に解凍できます。
冷凍保存向きの離乳食
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離乳食初期:おかゆ
最初の離乳食は、基本の10倍がゆから始めましょう。生米から作る方法は時間がかかりますが、とてもおいしく仕上がります。
【材料】
米 1カップ
水 10カップ
【作り方】
1.鍋に、洗って水気を切った米と水を入れます。
2.30分ほど米を浸水させてから強火にかけましょう。沸騰したら弱火にして、フタをしてから40分ほど煮ます。フタを少しずらしておくと吹きこぼれを防ぐことができます。
3.火を止めてから10分ほど蒸らしましょう。
4.すり鉢でつぶしてペースト状にするか、裏ごしをして完成です。
冷凍するときは製氷皿に小分けにして、フタかラップをして冷凍庫へ入れます。完全に凍ったら取り出し、チャックつきポリ袋やフタつきの容器などに入れて保管しましょう。
【材料】
米 1カップ
水 10カップ
【作り方】
1.鍋に、洗って水気を切った米と水を入れます。
2.30分ほど米を浸水させてから強火にかけましょう。沸騰したら弱火にして、フタをしてから40分ほど煮ます。フタを少しずらしておくと吹きこぼれを防ぐことができます。
3.火を止めてから10分ほど蒸らしましょう。
4.すり鉢でつぶしてペースト状にするか、裏ごしをして完成です。
冷凍するときは製氷皿に小分けにして、フタかラップをして冷凍庫へ入れます。完全に凍ったら取り出し、チャックつきポリ袋やフタつきの容器などに入れて保管しましょう。
離乳食中期:バナナ&リンゴ煮
赤ちゃんの大好きなバナナとリンゴを使った離乳食です。デザートやおやつに食べるのもおすすめです。
【材料】
リンゴ 4分の1
バナナ 3分の1
【作り方】
1.材料を細かく刻みます。
2.鍋にリンゴとリンゴが浸るくらいの水を入れて火にかけましょう。
3.リンゴが柔らかくなったらバナナを入れて少し煮てください。
4.すり鉢ですりつぶして完成です。
リンゴとバナナ、それぞれを別に冷凍保存する場合は、リンゴは茹でてすりつぶした状態まで調理。バナナはジップロックなどに入れ、平らにつぶした状態で凍らせておくとよいでしょう。
【材料】
リンゴ 4分の1
バナナ 3分の1
【作り方】
1.材料を細かく刻みます。
2.鍋にリンゴとリンゴが浸るくらいの水を入れて火にかけましょう。
3.リンゴが柔らかくなったらバナナを入れて少し煮てください。
4.すり鉢ですりつぶして完成です。
リンゴとバナナ、それぞれを別に冷凍保存する場合は、リンゴは茹でてすりつぶした状態まで調理。バナナはジップロックなどに入れ、平らにつぶした状態で凍らせておくとよいでしょう。
離乳食後期:うどん
和風だしの風味がおいしいうどん。野菜やお肉も、小さく刻めば安全に食べてもらえます。
【材料】
茹でうどん 60g~90g(月齢によって調整)
和風だし 120cc
水溶き片栗粉 適量
豚肉、キャベツ、にんじん 月齢に応じたお好みの量
1.鍋に野菜と肉を入れて火にかけます。お肉やにんじんなどの硬い野菜に火が通ったら、うどんを入れてください。
2.具材が柔らかくなったら、水溶き片栗粉を入れてとろみをつけましょう。お好みで仕上げに醤油を少量たらしてもおいしいです。
うどんは下茹でをして短く切ったうえで冷凍しておくと、凍った状態でそのまま煮込むことができて便利です。
【材料】
茹でうどん 60g~90g(月齢によって調整)
和風だし 120cc
水溶き片栗粉 適量
豚肉、キャベツ、にんじん 月齢に応じたお好みの量
1.鍋に野菜と肉を入れて火にかけます。お肉やにんじんなどの硬い野菜に火が通ったら、うどんを入れてください。
2.具材が柔らかくなったら、水溶き片栗粉を入れてとろみをつけましょう。お好みで仕上げに醤油を少量たらしてもおいしいです。
うどんは下茹でをして短く切ったうえで冷凍しておくと、凍った状態でそのまま煮込むことができて便利です。
離乳食完了期:ハンバーグ
豆腐がたっぷりと入った、フワフワで柔らかいハンバーグです。野菜をすりおろしたり細かく切ったりして加えているため、栄養価も十分。一度にまとめて数食分作っておけば、ロコモコ丼などにアレンジもできます。
【材料】
にんじん 5g
ほうれん草 1枚
絹ごし豆腐 30g
鶏ひき肉 20g
サラダ油 適量
【作り方】
1.まずは下ごしらえをします。にんじんはすりおろし、ほうれん草は茹でて細かく切っておきます。
2.ボウルに水をよく切った絹ごし豆腐、鶏ひき肉、にんじん、ほうれん草を入れて練りましょう。
3.生地を丸めたら、サラダ油少量を入れたフライパンで両面焼いて完成です。
ハンバーグはよく火を通してから冷凍保存します。加熱は電子レンジでOK。材料は月齢によって量を調整してあげてください。
【材料】
にんじん 5g
ほうれん草 1枚
絹ごし豆腐 30g
鶏ひき肉 20g
サラダ油 適量
【作り方】
1.まずは下ごしらえをします。にんじんはすりおろし、ほうれん草は茹でて細かく切っておきます。
2.ボウルに水をよく切った絹ごし豆腐、鶏ひき肉、にんじん、ほうれん草を入れて練りましょう。
3.生地を丸めたら、サラダ油少量を入れたフライパンで両面焼いて完成です。
ハンバーグはよく火を通してから冷凍保存します。加熱は電子レンジでOK。材料は月齢によって量を調整してあげてください。
離乳食を通じて食べる楽しさを教えてあげよう
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赤ちゃんにとって、離乳食はミルクやおっぱい以外の初めての食事です。パパママが作って、笑顔で食べさせてあげることで食べることの楽しさを学んでいきます。冷凍保存した離乳食を活用して上手に手間を省きながら、ライフスタイルにあわせてゆったり進めていきましょう。
(監修:管理栄養士 佐藤まゆこ )
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。