「いろはかるた」とは
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「いろはかるた」とは、「いろはにほへと ちるぬるを……」といったいろは歌のかな47文字に「京」をプラスし、48文字を頭文字にした、ことわざや教訓を記したかるたです。いろはかるたは地方により違いがあり、一番有名なものだと「江戸かるた」。ほかにも京都や大阪、尾張といった地方独自のかるたがあります。
地域によって使われていることわざの内容に違いがあるため、比べてみても面白そうです。昔はお正月の遊びといえば、いろはかるたが定番でした。現在では正統派で古風なもの、人気キャラクターをあしらったものなど、さまざまな商品が市販されています。
にほんごであそぼ いろはかるた
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商品名:にほんごであそぼ いろはかるた
発売元:奥野かるた店
NHK教育テレビ『にほんごであそぼ』のいろはかるたです。『声に出して読みたい日本語』『読解力』などの著書で知られる齋藤孝氏が監修した、子どもたちに伝えたいことわざが詰め込まれています。
シンプルでどこかモダンな雰囲気のイラストは、グラフィックデザイナーの仲條正義氏が手がけました。「ほう ほう ほたるこい」「みちのくのははのいのちをひとめみん」と、ついつい声に出したくなる読み札ばかりで、大人も一緒に楽しめます。
江戸いろはかるた
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商品名:江戸いろはかるた
発売元:大石天狗堂
江戸時代から遊ばれている、正統派とも言えるいろはかるたです。現在では意味が通じないようなことわざに関しては、ほかの表現に変更されています。それでも昔ながらの言葉遊びを体験でき、日本語の面白さ、美しさを感じられるでしょう。
日本画家の渡辺妙子氏が描いた絵柄が親しみやすく、子どももゲーム感覚で取り組めます。
いろはかるた
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商品名:いろはかるた
発売元:エンゼルトランプ
3歳から遊べる、昔ながらのいろはかるたです。絵柄は百人一首で使用されているものを採用し、レトロ感がある本格仕様。解説書といろは表が付属しているので、親子で一緒に昔の文化を理解しながら遊ぶことができます。
しっかりとした厚みのある紙で作られており、子どもが扱ってもボロボロになりにくいのが嬉しいポイント。ことわざは語呂がよく、子どもが読み手になって楽しむこともできます。
きりえかるた江戸いろは 児童版
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商品名:きりえかるた江戸いろは 児童版
発売元:新泉社
発売から40年というロングセラーのいろはかるたです。きりえ作家の滝平二郎氏が描く絵札は、子どもの頃遊んだことがあるというパパママもいるのではないでしょうか。通常版とことわざの内容には変わりありませんが、「児童版」のほうは札が子どもの手のサイズに合わせて、やや小さめになっています。
漢字にはふりがながふってあるため、パパママと子どもで読み手・取り手を交換しながら遊んでみてください。
ゲゲゲの鬼太郎いろはかるた
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商品名:ゲゲゲの鬼太郎いろはかるた
発売元:妖怪舎
『ゲゲゲの鬼太郎』の独特な世界観が楽しめる、変わり種のいろはかるたです。ちょっと怖い世界をのぞいてみたい、妖怪に興味津々の子どもたちなら喜んで遊んでくれるでしょう。水木しげる先生の描くユーモラスな妖怪たちと一緒に、楽しく日本語の勉強ができます。
妖怪解説書もついていて、大人でもなかなか楽しいボリューミーな内容。札の素材は少し薄めなので、おもちゃを大事に扱えるようになる5、6歳頃のお子さまにおすすめです。
家族みんなでかるた遊びをしよう!
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かるたのルールは単純ですが、大人でもつい本気になって楽しんでしまう魅力があります。古くから日本の子どもたちに親しまれてきたいろはかるたは、楽しみながら言葉遊びをするのにぴったり。ぜひ親子でことわざの意味を調べながら、日本語の面白さに触れてみましょう。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。