2018年6月3日 公開

【実体験】子どものスポーツの習い事がパパに好影響を与える!?

パパが子育てに非協力的だと悩むママ必見!わが家のパパは、積極的に子育てに参加するパパではありませんでした。でも、長男がサッカー部に入ってからは、少しずつ協力的に。その要因とパパの変貌ぶり、スポーツの習い事がパパにどのような影響を与えたのかについてお話します!

子育てに非協力だったわが家のパパ……

Africa Studio / Shutterstock.com
わが家のパパは、育児にずっと非協力的でした。子どもが産まれても、自分の時間が優先。休日の朝は、子どもが起きても昼前まで自室に閉じこもり、一人だけ寝ていることもしばしば。長男が3歳になるまで、お風呂に入れたこともありませんでした。

パパにしてみれば、「何をしていいかわからない。何か手伝おうとしても、いつもママがすでにやっていたからだ」と。でも、筆者からお願いすると、イヤイヤ感満載でした。そんな状況のため、平日も休日もワンオペ育児が続く毎日……。

さらに、子どもと一緒に遊ぶといえば、ゲームが中心。そのせいで、わが家の子どもは、大のゲーム好きになりました。外遊びに連れ出すようにお願いしても、30分で帰ってくるというありさまです。

次第に、パパに期待するのは、無理だとあきらめムードに……。しかし、そんなパパでも、長男が小学校1年生にサッカー部へ入ってから、少しずつ変化してきました。

習い事がきっかけで、積極的に育児に関わりはじめた!

Rawpixel.com / Shutterstock.com
長男がサッカーをはじめてから、パパに何度か付き添ってもらいました。練習や試合を見るなかで、子どもの成長や一生懸命がんばる姿を見ることに楽しさを感じたのか、いつの間にか率先して付き添うようになりました。

小学校低学年くらいまでなら、サッカー未経験でも子どもの相手になることや、基本的な技術を教えることができるパパは多いはずです。サッカーに限らず、野球やバスケ、テニスなどでも同じではないでしょうか。

長い時間、子どもとどうやって過ごしたらいいのかわからなかったわが家のパパも、息子のサッカーを楽しみ、上達するという親子の共通の目的ができたため、子どもと有意義な時間を長く過ごせるようになりました。

休日には遅くまで寝ていたパパが、朝早く起きて応援に出かけることも増えました。筆者も一緒に行くこともありますが、行かないときはその間に家事がはかどり、育児と家事の分担ができるようになりました。

パパ友ができ、刺激を受ける!

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コーチ陣やスタッフが手厚くサポートするクラブチームとは違い、学校を拠点に活動するサッカー部だったため、親のサポートが必須でした。また、サッカーはチームプレーのため、同じ目標に向かってがんばる子どもを持つパパ同士、共通の話題が多く、仲が深まるのは当然のこと。

どちらかというと人見知りのパパですが、他のパパと話すことも多くなり、パパたちで飲みに行くようにもなりました。運動会や参観日などの学校行事でも、話し相手ができ、楽しそうに過ごす光景も見られるように。

筆者が「〇〇くんのパパは、とても子育てに協力的だよ」と、どれだけ話しても、聞く耳を持たなかったわが家のパパ。実際に、他のパパが子どもと関わる姿をみると刺激を受けた様子で、わが子だけでなくチームの子どもたちも含めて、お世話をするようになりました。

子どもとの話題が増えた

George Rudy / Shutterstock.com
パパが子どもと話すことといえば、これまでゲームの話題が多かったのですが、サッカーをはじめてからは違ってきました。

試合前には目標について、試合後には結果について良かった点や悪かった点について話しています。筆者の言葉よりもパパの言葉の方がささるようで、長男はよく話を聞いている様子。

話題はサッカーだけにとどまらず、早く走れるようになるにはどうしたらいいか、体をやわらかくするにはどうしたらいいかなど、パパ自身が小さいころに野球部だったこともあり、長男と熱心に向き合うようになりました。

夫婦の会話も増え、よき相談者に!

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息子のサッカーが上達するために親ができることについて、夫婦でも話すことが増えました。技術だけではなく、サッカーを通してメンタル面を強くすることについても同様。同じチームの子どもの話、他のチームやコーチの話など、サッカーに関連する話題は、今でも絶えません。

サッカーに関していうと、筆者だけが見ていることではなく、パパ自身も見ていることのため、同じ立場で話ができるのは大きなメリットです。またサッカーチームでは、同じ小学校に通う子どもも多く、何かトラブルがあった場合など、筆者にとってパパはよき相談者となっています。

サッカーをはじめた長男に感謝!

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長男がサッカー部に入っていなかったら、パパは父親としての自覚が芽生えることなく、夫婦の会話も日に日に減少していたかもしれません。また、なかなかできにくいパパ友が作れたことも、意義がありました。

子どもたちが同じ目的を持ち、同じ目標に向かって活動する習い事。さらに、パパママの両方がサポートできるスポーツの習い事は、たくさんのメリットがあります。パパママの負担が大きいのは事実ですが、それを超える充実感を子どもと一緒に味わうことができます。

もし、育児に非協力的なパパに悩んでいる方ママがいたら、子どもにスポーツの習い事をはじめてもらうのも一手段かもしれません。できれば個人プレーよりもチームプレーの方が、おすすめですよ。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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Kayoko* Kayoko*  千葉県在住。9歳と6歳の男児を持つママライター。得意ジャンルは育児、料理、ディズニー、ときどきお酒。大学では心理学を専攻。ただいま、スムージーダイエットに奮闘中!