2018年12月2日 公開

餅つきのやり方・手順をご紹介!臼と杵はどうやって準備する?

お餅はやっぱり、つきたてが一番。臼と杵を使った本格的な餅つきは、幼稚園や地域のイベントで経験したことがある方も多いのではないでしょうか。しかし家でやるとなると、やり方や手順は分からないことだらけ。こちらでは自宅でできる餅つきの正しいやり方、手順をご紹介します。

まずは道具を揃えよう

まずは道具の準備です。餅つきに必要な道具を揃えましょう。

・臼
・杵
・もち米(臼の大きさに合わせますが目安として大人1人=1合)
・蒸し器(もち米を蒸すため)
・ボール
・しゃもじ
・餅とり粉(片栗粉)
・お好みのトッピング

どう蒸すかなど、状況によってはこれ以外に必要になるものもあります。事前に餅つきのシュミレーションをしておくと、使う道具の想像がつきやすいはずです。

臼や杵はレンタルできる

餅つきを毎年やる予定があるご家庭は、思い切って購入してしまうのも良いかもしれません。しかし収納に場所をとるうえに、「毎年やるかどうかはわからない」という方も多いはず。そんなときは、ぜひレンタルを利用してみましょう。

前日に準備しておきたいこと

もち米は前日から準備が必要になるため、購入は前々日までに済ませておきます。

前日にはもち米をといでおきましょう。とぎ方は、一般的なお米と同じやり方で問題ありません。といだあとは、水に浸しておきます。基本は6~8時間ぐらいですが、冬は12時間以上浸しておくのがベターです。

臼と杵に水を吸わせておこう

臼と杵が木製の場合は、前日から水を吸わせておくことで、割れにくくなります。購入またはレンタルをした場合、前日から臼に水を張って杵も一緒につけておいたり、水を張ったボウルに入れたりして水を吸わせておきましょう。

当日は最初にもち米をザルにあげ蒸す

当日の最初にやることは、浸しておいたもち米をザルにあげ、水分を切っておくこと。蒸し始める1時間ぐらい前にはあげておきましょう。

次にもち米を蒸しはじめます。蒸し器の大きさやもち米の量などによって蒸し時間は変わりますが、20分~1時間程度を見込んでおくと安心です。

臼と杵はお湯で温めておく

もち米を蒸している間に臼と杵をつけておいた水を捨て、熱湯につけます。もち米が蒸しあがる直前にこのお湯を捨て、清潔なふきんなどで水気をとっておいてください。

蒸しあがったもち米を臼に移しいよいよ開始!

もち米が蒸しあがったら、そのまま臼に移します。ついているうちに杵に餅がつくことがあるので、それを防ぐためのお湯と、返し手の人が使用するためのお湯をそれぞれ用意しましょう。

杵を使ってもち米を押しながら、粒がなくなるようグイグイと潰します。ある程度つぶれてきたら、いよいよ餅つき開始。なるべく真ん中をめがけて、力を入れすぎないことがポイントです。餅が均等につけるよう、返しながら息を合わせて餅つきをします。

餅がなめらかになり、粒々がみえなくなってきたら完成です。餅取り粉などを使いながら、好きなように形を整えて食べましょう。

手間をかけた分だけおいしくなる

つきたてのお餅のおいしさは格別です。3歳~くらいからは子どもにも食べさせてOK。よく噛むように教えたうえで、小さく切って取り分けてあげてください。自宅で作るのは手間がかかりますが、そのぶんおいしく感じられますよ。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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Lei Lei  東京生まれ北関東在住の男子2人のママです。フリーライターをしております。自由すぎる男子たちに振り回されながらマイペースで子育てしてます。