2016年5月23日 公開

気分はホームステイ! Airbnbで夏の家族旅行を楽しもう!

夏休みの予定は決まってますか? 「わが家は毎年このホテル」という人も、今年は「Airbnb(エアビーアンドビー)で民泊」も候補に入れてみてはどうでしょう? いつもとは違った旅の風景は新鮮な感動を与えてくれます。子どもにとってもきっと価値のある体験になりますよ。

民泊のトップランナー! Airbnbって?

民泊は、ホームシェアともいわれ、シェア・エコノミーの流れをくむビジネスです。
そのシステムは、個人が所有する物件を旅行者などに宿泊場所として提供するというもの。
Airbnbは民泊業界のトップランナーで、同社が仲介する物件は192カ国80万件以上にのぼります。
世界の国数は196カ国ですから、Airbnbを利用すればほぼすべての国で民泊が可能です。

子どもと一緒にドキドキのホームステイ体験!

民泊の宿は大きく分けて2種類あります。
誰も住んでいない空き物件(別荘やアパートの一室など)を宿泊先として提供する場合と、現に人が住んでいる物件の一室を宿泊先として提供する場合です。
お子さまにホームステイ体験をさせたい場合にオススメなのは後者。
他人が生活している空間にお邪魔して、一緒にご飯を食べたり、その家の子どもと遊んだり……。
たとえわずかな時間でも、家族以外との共同生活は子どもの記憶に長く残ることでしょう。

ホームステイにオススメは「シェアルーム」と「個室」

Airbnbは貸し出される部屋のタイプが3つに区別されます。

〈シェアルーム〉
寝室やキッチンなど建物すべてをシェアします。
シェアする相手はホストとは限りません。世界中を旅するバックパッカーと同じ部屋に寝泊りして土産話を聞かせてもらうのも面白いですね。

〈個室〉
寝室のみ専用空間で、それ以外は共用です。
知らない人がいると眠れない子どもがいる場合はこのタイプがオススメ。

〈まるまる貸切〉
アパートや一軒家など一つの建物を独占できるタイプです。
ホストや他の利用客がいないのでホームステイ体験には適していません。

掲載情報を熟読して不安を解消!

「個人宅って安全面とか大丈夫?」と不安に思いますよね。
Airbnbではすべての物件について、宿の情報、ホストの身分証明、利用者による率直なレビューなど、さまざまな付属情報を掲載しています。
「ホームステイ体験したい!」という場合に役立つのがレビュー欄。
快適な滞在になるか否かは最終的にはホストの人柄次第。
民泊に慣れている欧米の利用客のレビューは、ホストの人柄についても書いているものが多いので参考になります。

予約前にホストに確認 「子ども連れOK?」

Airbnbの最大の特徴は「宿を提供する相手をホストが自由に決定できる」ということ。
Airbnbには「ホストに連絡」という機能がついており、メールやSNS経由でホストと直接意思疎通できるので活用しましょう。
予約ボタンを押す前に、「小さな子ども連れだけど大丈夫?」などと確認を取っておけば安心です。
結果として「子ども連れはダメ」と断られる場合もあるでしょうが、現地でドタキャンされるよりはマシですよね。

「適度な緊張」が子どもの心を強くする

民泊は個人宅に宿泊することから「利用者のモラル」が強く求められます。
旅行だからといって完全にリラックスするのではなく、適度な緊張感のある体験をさせるのも、子どもの情操教育にとっては価値のあることです。
夏休みの思い出に、Airbnbで子どもと一緒にホームステイ体験、いかがですか?
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

takutaku takutaku  雑誌の編集を経験後、フリーライターとして活動しています。