クリスマスにお正月!オランダのお休み事情
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pixabay.com
オランダの学校は、クリスマスイブから2週間程度の長い休みに入ります。企業はクリスマスの25日、セカンドクリスマスの26日は休暇になることが一般的で、大型スーパーなどもクリスマスは閉店します。みなさん、クリスマスは家族で過ごすことが多いようです。
一方、【年末年始のお休みは元旦のみ】という会社が多く、オランダはキリスト教圏だということを実感します。
一方、【年末年始のお休みは元旦のみ】という会社が多く、オランダはキリスト教圏だということを実感します。
爆竹、花火、DJイベントで派手にお祝い
Happy New Year 2017 in DenHaag Netherlands
2016年大晦日、筆者の家の前の様子です。
via www.youtube.com
オランダでの花火や爆竹の使用は、厳しく制限されています。一年を通して、12月29日から31日までしか購入することができず、使用してよいのは12月31日大晦日の夜10時から1月1日元旦の深夜2時までのたった4時間と限定的です。
大晦日の夜は、町中で爆竹が鳴り、花火が打ち上げられます。筆者の住むエリアでは、煙で前が見えなくなるほど(室内にも煙が入ってきます)で、車やベンチが燃えることも……。とても寝ていられる状態ではありません。打ち上げ花火も上がり、賑やかな年越しです。
オランダといえばDJ文化も盛ん。各地のパブやクラブ、ライブハウスなどではイベントがあり、お酒を飲んで踊りながら年越しを迎えます。
大晦日の夜は、町中で爆竹が鳴り、花火が打ち上げられます。筆者の住むエリアでは、煙で前が見えなくなるほど(室内にも煙が入ってきます)で、車やベンチが燃えることも……。とても寝ていられる状態ではありません。打ち上げ花火も上がり、賑やかな年越しです。
オランダといえばDJ文化も盛ん。各地のパブやクラブ、ライブハウスなどではイベントがあり、お酒を飲んで踊りながら年越しを迎えます。
ギネス級の大騒ぎ!年越しはビーチへ
筆者の住むデンハーグにあるスヘフェニンゲンビーチは、ヨーロッパでも有数の観光地。寒い年末年始も、大変賑わいます。
大手スープ会社の主催する元旦寒中水泳大会では、毎年1万人前後の人が参加し、思い思いのスタイルで海に飛び込みます。オランダの12月、1月の平均最高気温は5度程度ですから、大変寒い中でのイベントです。
大手スープ会社の主催する元旦寒中水泳大会では、毎年1万人前後の人が参加し、思い思いのスタイルで海に飛び込みます。オランダの12月、1月の平均最高気温は5度程度ですから、大変寒い中でのイベントです。
Bonfire Scheveningen 2016-2017 NYE Event (Official Aftermovie)
via www.youtube.com
また、同じビーチで、超大型のたき火があります。数日前からパレットをクレーンで積み上げ、そのサイズはギネスに認定されたほど。オランダの年越しは、まさにお祭り騒ぎといった印象です。
Unox Nieuwjaarsduik: We gaan weer duiken!

Het is weer bijna tijd om het koude water te trotseren. Doe op 1 januari mee met één van de vele Unox Nieuwjaarsduiken en begin het nieuwe jaar goed!
Vreugdevuur Scheveningen 2016 / 2017 I New website online!

Vreugdevuur Scheveningen, 's werelds grootste vreugdevuur en nationaal erfgoed op het strand van Scheveningen!
オランダの年末年始限定スイーツといえばオリボーレン
11月になると、町中に登場するきらびやかな屋台があります。オランダ式のドーナツ「オリボーレン」を販売する屋台です。
オリボーレンは日本語に直訳すると「油の玉」。イーストの風味のする、ふわふわとした丸いげんこつ大の揚げドーナツ(揚げパン)で、このオリボーレンが今世界中に流通しているドーナツの元祖とのこと。
「魔除けのために」油をたっぷり使ったオリボーレンを食べるといわれており、空気が乾燥し、寒さの厳しいこの時期にアツアツ揚げたてのオリボーレンを食べると、元気が出る!のかもしれません。
自宅でつくるという人もいるので、この時期のスーパーには、オリボーレンのミックス粉が販売されています。
年越しそばのように、大晦日の夜にも必ず食べられるオリボーレン、オランダに年末年始に訪れた際にはぜひお試しくださいね。
オリボーレンは日本語に直訳すると「油の玉」。イーストの風味のする、ふわふわとした丸いげんこつ大の揚げドーナツ(揚げパン)で、このオリボーレンが今世界中に流通しているドーナツの元祖とのこと。
「魔除けのために」油をたっぷり使ったオリボーレンを食べるといわれており、空気が乾燥し、寒さの厳しいこの時期にアツアツ揚げたてのオリボーレンを食べると、元気が出る!のかもしれません。
自宅でつくるという人もいるので、この時期のスーパーには、オリボーレンのミックス粉が販売されています。
年越しそばのように、大晦日の夜にも必ず食べられるオリボーレン、オランダに年末年始に訪れた際にはぜひお試しくださいね。
最後に
寒い冬を吹き飛ばすオランダのお祭り騒ぎの年末年始。どんより曇っていたり、雨のよく降る時期でもあるので、「よく食べよく飲みよく喋る!」「人と集い、笑うこと」がオランダ人の元気の源になっているようです。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。