もくもくと空高くひろがる「入道雲」の名前の由来は?
via
pixabay.com
入道雲は、正式には雄大積雲と言い、雷雲になる前の状態を指します。地面で温められた空気が勢いよく吹き上がり、上空の冷えた空気とまじりあって雲が生まれます。
入道雲は、「入道のような雲」という意味で、入道とはお坊さんのことです。でもこの場合は本当のお坊さんではなく、お坊さんの姿をした巨大な妖怪のことを言います。
昔の人は、もくもくと空高く立ちのぼる大きな雲が、まるで巨大な妖怪の姿のように見えたのでしょう。
入道雲は、「入道のような雲」という意味で、入道とはお坊さんのことです。でもこの場合は本当のお坊さんではなく、お坊さんの姿をした巨大な妖怪のことを言います。
昔の人は、もくもくと空高く立ちのぼる大きな雲が、まるで巨大な妖怪の姿のように見えたのでしょう。
雷は、おへそが大好物の怖い神様?
via
pixabay.com
雷とは、雲と雲との間、または雲と大地との間に生じる光と音を発生する放電現象のことを言います。言葉の由来は、「神鳴り」で、これは音の発生源が、太鼓を鳴らしている神様だと信じられていたからです。
この神様は雷神と呼ばれ、虎の皮のふんどしをしめた鬼のような姿していて、太鼓を打ち鳴らしています。実はこの雷神様は、人間のおへそが大好物なのだとか。「 雷が鳴ったからおへそを隠しなさい」と言われるゆえんはこの伝承にあるのです。
科学的に考えると、夏場に雷が鳴るときは急に気温が下がるため、親が子どもに風邪をひかせないように雷神様をダシに使った……というところでしょうか。昔の人の生活の知恵が今もなお、こういうところに息づいているのですね。
雷が聞こえたら、
「ほら、雷様におへそを食べられちゃうから、早くおなかをしまってね!」
「え!?おへそを食べちゃうの!?」
親子で、そんな会話をしてみるのも楽しいですよ。
この神様は雷神と呼ばれ、虎の皮のふんどしをしめた鬼のような姿していて、太鼓を打ち鳴らしています。実はこの雷神様は、人間のおへそが大好物なのだとか。「 雷が鳴ったからおへそを隠しなさい」と言われるゆえんはこの伝承にあるのです。
科学的に考えると、夏場に雷が鳴るときは急に気温が下がるため、親が子どもに風邪をひかせないように雷神様をダシに使った……というところでしょうか。昔の人の生活の知恵が今もなお、こういうところに息づいているのですね。
雷が聞こえたら、
「ほら、雷様におへそを食べられちゃうから、早くおなかをしまってね!」
「え!?おへそを食べちゃうの!?」
親子で、そんな会話をしてみるのも楽しいですよ。
雷神さまが降臨!?夕立の語源は?
via
pixabay.com
夕立は、夏の夕方に見られる急に激しい雨が降りだすことを言います。
雷を伴うことが多いため、雷神が降臨することを夕立と呼んだという説もあります。
やはり、夏の天気と雷神様は切っても切れない関係にあるようです。
雷を伴うことが多いため、雷神が降臨することを夕立と呼んだという説もあります。
やはり、夏の天気と雷神様は切っても切れない関係にあるようです。
「熱帯夜」は、天気ことばの期待のルーキー!
via
pixabay.com
熱帯夜は、気象庁の用語で「夜間の最低気温が摂氏25度以上」のことを言います。
新しい造語なので天気ことばのルーキーといったところですね。
新しい造語なので天気ことばのルーキーといったところですね。
ムシムシとしたきびしい残暑。大歓迎なのは?
via
pixabay.com
残暑は、暦の上では秋でも残る暑さのことを言います。
人間にとってはうんざりな暑さも、稲作にとっては大歓迎のありがたい自然の恵み。
自然とはよくできているもので、おいしいお米を作るためにはこの暑さが必要なのです。
人間にとってはうんざりな暑さも、稲作にとっては大歓迎のありがたい自然の恵み。
自然とはよくできているもので、おいしいお米を作るためにはこの暑さが必要なのです。
天気ことばで楽しい会話!親子で語彙の幅を広げてみましょう!
いかがでしたか。今回は8月の天気ことばの意味や由来についてご紹介しましたが、天気に限らず毎日の暮らしの中には、たくさんの言葉があります。
そしてその言葉には、いろいろな由来や伝承が隠されているかもしれません。
そんな言葉の秘密をテーマにしてお子さまとコミュニケーションを取りながら、親子で語彙の幅を広げていくのも楽しいですよ。
そしてその言葉には、いろいろな由来や伝承が隠されているかもしれません。
そんな言葉の秘密をテーマにしてお子さまとコミュニケーションを取りながら、親子で語彙の幅を広げていくのも楽しいですよ。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。