冷たい北風が吹いたらそれは「木枯らし」
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「木枯らし」と言う言葉はよく耳にしますが、実は源氏物語にも「こがらし」という言葉がでてきます。1000年も前から日本で使われている言葉であることがわかりますね。
現在では、太平洋側の地域で晩秋から初冬(11月頃)に吹く、北寄りの冷たい強い風(風速8m/s以上)のことを呼び、春一番と同じように、季節の変わり目を告げる言葉として使われています。
強い北風がピューっと吹いたり、落ち葉が舞い上がったりする様子を見たら「木枯らし吹いたね。もうすぐ冬になるね。」などとお子さまとお話しされてはいかがでしょうか。
現在では、太平洋側の地域で晩秋から初冬(11月頃)に吹く、北寄りの冷たい強い風(風速8m/s以上)のことを呼び、春一番と同じように、季節の変わり目を告げる言葉として使われています。
強い北風がピューっと吹いたり、落ち葉が舞い上がったりする様子を見たら「木枯らし吹いたね。もうすぐ冬になるね。」などとお子さまとお話しされてはいかがでしょうか。
スコンと落ちる夕日を表す「秋の日はつるべ落とし」
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秋になると日が短くなります。きれいな夕焼けだなと思っていたらあっという間に日は落ちて、暗くなってしまいます。そんな様子を表したのが「秋の日はつるべ落とし」という言葉です。
つるべ(釣瓶)とは井戸で使う縄の先につけている桶のことをいいます。井戸につるべを落としたときのように、スルスルと日が暮れる様子を表しています。
友達と出かけるというお子さまに「秋の日はつるべおとしだから、早く帰ってくるのよ。」と声をかけてあげるとお子さまの印象に残りそうですね。
つるべ(釣瓶)とは井戸で使う縄の先につけている桶のことをいいます。井戸につるべを落としたときのように、スルスルと日が暮れる様子を表しています。
友達と出かけるというお子さまに「秋の日はつるべおとしだから、早く帰ってくるのよ。」と声をかけてあげるとお子さまの印象に残りそうですね。
親子で音も楽しみましょう「初霜」
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その年の秋から冬にかけてはじめておりる霜のことを「初霜」といいます。道端や空き地の草が白く固まって、踏むとパリパリ音がすることも。
朝夕の気温がうんと低くなったときが狙い目ですので、朝に保育園へ送って行く場合などに、気をつけて探してみては?そして、初霜を見つけたら、親子で踏む競争をすると楽しいですよ。足で踏んだときの「パリパリ」とした感触と音が面白いので、大人も子どもも夢中になってしまいます。
朝夕の気温がうんと低くなったときが狙い目ですので、朝に保育園へ送って行く場合などに、気をつけて探してみては?そして、初霜を見つけたら、親子で踏む競争をすると楽しいですよ。足で踏んだときの「パリパリ」とした感触と音が面白いので、大人も子どもも夢中になってしまいます。
「小春日和」は絶好のピクニック日和
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晩秋から初冬にかけての、移動性高気圧に覆われた穏やかに晴れた日を小春日和(こはるびより)とよびます。
寒い雨が降ったり曇の多い日が続いた次の日、ポカポカ陽気の青空が広がったら「今日は、小春日和だね。どこかにお出かけしちゃおうか。」と話してはいかがでしょう。小春日和はお外遊びのチャンスの日でもあります。
小春とつくことから、冬から春になるときの暖かい日に使う方がいますが、正しくは、晩秋から初冬にかけての時期に使う言葉です。
11月の頃にポカポカ陽気になる小春日和は、北米でも見られる気象現象で、「インディアンサマー」と呼ぶそうです。
寒い雨が降ったり曇の多い日が続いた次の日、ポカポカ陽気の青空が広がったら「今日は、小春日和だね。どこかにお出かけしちゃおうか。」と話してはいかがでしょう。小春日和はお外遊びのチャンスの日でもあります。
小春とつくことから、冬から春になるときの暖かい日に使う方がいますが、正しくは、晩秋から初冬にかけての時期に使う言葉です。
11月の頃にポカポカ陽気になる小春日和は、北米でも見られる気象現象で、「インディアンサマー」と呼ぶそうです。
暖かいとうれしいし、寒くても楽しいのが11月
11月は冬の訪れを感じることが多いので、少しでも暖かいと嬉しい反面、冬の気配を見つけるとそれはそれで楽しみになるものです。季節にピッタリな言葉でその気持ちを表すことができれは素敵だと思いませんか。ぜひ、お子さまに美しい日本語を伝えていきましょう。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。