観察眼や想像力を育む!分解と製作
普段目にしている封筒が、何枚の紙を使って、どうつくられているか?ということを、実際に分解、制作してみる取り組みです。袋型になった四角い封筒の展開図考えることは、注意深く観察する力、想像力を育むことに繋がります。
封筒づくりの材料
【用意するもの】
<材料>
・封筒(今回は2種類の封筒を用意)
・画用紙、コピー用紙など(封筒のサイズにもよりますが、A4~A3ほどのサイズが必要)
<道具>
・ハサミ
・のり
・鉛筆
・マスキングテープ(あれば)
<材料>
・封筒(今回は2種類の封筒を用意)
・画用紙、コピー用紙など(封筒のサイズにもよりますが、A4~A3ほどのサイズが必要)
<道具>
・ハサミ
・のり
・鉛筆
・マスキングテープ(あれば)
ステップ1 封筒を分解してみよう!
封筒を指で丁寧に分解していきます。静かに、少しずつ接着面をはがしていきましょう。
分解すると、1枚の紙から封筒がつくられていることがわかります。また、接着面(のりしろ)部分があることが、展開すると確認できます。
分解すると、1枚の紙から封筒がつくられていることがわかります。また、接着面(のりしろ)部分があることが、展開すると確認できます。
ステップ2 分解した封筒で型を取ろう!
分解した封筒を紙の上に置き、鉛筆でなぞって型を取ります。なぞっている途中にずれてしまうことがあるので、マスキングテープなどで紙に分解した封筒を貼り付けてあげると、小さなお子さまでも作業しやすいです。
ステップ3 切ってのり付け後、組み立てよう!
なぞり終わったら、はさみで切り抜いてのりしろ部分を折り、のり付けをし、組み立てます。
型にした封筒を横に置いて、のりしろの部分を確認しながら折りましょう。薄くのりを付け、組み立てて完成です。
型にした封筒を横に置いて、のりしろの部分を確認しながら折りましょう。薄くのりを付け、組み立てて完成です。
声がけの工夫
封筒を分解する前に、「封筒は何枚の紙でできているでしょうか?」と子どもに質問をしたところ、裏面が観音開きのような仕組みの長形の封筒は「2枚」と答えていました。
はさみで切り抜いたものを組み立てる際、「のりしろ」になる部分をきれいに折り込むことが小さな子どもでは難しいと感じました。一度折ったものを裏返し、きちんと四角になっているか、のりを塗るスペースがあるか、など、随時声がけをして、見本の封筒と比較しながら進めていくとわかりやすいようです。
できあがった封筒に「何を入れたい?」「誰にお手紙を出そうか?」と、封筒の使い道を考える声がけをしてみると、引き続きお絵描きやお手紙書きがはじまりました。
じっくりと時間をかけて遊びたい、雨の日などにおすすめです。
はさみで切り抜いたものを組み立てる際、「のりしろ」になる部分をきれいに折り込むことが小さな子どもでは難しいと感じました。一度折ったものを裏返し、きちんと四角になっているか、のりを塗るスペースがあるか、など、随時声がけをして、見本の封筒と比較しながら進めていくとわかりやすいようです。
できあがった封筒に「何を入れたい?」「誰にお手紙を出そうか?」と、封筒の使い道を考える声がけをしてみると、引き続きお絵描きやお手紙書きがはじまりました。
じっくりと時間をかけて遊びたい、雨の日などにおすすめです。
片付けの工夫
のりを使った工作の際、手やテーブルがべたべたする場合があるので、ウェットティッシュやお手拭きを用意しておいてくださいね。
また、封筒の形に集中できるように、切り抜いた後の紙はその都度片付けて、形が見えやすいように気を配りましょう。
また、封筒の形に集中できるように、切り抜いた後の紙はその都度片付けて、形が見えやすいように気を配りましょう。
まとめ
封筒づくりは、指先の繊細な動きを使ったり、展開図を想像することができる遊びです。
暮らしの中で日々目にするものは、できあがった後も、どう使うか考えることで遊びと学びが拡がります。ぜひじっくり向き合える日のおうち遊びのひとつとして、取り入れてみてくださいね。
暮らしの中で日々目にするものは、できあがった後も、どう使うか考えることで遊びと学びが拡がります。ぜひじっくり向き合える日のおうち遊びのひとつとして、取り入れてみてくださいね。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。