2枚の折り紙で作る手裏剣(しゅりけん)
2枚の折り紙で作る手軽な手裏剣、4つのパーツで作る風車型手裏剣、8つのパーツで作る変形手裏剣・八方手裏剣……。折り紙手裏剣にはいろいろな種類がありますが、こちらでご紹介するのは最も一般的な「2枚の折り紙で作る手裏剣」です。2つのパーツをしっかりと組み合わせることで、よく回り遠くまで飛びます。
簡単な手順で作れるため、小さなお子さまでも完成できるはず。「角を合わせる」「すじに合わせて折り曲げる」といった工程で、巧緻性と集中力を鍛える効果も期待できます。
シンプルな形ゆえ、折り紙の色柄の組み合わせで個性を出すのもおすすめ。黄色×黒・赤×緑・ストライプ×ドットなど、お好みの折り紙を使ってオリジナル手裏剣を作ってみましょう。
手裏剣の材料と作り方
必要な材料は折り紙2枚だけ。今回は黄色と水色の折り紙で作りました。パステルカラー同士ならかわいらしく、モノトーンでクールに、パンチの効いた反対色の組み合わせも良いでしょう。お子さまの好きな色柄で作ればモチベーションもアップします。
折り方
1.黄色の折り紙を半分に折り、さらにもう一度半分に折ります。画像のように十文字のすじがつくはずです。
2.真ん中の線に向かって上下を折り曲げます。
3.中央で内向きに折りましょう。
4.水色の折り紙も同様に1~3の手順で折ります。
5.長方形になった黄色パーツの両端を、三角に折り曲げます。写真のように、左右の折り曲げる向きは逆です。角と端をしっかり合わせて、折り目をしっかりつけましょう。
6.水色パーツも同様に折ります。並べたときに画像のような形になっていれば正解です。
7.黄色パーツを真ん中の折り目に合わせて、上向きに折り上げます。
8.もう片側も真ん中の折り目に合わせて、下向きに折ります。隙間がないようにぴったり合わせてください。
9.画像のような折り目がついていたらオッケーです。
10.水色パーツも同様に、真ん中の折り目に合わせて上下に折ります。
11.こちらも隙間がないようにきちんと折りましょう。
12.このような折り目がつくことになります。
13.水色パーツを上、黄色パーツを下に画像のように配置。黄色パーツは裏返してあります。
14.それぞれのパーツの中央部分を合わせて、画像のように重ねてください。向きに注意しましょう。
15.黄色パーツの三角形部分を折り曲げ、青色パーツに入れ込みます。
16.もう一方の三角形部分も同様に、青色パーツに入れ込みましょう。
17.裏返しにします。
18.水色パーツの三角形部分も黄色パーツに入れ込みましょう。
19.完成です。
20.色の組み合わせの参考として、赤地ドット×紺地ドットの手裏剣も作りました。くっきりとした色合いで柄もかわいらしく、子どもはこちらのほうが気に入ったようです。
軽く持ち、手首のスナップをきかせるように投げるとよく飛ぶでしょう。横投げ、縦投げどちらでも構いません。適当に投げても結構な飛距離が出るため、小さなお子さまも楽しめます。単純に飛距離を競い合うだけでも盛り上がるはず。
また、お家のなかでの忍者ごっこにもおすすめです。家族やお友だちとチーム分けして、手裏剣を投げ合って遊びましょう。このとき「首から上は狙わない」など、安全に配慮したルールを設けてあげてください。
手順通り折ることで集中力が高まる
ご紹介した手裏剣の作り方は簡単なものですが、一つひとつの工程を丁寧に行うことで、飛び方・見栄えが大きく変わります。面倒くさがらずに、手順どおり丁寧に折ることがきれいに仕上げるコツです。
小さなお子さまにとっては、角と角を合わせる、折り目に沿って折ることは少し難しいかもしれません。はじめはパパママが手伝いながら、ゆっくり折っていきましょう。折り紙は集中力向上のトレーニングにもなります。たくさんの手裏剣を作って、安全に遊んでみてください。
小さなお子さまにとっては、角と角を合わせる、折り目に沿って折ることは少し難しいかもしれません。はじめはパパママが手伝いながら、ゆっくり折っていきましょう。折り紙は集中力向上のトレーニングにもなります。たくさんの手裏剣を作って、安全に遊んでみてください。
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