アルファベットには「名前」と「音」がある
アルファベットには、「名前」と「音」という2種類の読み方があります。
「名前」とは、アルファベットという記号の名前のこと。Aなら「エー」、Bなら「ビー」という、一般的なアルファベットの読み方のことです。
それに対して「音」とは、Aなら「エァ(アとエの間の音)」、Bなら「ブッ(破裂音)」のように、英単語として綴られたときの読み方をさします。
例えばdog(犬)は、「名前」で読むと「ディー・オー・ジー」ですが、「音」で読むと「ドッ・オ・グ」となり、それぞれ読み方が異なります。
アルファベットを知るには、この2種類の読み方をどちらも学ぶ必要があります。
「名前」とは、アルファベットという記号の名前のこと。Aなら「エー」、Bなら「ビー」という、一般的なアルファベットの読み方のことです。
それに対して「音」とは、Aなら「エァ(アとエの間の音)」、Bなら「ブッ(破裂音)」のように、英単語として綴られたときの読み方をさします。
例えばdog(犬)は、「名前」で読むと「ディー・オー・ジー」ですが、「音」で読むと「ドッ・オ・グ」となり、それぞれ読み方が異なります。
アルファベットを知るには、この2種類の読み方をどちらも学ぶ必要があります。
アルファベットの「名前」の学び方
アルファベットを幼児期に学ぶには、どのような方法が効果的なのでしょうか。筆者の家庭では、次のような方法を取り入れていました。
ポスターを貼る
子どもが2歳になったころ、リビングにアルファベットのポスターを貼りました。大文字・小文字と、そのアルファベットからはじまる単語が1つ、絵と一緒に描かれているものです。
特にポスターについての説明はしなかったのですが、子どもは時々思い出したようにポスターを指さして、「これは何?」「これは犬?」と話しかけてきます。そのときには、「それはアルファベットのA(エー)だよ」「そう、犬だよ。その文字はD(ディー)、犬は英語でdogだね」と声をかけていました。
1年ほど貼ったままにしていると、ほとんどのアルファベットの「名前」と、例として書かれている単語を半分程度言えるようになりました。
日常生活の中でアルファベットが目に入る環境を整えておくことで、子どもが興味を持ちやすくなりますよ。
特にポスターについての説明はしなかったのですが、子どもは時々思い出したようにポスターを指さして、「これは何?」「これは犬?」と話しかけてきます。そのときには、「それはアルファベットのA(エー)だよ」「そう、犬だよ。その文字はD(ディー)、犬は英語でdogだね」と声をかけていました。
1年ほど貼ったままにしていると、ほとんどのアルファベットの「名前」と、例として書かれている単語を半分程度言えるようになりました。
日常生活の中でアルファベットが目に入る環境を整えておくことで、子どもが興味を持ちやすくなりますよ。
歌で覚える
わが家の子どもたちは、アルファベットの「名前」を「きらきら星」の替え歌で覚えました。
最初は単に歌として覚えただけだったのですが、ポスターを指さしながら「A、B、C、D、E、F、G」と一緒に歌ってあげると、アルファベットの「名前」と「形」が一致するようになり、3歳になるころには大文字・小文字の「名前」が、おおむねわかるようになっていました。
アルファベットの「名前」を覚えるのに、歌はとても役立ちます。文字と「名前」がつながるように、ポスターやカードなども併用すると良いですね。
最初は単に歌として覚えただけだったのですが、ポスターを指さしながら「A、B、C、D、E、F、G」と一緒に歌ってあげると、アルファベットの「名前」と「形」が一致するようになり、3歳になるころには大文字・小文字の「名前」が、おおむねわかるようになっていました。
アルファベットの「名前」を覚えるのに、歌はとても役立ちます。文字と「名前」がつながるように、ポスターやカードなども併用すると良いですね。
おもちゃで親しむ
アルファベットに親しめるおもちゃはたくさん売られているので、子どもの関心に合わせて取り入れてみましょう。
わが家では、アルファベット型のパズルや、ボタンを押すとABCソングが流れる歌絵本、お風呂の壁に貼りつけられるアルファベットポスターなどを使っていました。
100円ショップでも、アルファベットのトランプやシールなど、さまざまなアイテムが販売されています。値段が安く気軽に家庭学習に取り入れられるのでおすすめです。
わが家では、アルファベット型のパズルや、ボタンを押すとABCソングが流れる歌絵本、お風呂の壁に貼りつけられるアルファベットポスターなどを使っていました。
100円ショップでも、アルファベットのトランプやシールなど、さまざまなアイテムが販売されています。値段が安く気軽に家庭学習に取り入れられるのでおすすめです。
アルファベットの「音」の教え方
アルファベットの「名前」を大体言えるようになったら、次はアルファベットの「音」を学びましょう。わが家では主に2つの方法で、子どもに「音」を教えました。
動画を活用する
アルファベットの「音」は、「フォニックスアルファベット」と呼ぶこともあります。「フォニックス」とは、英語の綴りと発音との間の規則性を学ぶ学習法のことです。
「フォニックス」という単語で動画検索をすると、たくさんのアルファベットの「音」に関連する動画を観られます。
「a, a, apple(ア・ア・アプル)、b, b, ball(ブ・ブ・ボォル)、c, c, cat(クッ・クッ・キャット)」のように、映像を観ながら「音」 を学べるのでとても効果的です。
わが家の姉妹はよく2人で動画を観ながら、発音をまねして楽しんでいます。
「フォニックス」という単語で動画検索をすると、たくさんのアルファベットの「音」に関連する動画を観られます。
「a, a, apple(ア・ア・アプル)、b, b, ball(ブ・ブ・ボォル)、c, c, cat(クッ・クッ・キャット)」のように、映像を観ながら「音」 を学べるのでとても効果的です。
わが家の姉妹はよく2人で動画を観ながら、発音をまねして楽しんでいます。
アプリを使う
スマートフォンなどで使えるアプリも便利です。
空き時間や外出時の時間潰しにと、フォニックス学習ができるアプリをスマートフォンに入れておいたところ、子どもたちが熱中して遊ぶようになりました。
アルファベットの「音」を教えてくれるだけでなく、自分で発音したものをチェックしてくれたり、ミニゲームができたりと、楽しく手軽に「音」に親しめますよ。
空き時間や外出時の時間潰しにと、フォニックス学習ができるアプリをスマートフォンに入れておいたところ、子どもたちが熱中して遊ぶようになりました。
アルファベットの「音」を教えてくれるだけでなく、自分で発音したものをチェックしてくれたり、ミニゲームができたりと、楽しく手軽に「音」に親しめますよ。
アルファベットを教えるときは焦らずに!
アルファベットに限らず、一般的に子どもが「文字」に興味を持つようになるのは2~3歳ごろで、4~5歳になると、文字を読んだり書いたりしはじめるといわれています。
ただ、文字に興味を示す時期は個人差が大きく、小学校に入るまであまり関心を示さない子どもも少なくありません。
無理やりに覚えさせようとすると、子どもが英語嫌いになってしまう場合もあります。アルファベットに親しめる環境を整えたら、あとは子どもが好奇心を示すようになるまで、焦らずに見守ってあげましょう。
ただ、文字に興味を示す時期は個人差が大きく、小学校に入るまであまり関心を示さない子どもも少なくありません。
無理やりに覚えさせようとすると、子どもが英語嫌いになってしまう場合もあります。アルファベットに親しめる環境を整えたら、あとは子どもが好奇心を示すようになるまで、焦らずに見守ってあげましょう。
アルファベットをおぼえると世界が広がる
子どもがアルファベットを読めるようになると、街中に表示されている英語を指さしては、「これは何て読むの?」「これはどういう意味?」とたずねてくるようになりました。
アルファベットを認識できるようになったことで、日本語以外の「文字」にも目が行くようになり、子どもの世界が少し広がったように感じています。
子どもが「文字」に興味を持つようになったら、アルファベットを目にする機会をぜひ家庭でも設けてみてくださいね。
アルファベットを認識できるようになったことで、日本語以外の「文字」にも目が行くようになり、子どもの世界が少し広がったように感じています。
子どもが「文字」に興味を持つようになったら、アルファベットを目にする機会をぜひ家庭でも設けてみてくださいね。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。