EF EPI英語能力指数って?
「EF EPI英語能力指数」とは、国際教育事業を展開するイー・エフ・エデュケーション・ファーストが行っている、無料のオンライン英語能力測定テストの受験データを元に、非英語圏の国と地域における英語能力を指数化したものです。
2011年が最初で調査は44カ国。2018年の調査では88カ国となっており、130万人の英語テストビッグデータが元になっています。
2011年が最初で調査は44カ国。2018年の調査では88カ国となっており、130万人の英語テストビッグデータが元になっています。
2018年の主な結果
スウェーデンが3年ぶり4度目の世界ランク1位に。シンガポールがアジア圏で初めてトップ3にランクインしました。
英語能力指数が「非常に高い」「高い」のは合わせて27カ国で、スウェーデン、ドイツ、チェコなどヨーロッパの国々が、そのうちの7割以上を占めています。
日本の英語能力指数は、88カ国中49位。近隣国では、香港30位、韓国31位、中国47位、台湾48位となっています。
英語能力指数が「非常に高い」「高い」のは合わせて27カ国で、スウェーデン、ドイツ、チェコなどヨーロッパの国々が、そのうちの7割以上を占めています。
日本の英語能力指数は、88カ国中49位。近隣国では、香港30位、韓国31位、中国47位、台湾48位となっています。
日本の英語能力の推移は
日本の英語能力の推移をピックアップしてみましょう。
2011年 14位/44カ国 「標準的」
2012年 22位/54カ国 「標準的」
2013年 26位/60カ国 「標準的」
2014年 26位/63カ国 「標準的」
2015年 30位/70カ国 「標準的」
2016年 35位/72カ国 「低い」
2017年 37位/80カ国 「低い」
2018年 49位/88カ国 「低い」
調査国の数が増える中、順位を下げ続け、3年連続で「低い」英語能力レベルとなっています。
2011年 14位/44カ国 「標準的」
2012年 22位/54カ国 「標準的」
2013年 26位/60カ国 「標準的」
2014年 26位/63カ国 「標準的」
2015年 30位/70カ国 「標準的」
2016年 35位/72カ国 「低い」
2017年 37位/80カ国 「低い」
2018年 49位/88カ国 「低い」
調査国の数が増える中、順位を下げ続け、3年連続で「低い」英語能力レベルとなっています。
お隣、韓国の英語能力
日本と地理的にも近く、学校制度も同じ6・3・3制、日本よりも加熱気味といわれる受験大国・韓国はどうでしょうか。
2011年は13位/44カ国と、ほぼ日本と同じ。しかしその後、調査国の数が増える中、21位→24位→24位→27位→27位→30位→31位で、英語能力レベルは「標準的」を維持しています。
2011年は13位/44カ国と、ほぼ日本と同じ。しかしその後、調査国の数が増える中、21位→24位→24位→27位→27位→30位→31位で、英語能力レベルは「標準的」を維持しています。
さいごに
英語教育に注目が集まる日本。3年生からはじまる小学校の英語の授業は、当初の予定だった2020年から2年前倒しとなり、今年2018年からスタートとなっています。まずは、ローマ字の練習。「A(a)=あ」「I(i)=い」……の練習から入り、カンタンな挨拶、物の英語表現、と進んでいきます。
この成果が、EF EPI英語能力指数でどういうスコアとなって出るのか、期待が高まります。
この成果が、EF EPI英語能力指数でどういうスコアとなって出るのか、期待が高まります。
EF EPI 2018 – EF 英語能力指数

日本 – 88か国および地域中49位 | 第8版EF 英語能力指数 (EF EPI)は世界88カ国と領土の成人を対象とした英語能力に関する調査をもとに英語を第 2 言語とする各国の英語力レベルの世界ランキングです。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。