発音が難しいrefrigerator
まずは、毎日何度もお世話になる「冷蔵庫」。英語では「refrigerator」と言います。
日本人が苦手としている「r」の音がたくさん入っていて、とにかく発音が難しい単語です。カタカナ読みで「リフリッジレイター」と読んでしまうと、ネイティブには、なかなか伝わりません。
上手に発音するコツは、「re」「frige」「rator」の3つに分けて練習すること。
口の中のどこにも舌先をつけない「r」の音を意識しながら、まずは「re」「frige」「rator」をそれぞれ単独で発音できるようにします。
その後、「frige」の「i(イ)」という音にアクセントが来るようにつなげて読むと、上手に発音できますよ。
なお、「refrigerator」の短縮形として「fridge」という言い方もあります。「refrigerator」が発音しにくいと感じる場合は、こちらを使ってみましょう。
子どもと使える英語表現
The milk is in the door pocket of the refrigerator. (牛乳は冷蔵庫のドアポケットの中だよ)
We should set the temperature of the refrigerator to save electricity. (節電のために冷蔵庫の温度を設定しなくちゃ)
We should set the temperature of the refrigerator to save electricity. (節電のために冷蔵庫の温度を設定しなくちゃ)
冷凍庫はfreezer
冷凍庫は「freezer」と言います。
「freeze」は、「凍る」または「凍らせる」の意味。「freeze」の過去分詞「frozen」は、ディズニーの大ヒット映画「アナと雪の女王」の原題です。
「冷凍食品」は、「frozen food」と言いますが、電子レンジで温めるごはんという意味で「microwave meal」と呼ぶこともあります。
子どもと使える英語表現
Don’t leave the freezer open. (冷凍庫を開けっぱなしにしないで)
Can you put the ice in the freezer? (この氷を冷凍庫に入れてくれる?)
Can you put the ice in the freezer? (この氷を冷凍庫に入れてくれる?)
電子レンジはmicrowave oven
電子レンジは「microwave oven」です。
「microwave」は「マイクロ波」のことですが、「Microwave it for 3 minutes.(それを3分電子レンジで温めてください)」のように、そのまま「レンジで加熱する」という動詞としても使えます。
なお、電子レンジに限らず「温める」場合は、「heat up」という表現が使えます。「Can you heat it up?(これを温めてもらえますか)」というフレーズは、海外のコンビニエンスストアやレストランなどでも活用できて便利です。
子どもと使える英語表現
Can you heat it up in the microwave oven? (それを電子レンジで温めてもらえる?)
Please get the container from the microwave oven. (電子レンジから容器を取り出してください)
Please get the container from the microwave oven. (電子レンジから容器を取り出してください)
コンロはstove
料理用のコンロは「stove」と言います。
コンロって英語じゃないの?と思う方も多いかもしれませんが、実は日本語です。漢字では「焜炉」と書き、炊事用の小さな炉(火を燃やすところ)を指します。
ガスコンロは「gas stove」、電気コンロは「electric stove」、カセットコンロは「portable stove」や「camping stove」と表現します。
子どもと使える英語表現
You can’t touch the stove. It's dangerous. (コンロを触っちゃいけないよ。危ないからね)
My stove smells bad. I have to clean it today. (コンロが臭うから今日こそ掃除をしなくちゃ)
My stove smells bad. I have to clean it today. (コンロが臭うから今日こそ掃除をしなくちゃ)
包丁はkitchen knife
包丁は「kitchen knife」です。
「knife」は複数形になると「knives」という特殊な形になるので、注意しましょう。
ちなみに、包丁と一緒に活躍するキッチンバサミは「kitchen shears」。ハサミというと「scissors」という単語が思い浮かぶかもしれませんが、キッチンバサミの場合は「shears」を使うのが一般的です。
子どもと使える英語表現
You should be careful with the kitchen knife. (包丁の扱いには気をつけてね)
Cut the vegetables with the kitchen knife. (野菜を包丁で切ってください)
Cut the vegetables with the kitchen knife. (野菜を包丁で切ってください)
調理器具全般はcooking tools
こまごまとした調理器具全般を、まとめて「cooking tools」と言います。
よく使う器具をピックアップしてみました。
・まな板:cutting board
・やかん:kettle
・フライパン:frying pan
・フライ返し:spatula
・鍋:pan(浅めの片手鍋) / pot(深めの両手鍋)
・おたま:ladle
・缶切り:can opener
なお電気を使って動く、いわゆるキッチン家電のことは「kitchen appliances」と表現します。
調理器具は種類も多いので、気になったときに1つずつ確認しながら覚えていきましょう!
子どもと使える英語表現
Can you pour water into the kettle? (やかんに水を入れておいてもらえる?)
You need a can opener to open it. (缶切りがないとそれは開けられないよ)
You need a can opener to open it. (缶切りがないとそれは開けられないよ)
空間を区切って語彙を増やそう
台所にはたくさんのアイテムがあるため、一気にマスターしようとすると親も子も大変です。
おすすめなのは、台所の空間を区切って言葉を覚えていくという方法です。
シンク周り・コンロ・冷蔵庫・食器棚・引き出し・キッチン家電を置いている場所など、台所の区間を細かく分けて、エリアごとに英単語や例文を学習していきましょう。
子どもに料理の仕方を解説しながら、家庭で使える英語表現の幅を広げてみてはいかがでしょうか。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。