最先端の教育情報収集の仕方は?
育児メソッドや教育の方向性などを知りたいとき、皆さんはどうやって情報収集していますか?
・web(Chiik!をはじめとする、ニュース、ブログ、専用マガジンなど)
・本屋さんや図書館→書籍や雑誌
・SNS
・ママ友やパパ友、地域の集まりや勉強会から
・保育園や幼稚園、小学校、子育て支援センターなどで先生や案内から
・幼児教室や習い事、通信教育から
・夫婦間や両親など家族から
・テレビやラジオ、新聞、フリーペーパーから
……といったところでしょうか。
筆者も、上記の全て少しずつを行いながら(だいたい上から順です)も、それでも何か見逃しているのではないか、もっとわが家に合う良い方法があるのでは、と日々模索しています。
育児書や教育関連書籍を読むメリットは?
情報をざっと収集してから、知識を深めたいときは、専門書を読みます。1冊にまとめるために主張が整理され、元になるデータや書籍の資料もあるものが多く、信頼できる知識や理解が効率よく得やすいです。
筆者の実家の両親も読書家なので、家には文字通り本で埋め尽くされ、育児書や教育関連書籍も山のようにありました。本代だけはケチらず、知識の蓄積と学習や短時間で比較的安く効率的に行え、反復もできるのだからと言われていました。
ただ、もちろん合う合わないがあります。話題の新刊は図書館では何十人も順番待ちということもありますし、片っぱしから購入して読破していくのもなかなか大変です。
そこで、SNSやニュースで教育に関わる人や、知識がある方が話題にしているもの、ニュースでも取り上げられているようなものを中心に、実際におすすめしたいと思った本を紹介する連載をはじめることにしました。
ただし、1回目は書籍ではなく雑誌です。Web→雑誌→書籍の順に深掘りしやすいと思っているからです。
筆者の実家の両親も読書家なので、家には文字通り本で埋め尽くされ、育児書や教育関連書籍も山のようにありました。本代だけはケチらず、知識の蓄積と学習や短時間で比較的安く効率的に行え、反復もできるのだからと言われていました。
ただ、もちろん合う合わないがあります。話題の新刊は図書館では何十人も順番待ちということもありますし、片っぱしから購入して読破していくのもなかなか大変です。
そこで、SNSやニュースで教育に関わる人や、知識がある方が話題にしているもの、ニュースでも取り上げられているようなものを中心に、実際におすすめしたいと思った本を紹介する連載をはじめることにしました。
ただし、1回目は書籍ではなく雑誌です。Web→雑誌→書籍の順に深掘りしやすいと思っているからです。
『NewsPicks Magazine vol.3 winter 2019』未来の子育て 特集号
via
www.amazon.co.jp
タイトル:NewsPicks Magazine vol.3 winter 2019
著者:NewsPicksMagazine編集部
出版社:幻冬舎
連載で最初にご紹介するのは雑誌『NewsPicks Magazine』の3号目です。
NewsPicksは「経済を、もっとおもしろく。」と掲げるソーシャル経済メディアとして2013年9月にアプリでスタート。webを中心にさまざまな展開を行なっています。2018年6月20日には『NewsPicks Magazine』を季刊誌として創刊し、3・6・9・12月の20日に発売。全国の書店やセブンイレブン、Amazonなどで購入できるほか、NewsPicksの該当会員になることで雑誌を受け取る、または電子版を読むこともできます。
創刊号は「日本文化再興戦略」を巻頭に、国内外の「ニューエリート50人」、「ポスト2020の世界と日本」を特集。今回ご紹介する、こちらの3号目は「未来の子育て」と題した育児・教育特集です。
NewsPicksは「経済を、もっとおもしろく。」と掲げるソーシャル経済メディアとして2013年9月にアプリでスタート。webを中心にさまざまな展開を行なっています。2018年6月20日には『NewsPicks Magazine』を季刊誌として創刊し、3・6・9・12月の20日に発売。全国の書店やセブンイレブン、Amazonなどで購入できるほか、NewsPicksの該当会員になることで雑誌を受け取る、または電子版を読むこともできます。
創刊号は「日本文化再興戦略」を巻頭に、国内外の「ニューエリート50人」、「ポスト2020の世界と日本」を特集。今回ご紹介する、こちらの3号目は「未来の子育て」と題した育児・教育特集です。
なぜ読もうと思ったのか?
SNSで「これは読むべき」として話題にしている人、勧めている人が多かったので目につきました。
会員数350万人を誇る経済メディアが注目する最新の教育情報やインタビューが多数まとめられている号です。最新の情報を色々知るには良さそう!そして雑誌なので早く手に入れないと読めなくなってしまうかも……とすぐにAmazonで購入しました。
ちなみにKindle無料アプリまたはKindle電子書籍リーダーなどでも読めますが、スマホではやや読みにくいかもしれません。タブレットなら大丈夫でしょう。
会員数350万人を誇る経済メディアが注目する最新の教育情報やインタビューが多数まとめられている号です。最新の情報を色々知るには良さそう!そして雑誌なので早く手に入れないと読めなくなってしまうかも……とすぐにAmazonで購入しました。
ちなみにKindle無料アプリまたはKindle電子書籍リーダーなどでも読めますが、スマホではやや読みにくいかもしれません。タブレットなら大丈夫でしょう。
オススメのポイント・内容
多数の著名人の子育て論やメソッドがわかる
時代の最先端で活躍する、各界のイノベーターたちは自身のお子さん達にどう関わり、どんな教育をしているのか、子育て論が語られているのが興味深いです。
巻頭インタビューと表紙は、現在、日本を代表する天才研究者ともうたわれる落合陽一さん。その他「ニューエリートの育て方」として、教育改革実践家の藤原和博さんと花まる学習会代表の高濱正伸さんの対談にはじまり、パックンことパトリック・ハーランさんなど、メディアでよく見かける著名人や実業家の方が多数登場します。
また、アメリカやスイス、シンガポールでの教育など、グローバル視点でこれからの教育や世界のエリート教育に触れることができます。
いずれも新しい時代の教育を探るべく、先進事例が集められています。
巻頭インタビューと表紙は、現在、日本を代表する天才研究者ともうたわれる落合陽一さん。その他「ニューエリートの育て方」として、教育改革実践家の藤原和博さんと花まる学習会代表の高濱正伸さんの対談にはじまり、パックンことパトリック・ハーランさんなど、メディアでよく見かける著名人や実業家の方が多数登場します。
また、アメリカやスイス、シンガポールでの教育など、グローバル視点でこれからの教育や世界のエリート教育に触れることができます。
いずれも新しい時代の教育を探るべく、先進事例が集められています。
幼児教育から小学校・中学・高校まで先端教育を取材
幼児教育はモンテッソーリやシュタイナー、ポピンズのアクティブ・ラーニングスクール。小学校は玉川学園小学部や探求学舎、日本初の全寮制「神石インターナショナルスクール」などの事例を紹介。N高や工学院大学付属中学校・高等学校のプロジェクト型・双方向型の教育事例、巣鴨中学校・巣鴨高等学校の例なども読み応えがあります。
モンテッソーリやシュタイナーはそれぞれ、家でできるメソッドがまとめられていたのも良かったです。
モンテッソーリやシュタイナーはそれぞれ、家でできるメソッドがまとめられていたのも良かったです。
読んでよかった!知ってよかった!のは……
孫正義の天才工場
2016年に設立された天才児を支援するための「孫正義育英財団」。異才を育てるために、孫さんが私財を”青天井”の資金で支援するというビックプロジェクトです。第1期生の96人を中心に、彼らをどうやって探し、どんな子ども達がいるのか。読んでいるだけでワクワクしました。
プレゼンテーションから周囲を感動させた菅野楓さん、カナダの小学校でギフテッド教育を受けていて、最年少でメンバーに合格した中森萌さん、世界の生物マニアの頂点に立った天才、末岡陽太郎さんなど、それぞれのエピソードがとても面白かったです。
プレゼンテーションから周囲を感動させた菅野楓さん、カナダの小学校でギフテッド教育を受けていて、最年少でメンバーに合格した中森萌さん、世界の生物マニアの頂点に立った天才、末岡陽太郎さんなど、それぞれのエピソードがとても面白かったです。
孫正義育英財団 | Explore the unlimited potential

高い志と異能を持つ若手人材支援を行う孫正義育英財団の概要がわかります。
最後に
『NewsPicks Magazine』は、webで反応が良かったものや注目すべきものが精査されてまとめられた雑誌です。ざっと見て、気になったものをさらに書籍や検索で知識を深めたいと思う際の中間情報源としては最適だと思います。
他にも、週刊誌や経済誌で教育特集をしている号は、目についた時点で購入しておくようにしています。その時にピンとこなくても、1年後に読み返してみて役立つ情報もあります。特に最先端の情報は、数年後にさらに拡大しているものと消えていくものがあります。雑誌は次の号が出ると途端に入手しにくくなるので、とりあえず買っておいています。
雑誌やニュースの記事を読む際に気をつけるのは、あくまで情報収集や考え方の出会いがメインであるという点です。想定読者は親ばかりではありませんし、やさしく寄り添ってくれる視点や、すぐに実践できるハウツーやアドバイス、解決方法があるとも限りません。
しかし、視野や可能性、選択肢を広げてくれるとても良い情報源です。自分が今正しいと思っていることを他の視点で見ることができたり、何かの知識を深めたいと思うきっかけにもなります。気になったものはさらに調べていく良いきっかけ作りとしてもオススメです。
他にも、週刊誌や経済誌で教育特集をしている号は、目についた時点で購入しておくようにしています。その時にピンとこなくても、1年後に読み返してみて役立つ情報もあります。特に最先端の情報は、数年後にさらに拡大しているものと消えていくものがあります。雑誌は次の号が出ると途端に入手しにくくなるので、とりあえず買っておいています。
雑誌やニュースの記事を読む際に気をつけるのは、あくまで情報収集や考え方の出会いがメインであるという点です。想定読者は親ばかりではありませんし、やさしく寄り添ってくれる視点や、すぐに実践できるハウツーやアドバイス、解決方法があるとも限りません。
しかし、視野や可能性、選択肢を広げてくれるとても良い情報源です。自分が今正しいと思っていることを他の視点で見ることができたり、何かの知識を深めたいと思うきっかけにもなります。気になったものはさらに調べていく良いきっかけ作りとしてもオススメです。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。