子どもが加入できる保険とは?
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赤ちゃんが生まれると、「自分やパートナーにもしものことがあっても困らないように生命保険に加入したけれど、ほかに子どものために入れる保険はないのかな」と考えるパパママも多いのではないでしょうか。
子どもを被保険者として加入することができる保険には、疾病に備える「医療保険」や「生命保険」、小児がんのための「がん保険」、教育費を積み立てる「学資保険」など、さまざまなものがあります。
子どもを被保険者として加入することができる保険には、疾病に備える「医療保険」や「生命保険」、小児がんのための「がん保険」、教育費を積み立てる「学資保険」など、さまざまなものがあります。
赤ちゃんに保険は必要なの?
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赤ちゃんに、医療保険や生命保険は必要なのでしょうか。
子どもの医療費については、各自治体が助成制度を設けているので、実はあまりかかりません。助成の対象年齢は、地域によって就学前まで~18歳までと幅がありますが、15歳までとする自治体が多いようです。
また、生命保険は家計の担い手である世帯主やその配偶者などが死亡したときに、家族の生活を支えるためのもの。そういった意味では、「赤ちゃんに生命保険は必要ない」と考える人が多いかもしれません。
子どもの医療費については、各自治体が助成制度を設けているので、実はあまりかかりません。助成の対象年齢は、地域によって就学前まで~18歳までと幅がありますが、15歳までとする自治体が多いようです。
また、生命保険は家計の担い手である世帯主やその配偶者などが死亡したときに、家族の生活を支えるためのもの。そういった意味では、「赤ちゃんに生命保険は必要ない」と考える人が多いかもしれません。
赤ちゃんが入院する確率
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小さな子どもはちょっとしたことで体調を崩すので、入院することも多いのでは?と心配になりますよね。大人にとっては大したことのない風邪でも、抵抗力の弱い赤ちゃんは入院が必要になってしまう、というケースはありえます。
しかし、厚生労働省が実施した「平成26年(2014)患者調査」によれば、0歳児が入院する確率は全年代の平均と同じくらいであり、1~19歳の入院率はほかの年代と比べてずっと低い、という結果が出ています。
また、小児がんのように医療費が高額になりがちな場合でも、「小児慢性特定疾患治療研究事業」や「高額療養費」制度によって、自己負担は一定額に抑えられています。
医療費助成制度の充実ぶりを考えると、小さな子どものために医療保険に加入するメリットは少ないといえるでしょう。ただし、入院時の食事代や差額ベッド代などは助成の対象にならないことが多いので、その費用を保険でカバーするという考え方もあるかもしれません。
しかし、厚生労働省が実施した「平成26年(2014)患者調査」によれば、0歳児が入院する確率は全年代の平均と同じくらいであり、1~19歳の入院率はほかの年代と比べてずっと低い、という結果が出ています。
また、小児がんのように医療費が高額になりがちな場合でも、「小児慢性特定疾患治療研究事業」や「高額療養費」制度によって、自己負担は一定額に抑えられています。
医療費助成制度の充実ぶりを考えると、小さな子どものために医療保険に加入するメリットは少ないといえるでしょう。ただし、入院時の食事代や差額ベッド代などは助成の対象にならないことが多いので、その費用を保険でカバーするという考え方もあるかもしれません。
おすすめの保険と加入時期
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小さな子どものために保険に加入するなら、教育資金として満期時にまとまった金額を受け取れる「学資保険」がおすすめ。満期は子どもの大学進学時(17歳~18歳頃)に設定されているものが多いです。
もちろん、自分で積み立てたり、運用したりして資金を確保することもできます。それらの方法と学資保険との最大の違いは、払込免除特約がつけられるという点。契約者である保護者が亡くなるなどした場合、その後の保険料の支払いは免除されますが、満期保険金は予定通り受け取ることができるのです。また、医療特約などをつけられるものもあります。
加入するなら、できるだけ早いほうがいいでしょう。毎月の保険料が安くなりますし、払込が早く終われば、返戻率も高くなります。なかには、妊娠中から加入できるという商品もあるようです。
もちろん、自分で積み立てたり、運用したりして資金を確保することもできます。それらの方法と学資保険との最大の違いは、払込免除特約がつけられるという点。契約者である保護者が亡くなるなどした場合、その後の保険料の支払いは免除されますが、満期保険金は予定通り受け取ることができるのです。また、医療特約などをつけられるものもあります。
加入するなら、できるだけ早いほうがいいでしょう。毎月の保険料が安くなりますし、払込が早く終われば、返戻率も高くなります。なかには、妊娠中から加入できるという商品もあるようです。
家計と相談しながら、本当に必要な保険を選んで
子どもの将来のためにできるかぎりのことをしてあげたい、というのが親心ですよね。
でも、保険料の支払いに追われて、今の生活が犠牲になってしまうのでは本末転倒です。
この機会に、家計に影響のない範囲で我が家に必要な備えができるよう、じっくり考えてみてはいかがでしょうか。
でも、保険料の支払いに追われて、今の生活が犠牲になってしまうのでは本末転倒です。
この機会に、家計に影響のない範囲で我が家に必要な備えができるよう、じっくり考えてみてはいかがでしょうか。
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