まずはスキップの「リズムを覚える」こと
via
pixabay.com
スキップができない子どもは、足元の動きが曖昧なままなのかもしれません。どういった動作が組み合わさっているのか確認してみましょう。
必要になるのは「片足立ち」と「両方の足でのケンケン」です。スキップの動作を分解してみると、この2つの動作が基本になっているとわかるはず。それぞれの動作を練習し「タタン、タタン」というリズムを身につければ、スキップはできるようになります。
片足立ちとケンケンの練習から始めよう
via
www.photo-ac.com
片足立ちとケンケンの練習からしていきましょう。まずは大人と子どもの手をつないでおくか、イスなどを掴んで体を支えながら。慣れてきたら少しずつ手を放し、自分のバランス能力だけで片足立ちできるようにします。靴下をはいた状態だとフローリングは滑りやすいので、注意してあげてください。
ケンケンも同様に、片足立ちができない状態で始めるのは危険です。最初のうちは、パパママが手をつないでサポートをします。この2つの動作がスムーズにできるようになったら、組み合わせてスキップの動作を練習しましょう。
スキップの動作をゆっくり確認
via
pixabay.com
いきなり走り出すのではなく、「右足を上げて2回ジャンプ」「左足を上げて2回ジャンプ」の動作をゆっくり繰り返します。一つひとつの動作がきちんとできるようになったら、「タタン、タタン」とリズムよく行ってみましょう。
足元の動きを理解できたら、腕振りの動作も加えます。右足を上げるときには左手を前に、左足を上げるときには右手を前に。通常の歩行と変わりません。片足を上げてジャンプの動作と、腕振りが一緒にできるようになれば、自然とスキップができるようになります。
腕と足の動きがぐちゃぐちゃになってしまうときは、片足跳びの回数を1回ずつ減らして「ターン、ターン」と歩幅を大きくジャンプするように走りましょう。頭の中で腕と足の動作が整理できたら、もう一度スキップでチャレンジしてみてください。
大人と手を繋いで練習する
via
pixabay.com
どうしてもスキップのリズムに体がついていかない子どももいます。そんなときはパパママが手を繋いで、一緒にスキップすることが上達のコツです。
子どもの速さに合わせて、パパママが隣でスキップをします。足の動きは多少大げさに見せてあげましょう。2人の大人が子どもを間に挟み、両方の手を繋いであげれば、よりリズムが身につきやすくなります。「タタン、タタン」や「みーぎ、ひだり」などの声掛けをしてあげてください。
繰り返し練習しよう
via
pixabay.com
スキップができるようになるには、繰り返し練習が必要です。動作を確認し、ひたすら繰り返す。子どももめげそうになるかもしれませんが、できたときの達成感はとても大きな自信になります。パパママと一緒に、楽しく練習を続けてみましょう。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。