世界で生きるために「英語力」より必要なもの?
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グローバル化が進む国際化社会、まだお子さまが小さいご家庭であっても、英語の早期教育に関心がある!というパパママも多いのではないでしょうか。
わが子が日本だけではなく、より広い世界で生きていけるように……。そう願ったとき、まず子どもに身に着けさせたい能力として、「英語力」を挙げる親は少なくないでしょう。
筆者も日本にいた頃はそう考えていましたが、実際に海外の教育に触れてみて考えが変わりました。英語力も大切ですが、子どもの時期にこそ育むべき、より重要な力があるのでは?と感じています。
では、世界で生きていくことを視野に入れたとき、育ててあげたいその能力とは何でしょうか?
わが子が日本だけではなく、より広い世界で生きていけるように……。そう願ったとき、まず子どもに身に着けさせたい能力として、「英語力」を挙げる親は少なくないでしょう。
筆者も日本にいた頃はそう考えていましたが、実際に海外の教育に触れてみて考えが変わりました。英語力も大切ですが、子どもの時期にこそ育むべき、より重要な力があるのでは?と感じています。
では、世界で生きていくことを視野に入れたとき、育ててあげたいその能力とは何でしょうか?
教育で重視されるのは「創造性」
わが家の二人の子どもたちは、西オーストラリア・パースの公立学校に通っています。こちらの学校教育を通して、まず日本と違うと感じたこと……それは、子どもの「創造性」がとても重視されている、という点です。
「クリエイティブであることがとても大切」とされており、重要なキーワードとしてたびたび教育の中で登場します。
昨年、日本だと小学校1年にあたる学年だった息子の学校で、「自分の考えたおもちゃをつくる」という授業がありました。そのとき先生は、材料もつくる物も制限をもうけず、子ども自身に考えさせました。
息子はロケットを設計し、浮かぶ風船でつるして飛ばす計画を立てました。計画通りにつくったロケットは、重すぎてうまく浮かばず失敗。しかし、試行錯誤を経て、軽い素材でつくりなおしたところ、無事飛ばすことができました。
この授業を通じ、生徒たちは「考える→設計する→やってみる→うまくいかない原因を考える→改善する」という一連の流れを学んだわけです。その過程をまとめ、最後はレポートを作成します。
こんな風にして、オーストラリアでは子どもたちの創造性が育まれているのだ、と感じました。
「クリエイティブであることがとても大切」とされており、重要なキーワードとしてたびたび教育の中で登場します。
昨年、日本だと小学校1年にあたる学年だった息子の学校で、「自分の考えたおもちゃをつくる」という授業がありました。そのとき先生は、材料もつくる物も制限をもうけず、子ども自身に考えさせました。
息子はロケットを設計し、浮かぶ風船でつるして飛ばす計画を立てました。計画通りにつくったロケットは、重すぎてうまく浮かばず失敗。しかし、試行錯誤を経て、軽い素材でつくりなおしたところ、無事飛ばすことができました。
この授業を通じ、生徒たちは「考える→設計する→やってみる→うまくいかない原因を考える→改善する」という一連の流れを学んだわけです。その過程をまとめ、最後はレポートを作成します。
こんな風にして、オーストラリアでは子どもたちの創造性が育まれているのだ、と感じました。
なぜ創造性が大切なのか
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創造性とはどういうことでしょうか?
「自分独自のアイデアを形にして、新しいものをつくり出すこと」ですよね。
工夫しながら新しいものを生み出すことで、生活が改善されることもあるでしょうし、それが社会全体の向上につながることもあるかもしれません。
また、どんな環境でも工夫しながら生きていけるというのは、とても重要な能力なはず。世界のどこにいても必要とされる力、といっても過言ではないでしょう。
「自分独自のアイデアを形にして、新しいものをつくり出すこと」ですよね。
工夫しながら新しいものを生み出すことで、生活が改善されることもあるでしょうし、それが社会全体の向上につながることもあるかもしれません。
また、どんな環境でも工夫しながら生きていけるというのは、とても重要な能力なはず。世界のどこにいても必要とされる力、といっても過言ではないでしょう。
創造性を育てるために大切なことは?
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創造性を育てるために必要なこととは、なんでしょうか?
子どもの「やってみたい」というひらめきに対し、可能な限り、まずは好きなようにさせてみましょう。絵を描く、工作をする、実験をする……。
その際、「うまくできたかどうか」よりも、子どもの「やってみた」という行動そのものを認め、喜んであげましょう。
また、「失敗を否定しない」ことも大切です。
日本では、「失敗する」ことにネガティブなイメージがありますが、失敗を検証し、改善していく姿勢は、新しいものを生み出すうえでは欠かせません。「子どもが失敗を経験すること」も、大切な成長の機会だと思って見守ることが、親としては必要なのかもしれません。
子どもの「やってみたい」というひらめきに対し、可能な限り、まずは好きなようにさせてみましょう。絵を描く、工作をする、実験をする……。
その際、「うまくできたかどうか」よりも、子どもの「やってみた」という行動そのものを認め、喜んであげましょう。
また、「失敗を否定しない」ことも大切です。
日本では、「失敗する」ことにネガティブなイメージがありますが、失敗を検証し、改善していく姿勢は、新しいものを生み出すうえでは欠かせません。「子どもが失敗を経験すること」も、大切な成長の機会だと思って見守ることが、親としては必要なのかもしれません。
最後に
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自分のアイデアを工夫しながら形にしていくことは、本来は喜びに満ちた、とても楽しい作業です。創造力は、大人が育てるというよりも、子ども自身が元々持っている力なのでしょうね。
日々の生活の中で、子どもが創造性を発揮できるようなチャンスを、ちょっと意識してつくってあげてみてはいかがでしょうか。
日々の生活の中で、子どもが創造性を発揮できるようなチャンスを、ちょっと意識してつくってあげてみてはいかがでしょうか。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。