さまざまな能力を育めるお話作り
お話作りは、自由に想像力を使って物語を作る遊びです。
登場人物や、物語の背景の描写、お話の流れを考えて筋道の通ったストーリーを作ります。実際にお話を作成してみるとわかるのですが、お話のゴールにたどり着くのは意外に難しい!
創造性や言語表現力だけでなく、物事を整理して考える能力や、コミュニケーション力なども育むことができます。
小学校受験に取り入れている学校もあることですし、ぜひ日常に取り入れて欲しい知育遊びです。
登場人物や、物語の背景の描写、お話の流れを考えて筋道の通ったストーリーを作ります。実際にお話を作成してみるとわかるのですが、お話のゴールにたどり着くのは意外に難しい!
創造性や言語表現力だけでなく、物事を整理して考える能力や、コミュニケーション力なども育むことができます。
小学校受験に取り入れている学校もあることですし、ぜひ日常に取り入れて欲しい知育遊びです。
お話を引き出す素材は写真や絵など
お話遊びの専用カードがセットになった教材も市販されていますが、おうちにあるものを利用して手軽にはじめることもできます。
ポストカードや写真、かるたなど
ポストカードや写真を数枚用意し、それぞれがトランプのように1枚引いて、そこから物語を作る、というもの。目をつぶって選んでもいいですし、まずは何枚か眺めながら、自分が作れそうなものを選んでもらうのも良いでしょう。組み合わせてみても良いですね。選ぶ絵柄によってお話は無限に広がります。
文字のない絵本
文字のない絵本は、文字がなくてもストーリー性があるので、お話を作りやすく、お話作りのよい教材にもなります。登場人物に好きなようにセリフを付けることで、また違った世界が見えてきますよ。
子どもやパパママが描いた絵
電車での移動中など、さっと手帳の隅に描いた絵からストーリーが展開することもあります。お話を作成している最中に絵を描き足したりできるため、無理なくお話作りをサポートできます。
お話遊びの楽しみ方
まずは大人が見本を見せましょう。
イメージが膨らみやすい素材をいくつか用意します。物語を進めていくために大切なのは“5W1H”「いつ、どこで、誰が、何を、どうした」という5つ。このキーポイントを押さえて、短い文から作成してみましょう。
続いて子どもの番。最初はスムーズに話を作れないので「それはどんなところですか?」「その子はどんな子かな」など、質問をしながら話に色を着けていきます。
筆者の7歳、5歳の息子とお話作り遊びを行ったときには、登場人物のセリフを考えたり、「そのときどんな気持ちだったか」など、感情について言葉にすることで、お話がもりあがっていくように感じました。
特にマイナスの感情について、普段は「嫌だった」という言葉で済ませてしまうものを、「どのように嫌だったか(悲しい、寂しい、イライラするなど)」と掘り下げたことが、子どものボキャブラリーを増やしたり、表現を豊かにしたりすることに役立ったと感じました。
また、お話作りを行った後は、絵本の読み聞かせの際の言葉に、意識を向けて聞いているようで、昔話の「昔々あるところに」といった言い回しを真似していました。
イメージが膨らみやすい素材をいくつか用意します。物語を進めていくために大切なのは“5W1H”「いつ、どこで、誰が、何を、どうした」という5つ。このキーポイントを押さえて、短い文から作成してみましょう。
続いて子どもの番。最初はスムーズに話を作れないので「それはどんなところですか?」「その子はどんな子かな」など、質問をしながら話に色を着けていきます。
筆者の7歳、5歳の息子とお話作り遊びを行ったときには、登場人物のセリフを考えたり、「そのときどんな気持ちだったか」など、感情について言葉にすることで、お話がもりあがっていくように感じました。
特にマイナスの感情について、普段は「嫌だった」という言葉で済ませてしまうものを、「どのように嫌だったか(悲しい、寂しい、イライラするなど)」と掘り下げたことが、子どものボキャブラリーを増やしたり、表現を豊かにしたりすることに役立ったと感じました。
また、お話作りを行った後は、絵本の読み聞かせの際の言葉に、意識を向けて聞いているようで、昔話の「昔々あるところに」といった言い回しを真似していました。
発展版:絵と物語を描いて学ぶ
お話を書くことのできる年齢になったら、自分で絵を描いてお話を創造する遊びがおすすめです。
これは実際に、現在中学生の長男が小学生の頃、自宅学習に使っていた方法です。興味のあることをテーマにストーリーを作成し、出てくる単語や漢字をピックアップして学ぶことができます。
「てにをは」の使い方や句読点の使い方、物語の締めの言葉など、より細かな点を気をつけて作話が可能です。
これは実際に、現在中学生の長男が小学生の頃、自宅学習に使っていた方法です。興味のあることをテーマにストーリーを作成し、出てくる単語や漢字をピックアップして学ぶことができます。
「てにをは」の使い方や句読点の使い方、物語の締めの言葉など、より細かな点を気をつけて作話が可能です。
最後に
お話作りは、想像力、コミュニケーション力をアップし、言葉の使い方も学べる、楽しいけれど役に立つ遊びです。一見難しいようですが、やってみると親子で大笑いするようなお話が生まれ、楽しい時間が過ごせること間違いなし!ぜひご家庭で取り入れてみてくださいね。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。