2018年6月5日 公開

いいこといっぱい!小さいサイズの「ミニ絵本」おすすめ5選

小さいサイズの絵本は、大人から見ると小さすぎて「見にくそう」と感じてしまいます。でもミニ絵本には、実はメリットがたくさんあるのです。そこで、ここでは小さいサイズの絵本のメリットや、子どもにおすすめのミニ絵本をご紹介します。

小さいサイズの「ミニ絵本」にはいいこといっぱい

小さいサイズのミニ絵本。大人からすると、「見づらいんじゃないの?」と思ってしまいますが、子ども目線になると実はメリットがいっぱいあります。

メリットその1:扱いやすい

大人と違って子どもは体も手の大きさも小さいです。そのため大人から見てちょうどよい大きさの絵本は、子どもにとっては持ちにくくて扱いづらいと感じることも。

また、大きな絵本よりも小さな絵本のほうが、すみずみまで見渡しやすいというメリットもあります。

メリットその2:持ち運びやすい

外食中や、乗り物に乗るときなど、子どもに静かにしていてほしいときに、気を紛らわせるためのおもちゃは必須。だからといってずっとスマホを見せておくのは避けたいものです。

そんなときにもミニ絵本が活躍してくれます。ミニ絵本ならカバンに入れて気軽に持ち歩きが可能。お気に入りの絵本を眺めていたら、飽きずに気を紛らわすことができるのではないでしょうか。

はじめて絵本を読むお子さまに

Illustrations Dick Bruna (c) copyright Mercis bv,1953-2018www.miffy.com
タイトル:ミッフィーの まる さんかく しかく
著者  :ディック・ブルーナ(絵)
出版社 :講談社
かわいいミッフィーのしかけ絵本。ミッフィーの絵本はどれも形や色がシンプルでわかりやすく、赤ちゃんのはじめての絵本におすすめです。
この絵本は、丸や三角、四角の穴をのぞいて、かたち遊びを楽しむことができます。

またページは丈夫な厚紙でできているので、赤ちゃんにそのまま渡しても壊れにくく安心です。

ベビーカーに付けられる布絵本

タイトル:ぬのえほんベビー ペネロペとあそぼう
著者  :ゲオルグ・ハレンスレーベン(原作) アン・グットマン(原作) ひがし かずこ(文)
出版社 :岩崎書店
ベビーカーに子どもをのせているときに、子どもが飽きてぐずってしまうことはよくあること。そんなときに重宝するのがベビーカーにつけるおもちゃです。

この布絵本は、テレビアニメでもおなじみ「ペネロペ」のもの。布絵本の中には楽しいしかけがたくさんほどこされています。絵本にはリングがついており、ベビーカーに取り付けることも可能。これなら赤ちゃんも、ベビーカーで飽きずに楽しく過ごせそうですね。

布製なので、汚れたら丸洗いすることもできます。赤ちゃんは何でも口に入れてしまいます。いつでも清潔に使うことができるのはうれしいポイントです。

外食のときに役立ちそうな絵本

タイトル:ふわふわゆびにんぎょうえほん おやつは なあに
著者  :原優子(人形デザイン) 佐古百美(絵)
出版社 :金の星社
小さなお子さまをお持ちの方にとって、外食は大変です。食事が来るまでの間に子どもが飽きてしまい、ぐずることも。また食事中も立ち上がったりうろうろしようとしたり。パパママはゆっくり食事をすることができません。

そんなときに役に立つのがこの絵本です。この絵本は、かわいいくまさんがおやつをぱくぱく食べていくお話。絵だけではなく、くまの指人形がついているので、ごっこ遊び気分で絵本を楽しめます。

食事を待っている間にこの絵本を見せて、「静かに待っていたら、くまさんみたいに食べられるよ」など声がけをしてみましょう。

またお子さま自身が指を入れて、くまの人形を動かしながら絵本を楽しむこともできます。これがあれば、パパやママも少し楽に外食を楽しめるのではないでしょうか。

自分で絵本を読めるようになったお子さまに

タイトル:ふたつのいちご
著者  : 林 明子(作)
出版社 :福音館書店
お子さまが自分で絵本を読むときにおすすめの絵本です。通常のサイズの絵本だと持ちにくく扱いにくいことがあります。この本はちょうどよいサイズ感なので、読むのもページをめくるのもスムーズにできるでしょう。

読み聞かせのときも、子どもがパッと見ただけで絵本のすみずみまで見渡すことができます。集中して絵本の世界を楽しめるのではないでしょうか。

この絵本は、女の子がクリスマスケーキのイチゴを探しに行くお話。お話の内容も林明子さんの絵も、ほのぼのしていてほんわかした気持ちになります。

女の子は特に、自分と主人公の女の子を重ね合わせて楽しめそうです。

ひまな時間も楽しくなる

タイトル:ちっちゃなミッケ!
著者  :ジーン・マルゾーロ(文)、ウォルター・ウイック(写真)、糸井 重里(訳)
出版社 :小学館
「ミッケシリーズ」は、お子さまに大人気の絵本。でも大きなサイズなので持ち運びには向きません。でも、この「ちっちゃなミッケ」なら手軽に持ち歩くことができます。

また小さなサイズなので、誌面をパッと見渡すことができて探しやすいところも魅力。普通のミッケシリーズよりも、小さなお子さまでも楽しめそうです。

外出先でひまなときなどに、この絵本があれば楽しく過ごすことができるのではないでしょうか。

ミニ絵本でもっと絵本を楽しんで

ミニ絵本は、手軽に持ち運べる大きさなので外出先で楽しむのにぴったり。飽きてしまいがちな乗り物の中や外食中などを、機嫌よく過ごすことができます。

また自分で絵本を読むときにも、小さいサイズなら扱いやすいので絵本に手が伸びる機会も増えるのではないでしょうか。

今よりももっと絵本を楽しめるミニ絵本、ぜひお子さまのお気に入りの一冊を見つけてくださいね。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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rinoyuzu rinoyuzu  はじめましてrinoyuzuです。高校生の娘と息子がいます。以前は教員をしていました。これまでの経験を活かしながら、記事を書いていきたいです。みなさまのお役に立てるとうれしいです。