2018年9月21日 公開

「迷路絵本シリーズ」で楽しく知育!おすすめ5選

「迷路絵本シリーズ」をご存知でしょうか。数ある迷路絵本とは一線を画した、画期的なシリーズです。この絵本の魅力は何といっても、「迷路を解きながらクイズや隠し絵、おまけに知育までできてしまう」というところ。一石二鳥ではおさまらない、シリーズの魅力をご紹介します。

迷路シリーズの3つの魅力

数年前から話題となっているPHP研究所の「迷路絵本シリーズ」。この絵本は、今までの迷路絵本とはひと味違います。まずは迷路絵本シリーズの魅力的なポイントをご紹介しましょう。

絵探しと迷路がいっぺんに楽しめる

迷路や絵探しなどを楽しめる絵本はたくさんあります。しかしこの絵本が画期的なのは、絵探しと迷路がいっぺんに楽しめるところ。これまでの絵本とはひと味違った面白さを味わえそうです。

楽しみながら学習もできる

この絵本は、単なるお楽しみ絵本ではありません。なんと迷路と絵探しをしつつ、知識を得ることもできるのです。遊びながら自然と知識を得ることができるなんて、お子さまにとってこんなに魅力的なことはありません。

文字を読むのが苦手なお子さまも、イラストを眺めているだけで知的好奇心が刺激されるでしょう。文字を読むモチベーションにもなるかもしれません。

親子で楽しめる

この絵本のテーマは、お子さまが好みそうなものから、パパママが好みそうなものまでさまざま。親子で楽しむことができます。お子さまと一緒に問題を解きつつ、知識を共有してはいかがでしょうか。

動物の種類や生態を知ることができる

タイトル:動物の迷路
著者  :香川元太郎(作/絵) 成島悦雄(監修)
出版社 :PHP研究所
動物が出入りするという謎のビルを冒険する設定の迷路絵本。迷路ごとに、登場する動物が仲間分けされています。たとえば「ウサギの林」の迷路に登場する動物は、ネズミ目とウサギ目というように。迷路を進みながら、動物の分類がわかるようになっています。

また、各迷路ごとに出題されているクイズにも挑戦してみましょう。また、このクイズの文中にも、さりげなく動物の生態などに関する知識が紛れ込んでいます。

すべての迷路を解くころには、動物博士になっているかも?

乗り物好きなお子さまに

タイトル:乗り物の迷路
著者  :香川元太郎(作/絵) 小賀野実(監修)
出版社 :PHP研究所
博士が組み立てた乗り物がスパイに盗まれ、それを取り返しに行くというストーリー。犯人を追いかける気分を味わえ、ドキドキワクワクしながらページをめくる手が止まらなくなります。

迷路にはさまざまな乗り物が登場。なかにはお子さまが見たことのないものも紛れているかもしれません。知らない乗り物を見つけたら、そのつど名前を調べてみると、乗り物に対する知識がさらに深まりそうです。

きもだめし気分を味わえる

タイトル:お化けの迷路
著者  :香川元太郎(作/絵) 《絵本作家》
出版社 :PHP研究所
怖いものに、ついついひかれてしまうという方は多いのではないでしょうか。きもだめしや怖い話など、「怖い!」と思いつつもつい求めてしまいます。

この絵本は、そんな怖いものをつい覗きたくなるお子さまにおすすめです。奪われた魔除けの玉を探しに行くというストーリー。自分自身が魔除けの玉を探している錯覚におちいり、きもだめし気分が味わえるのではないでしょうか。

この迷路は、なぞなぞも楽しめます。また迷路のなかにもさまざまな問題が隠れているので、じっくり見て問題を解く楽しさも味わえるでしょう。

小学生の学習にもおすすめ

タイトル:時の迷路 恐竜時代から江戸時代まで
著者  :香川元太郎(作/絵) 《日本画家》
出版社 :PHP研究所
時の迷路はシリーズになっており、これはその第一弾。恐竜時代から、江戸時代まで振り返ることができます。

それぞれの時代ごとの迷路となっており、ページにはその時代の簡単な解説つき。迷路を進みつつイラストをながめているだけで、ざっとその時代の雰囲気がわかります。

小学校で歴史の学習に入る前に読んでみてはいかがでしょうか。歴史を身近に感じられ、勉強が楽しくなるかもしれません。

物語の世界を旅する気分に

タイトル:ポケット版 物語の迷路 アンデルセンから宮沢賢治の世界まで
著者  :香川 元太郎(作/絵)
出版社 :PHP研究所
こちらは持ち運びに便利なポケットタイプ。お子さまとのお出かけに重宝します。

この絵本では、さまざまな物語の世界を迷路で旅することができます。物語の中に入り込んだ気分を味わえそうです。

それぞれのページには、物語のあらすじも書かれています。迷路を解くことで、読んだことのない物語にも興味を持つかもしれません。本への興味を広げるきっかけにもなるのではないでしょうか。

親子で迷路絵本を楽しもう

いかがでしたか?この絵本は、見る方の年齢や能力に合わせてさまざまな楽しみ方ができます。お子さまだけではなく、パパママも夢中になれそう。お子さまと一緒に迷路や絵探しなどを楽しみながら、知識を得る喜びを共有してみてはいかがでしょうか。

この絵本が、お子さまの知的好奇心を刺激するきっかけにもなるかもしれません。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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rinoyuzu rinoyuzu  はじめましてrinoyuzuです。高校生の娘と息子がいます。以前は教員をしていました。これまでの経験を活かしながら、記事を書いていきたいです。みなさまのお役に立てるとうれしいです。