話を聞く長男と、話を聞かない次男
筆者には小学5年生の長男と、小学1年生の次男がいます。長男は比較的よく、人の話を聞くタイプですが、次男はあまり話を聞いてくれません。
次男は注意力散漫というよりは、聞き流している様子です。幼稚園や小学校では問題ないようですが、家庭では話をきちんと聞いてくれず、困ることもしばしば。
子どもそれぞれの性格があるとは思いますが、筆者の接し方に違いがあったことが原因かもしれません。長男にはできていて、次男には怠っていた経験をふまえ、人の話を聞く子どもにするためのポイントをお伝えしたいと思います。
次男は注意力散漫というよりは、聞き流している様子です。幼稚園や小学校では問題ないようですが、家庭では話をきちんと聞いてくれず、困ることもしばしば。
子どもそれぞれの性格があるとは思いますが、筆者の接し方に違いがあったことが原因かもしれません。長男にはできていて、次男には怠っていた経験をふまえ、人の話を聞く子どもにするためのポイントをお伝えしたいと思います。
子どもの話をきちんと聞く
長男の時は、その日にあったできごとなどを中心に、2人で話をする機会を多く持てました。次男の場合は、長男の予定に振り回され、ゆっくりと話す機会は少なかったように思います。さらに、今思えば次男がなにか話しかけてきても、「今忙しいから、ちょっと待って」と後回しにすることも多かったです。
自分が話したいときに、相手にゆっくりと話を聞いてもらえるという経験をたくさん持たせることが必要だったと反省しています。「どうせ話しても聞いてくれないんでしょ」とあきらめさせ、それが人の話を聞かないことにつながったのかもしれません。
子どもと話をする機会を多く持つだけでなく、うなずいたり、興味深く聞いてみたりと、子どもの話に関心を持っている姿勢を示すことがポイントです。話をきちんと聞いてもらえたと満足し、子ども自身も相手の話を聞けるようになるのではないでしょうか。
自分が話したいときに、相手にゆっくりと話を聞いてもらえるという経験をたくさん持たせることが必要だったと反省しています。「どうせ話しても聞いてくれないんでしょ」とあきらめさせ、それが人の話を聞かないことにつながったのかもしれません。
子どもと話をする機会を多く持つだけでなく、うなずいたり、興味深く聞いてみたりと、子どもの話に関心を持っている姿勢を示すことがポイントです。話をきちんと聞いてもらえたと満足し、子ども自身も相手の話を聞けるようになるのではないでしょうか。
わかりやすい言葉を使う
筆者は、感情的に怒ってしまうときや、気持ちに余裕がないときは、大人の語彙を使って話をしていることがあります。特に兄弟ゲンカ中などには、長男が理解できるレベルで怒ることが多いため、次男は筆者が何を言っているのかわからず、聞き流しているかもしれません。
今は、叱った後で、次男が何度も同じことを繰り返すときは、なぜ怒っているのかを含め、わかりやすい言葉で話すように気を付けています。もちろん、筆者自身が冷静になってからですが……。穏やかにわかりやすい言葉で話すと、次男も耳を傾けようという姿勢が見られます。
今は、叱った後で、次男が何度も同じことを繰り返すときは、なぜ怒っているのかを含め、わかりやすい言葉で話すように気を付けています。もちろん、筆者自身が冷静になってからですが……。穏やかにわかりやすい言葉で話すと、次男も耳を傾けようという姿勢が見られます。
同世代の子どもと関わる機会を多く持つ
長男には同級生の友だちがたくさんいて、よく一緒に遊んでいました。同級生の友だちは対等なため、お互いの意見を主張し合える関係です。自分の話ばかり押し付けていては、良好な関係を築くことができず、相手の話を聞くことの大切さを自然と知る可能性が高くなります。
それに比べ次男は、長男の友だちと一緒に過ごすことが多く、次男のわがままをある程度は聞いてもらえる環境でした。このような環境では、人の話を聞くことの大切さを知ることができません。
幼稚園や小学校へ行けば、同級生と関わる機会が多くなりますが、入園入学前や放課後の過ごし方も大きく影響すると感じています。長男は積極的に子育て広場に行ったり、サークルに入会したりと小さいころから同世代の子どもと関わる機会を多く持ちました。次男もそうすべきであったと反省しています。
それに比べ次男は、長男の友だちと一緒に過ごすことが多く、次男のわがままをある程度は聞いてもらえる環境でした。このような環境では、人の話を聞くことの大切さを知ることができません。
幼稚園や小学校へ行けば、同級生と関わる機会が多くなりますが、入園入学前や放課後の過ごし方も大きく影響すると感じています。長男は積極的に子育て広場に行ったり、サークルに入会したりと小さいころから同世代の子どもと関わる機会を多く持ちました。次男もそうすべきであったと反省しています。
親が一方的に話をしない
筆者は、どちらかというと過干渉タイプであるため、失敗しないように先回りして促したり、細かいことで注意したりしてきました。これは長男・次男を問わずです。いちいち言われると聞き流すようになるばかりか、子どもの考える時間さえも奪うという悪循環。
特に次男に対しては、長男の幼稚園や習い事の送り迎えで慌ただしいときなど、筆者が一方的に話をしていることが多かったと反省しています。次男の言い分や気持ちを、きちんと聞くことができていなかったと感じています。
特に次男に対しては、長男の幼稚園や習い事の送り迎えで慌ただしいときなど、筆者が一方的に話をしていることが多かったと反省しています。次男の言い分や気持ちを、きちんと聞くことができていなかったと感じています。
親が変わる必要がある
ここまで、筆者の反省点をお話してきました。次男が話を聞かない原因は、親である筆者の関わり方に大きな問題があったことは、おわかりいただけると思います。
筆者のように、忙しいから、下の子どもだからなんとかなるという誤った自信を持っていると、後々そのツケが回ってくるかもしれません。親が変わらないことには、子どもを変えることはできません。
人の話を聞く子どもにするには、子どもの話を全て受け止めてあげる、子どもに注意するときは理解しやすい言葉で、本当に大切なことだけを簡潔にすることがポイントではないでしょうか。また、年上ではなく同世代の子どもと遊べる環境づくりも必要です。
とはいえ、筆者自身も頭では理解していますが、全てを急に変えることはできてない現状です。できることから少しずつ変えていきたいと思っています。
筆者のように、忙しいから、下の子どもだからなんとかなるという誤った自信を持っていると、後々そのツケが回ってくるかもしれません。親が変わらないことには、子どもを変えることはできません。
人の話を聞く子どもにするには、子どもの話を全て受け止めてあげる、子どもに注意するときは理解しやすい言葉で、本当に大切なことだけを簡潔にすることがポイントではないでしょうか。また、年上ではなく同世代の子どもと遊べる環境づくりも必要です。
とはいえ、筆者自身も頭では理解していますが、全てを急に変えることはできてない現状です。できることから少しずつ変えていきたいと思っています。
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