2018年4月4日 公開

「キッズデザイン賞」受賞作品から読者におすすめしたい6作品を紹介

緑色の丸の中に「K」の文字、お店で見かけたことはありませんか?これはキッズデザインマーク。子どもや子育てに配慮された優れたデザインを賞する、キッズデザイン賞受賞のマークです。今年2018年で12回目を数えるキッズデザイン賞の、最新受賞作品(2017年度)と過去の受賞作品から、知育におすすめの作品を紹介します。

キッズデザイン賞とは

キッズデザイン賞は、子どもや子育てに配慮された優れたデザインの証しなのですが、その範囲はとても広く「製品・空間・サービス・活動・研究」と定義されています。
具体的には、親がお店で手に取る調理器具やおもちゃなどのグッズ、アプリ、病院・住宅などの施設や建物、乗り物、母親が活躍できる仕組みなど、本当に多岐にわたっているのです。
過去の受賞作品は2400作品超。今年2018年度も現在応募受付中(5/11まで)で8月に受賞作品が発表されます

多くの受賞作の中から、Chiik!読者におすすめの作品を紹介!
まずは2017年度のものから3つ、そして過去の作品から3つ、合計6つの作品を紹介します。

先生オススメ!!小学生の地球儀(2017年度受賞作品)

先生オススメ!! 小学生の地球儀(行政タイプ)

子どもが小学生になると、一家に1台欲しくなるのが地球儀。さまざまなタイプのものが発売されていますが、小学校の地図帳に合わせた「先生オススメ!!小学生の地球儀(行政タイプ)」は、とても見やすく読みやすい地球儀です。学習机の上やリビングに置きやすい、コンパクトな20cmサイズ。
行政タイプとは国ごとに色分けされているタイプのことで、国の広さや地名もわかりやすくなっています。

日本一楽しい漢字ドリル うんこ漢字ドリル(2017年度受賞作品)

日本一楽しい漢字ドリル うんこ漢字ドリル

こちらは、もう説明もいらないくらい有名な「うんこ漢字ドリル」。笑いながら漢字を学ぶために、子どもの視点に立って「うんこ」という危険物を使ったという、大胆で独創性あふれるアプローチが評価されたそうです。
Chiik編集部内でも、特に小学生男子に大ウケで、ついつい漢字を書いてしまうという声が出ました。

DOMIGO(2017年度受賞作品)

DOMIGO

「DOMIGO」は、木製のドミノが糸でつながっている玩具です。ドミノ5個が1セットになっていて、両端のドミノをひっぱるとドミノが立ち上がり、あっという間に5つ並べた状態になります。並べる手間はあまりないですが、倒した時の達成感をそのまま味わうことができます。他にも、高く積み上げてみたり、お家を作ってみたり。遊び方はさまざまです。片づけが楽なのも、パパママにはうれしいですね。

図工ドリル(2016年度受賞作品)

図工ドリル

紙を切って貼って立体のお寿司を作ったり、切り花のシールで生け花をしたりなど、30種類の題材が入っているドリル。学習指導要領に対応していて、学校の先生が図工の副教材に活用するものとして発売されていますが、家でしないのはもったいないほどの楽しさです。
年長~小学校高学年まで充分に楽しめる、おすすめのドリルです。

おけいこえんぴつ6B(2012年度受賞作品)

おけいこえんぴつ6B

「おけいこえんぴつ6B」は、極太三角軸の鉛筆です。小学校に上がると、さっそく使うことになるのが鉛筆。子どもの手は小さく指は短く、大人が思っているほど鉛筆を持つのは簡単ではありません。
でもこの鉛筆なら、正しい持ち方へ自然と移行できる握り持ちからスタートできます。

アントクアリウムエルツー(2009年度受賞作品)

アントクアリウムエルツー

こちら、知育グッズ売り場で見たことがあるパパママも多いのでは? 
「アントクアリウムエルツー」はアリが巣を作る過程と巣の全貌を見ることができる、画期的なグッズ。子どもだけでなく大人も夢中になることができ、会話も弾むでしょう。近くでアリを捕まえてきて、中に入れればOKと、とても手軽に始めることができるのも魅力的です。

まとめ

ここで紹介した以外にも、たくさんの作品がキッズデザイン賞を受賞しています。グッズ購入や、サービスを選ぶときに迷ったら、キッズデザイン賞のサイトを見て、参考にしてみるのもよさそうですね。

●キッズデザイン賞 
受賞作品検索や、応募要項はこちらから。
https://kidsdesignaward.jp/
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう

3分でわかる知育マガジン「Chiik!」

RECOMMEND この記事を読んだあなたにオススメ

新しい知育ブロックトイ「リポブロック」体験記

新しい知育ブロックトイ「リポブロック」体験記

手を使い空間を認識して脳を鍛える、家族で遊べる新感覚ブロック「リポブロック」を初体験。3兄弟が遊んだ作品例から他のブロックとの違いまでご紹介します。
【実体験】レゴスクールに2度の体験で入会を決めた理由

【実体験】レゴスクールに2度の体験で入会を決めた理由

知育玩具として、世界的に人気の高いレゴ。問題解決能力も育める「レゴスクール」が注目されているそうです。体験レッスンの内容や費用、入会して良かった点を紹介します。
Amazonキッズタブレット、知育に使える?兄弟で使ってみました!

Amazonキッズタブレット、知育に使える?兄弟で使ってみました!

9歳と4歳の息子がいる我が家。Amazonキッズタブレットは有料の知育アプリも使い放題と聞き、気になっており、ついにAmazonセールの際に2人に1台ずつ...
コーディングの基礎が学べる知育玩具「Turing Tumble」

コーディングの基礎が学べる知育玩具「Turing Tumble」

IT教育が必須となっている今ではプログラミングを学ぶおもちゃが数々発売されています。今回は、我が家で実際遊んだおもちゃとして、スマホやタブレットを使わずに...
LOA
「YouTuberになりたい」を小学生の英語スキルアップに活かすには?

「YouTuberになりたい」を小学生の英語スキルアップに活かすには?

小学生の将来なりたい職業として大人気のYouTuber。もし、我が子が「YouTuberになりたい」と言ったら、どうしますか?今回は、英語のスキルを含む、...
LOA

WRITER

M.moropetti M.moropetti  エディター&ライター。出版社にて、IT雑誌、女性誌、実用誌、書籍を編集。現在はフリーで、雑誌・書籍の編集&原稿執筆、WEB原稿執筆と、姉弟の子育てをやっています@渋谷区。