2017年9月11日 公開

「〇〇し過ぎ」に陥りがち?1人目育児を後悔しないコツ

2人目の育児をはじめると、「1人目の育児では〇〇し過ぎていたな」と後悔することも多いものです。6歳と2歳の子を抱える筆者の経験も踏まえて、1人目育児で陥りがちな「〇〇し過ぎ」のパターンと、それを解消するコツを紹介します。

とにかく心配し過ぎる

deeepblue / Shutterstock.com
筆者のはじめての子どもである長女が誕生したとき、わずか3kgほどの頼りない赤ちゃんを手渡され、喜びとともに「自分がこの子を守っていかなくてはならない」という責任感に肩がずっしりと重くなったことを覚えています。

その責任感は過剰な心配へとつながり、夜中に何度も起きて子どもの呼吸を確かめたり、わずかな発達の遅れを気にして何時間もインターネット検索を続けたり、湿疹に動揺して救急外来に駆け込んだりしたこともありました。

ありがたいことではありますが、結局大事に至ったことは一度もなく、取り越し苦労で不要なストレスをためこむばかりでした。

2人目の育児になると、「意外と赤ちゃんは強い」ということがわかってきますので、良い塩梅に肩の力も抜けてきます。ただそれは1人目の経験があってこそ。1人目育児のときに「心配し過ぎなくても大丈夫よ」と言われても、急に楽天的になるのは難しいものです。

子どもについて心配なことが出てきたら、まずは深呼吸をしてできるだけ気持ちを落ち着かせましょう。必要だと感じたら、ネットや書籍で情報を探してみても良いと思います。

ただし、健康や発達についての心配事は、専門家に相談するとすぐに解消することも多いものです。1人で長い時間悩まずに、気になることがあればかかりつけの小児科医や地域の保健師さんに相談してみましょう。

子育ての悩みは日本保育協会の「ママさん100番」などに、また夜間の急な発熱などは厚生労働省の小児救急電話相談事業などに電話相談もできます。こういった相談サービスを利用するのもおすすめです。

子どもの泣き声に神経質になり過ぎる

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1人目の育児のとき、筆者は「赤ちゃんを泣かせたまま放置すると、サイレントベビー(感情表現が乏しい赤ちゃん)になる」という話におびえていました。泣いたらすぐに対応しなければならないと思い込み、十分な睡眠時間も休憩時間も確保できないまま、毎日育児をしていました。

そのうちに子どもの泣き声を聞くと耳鳴りがするようになり、突発性の難聴を患ってしまったほどです。

2人目の育児をしていて思うことは、「どんなに親が努力をしても赤ちゃんは泣くものだ」ということです。

赤ちゃんは少しでも不快なことがあれば泣き、誰かを呼びたければ泣き、欲しいものがあれば泣きます。これは、まだコミュニケーションの手段が少ないから泣いて表現しているだけであって、決して親を責めたくて泣いているわけではありません。

子どもが泣くのは自然なこと、と思えるようになった今では、強くストレスを感じることも減りました。子どもが泣いていても、ケガなどでなければ、「これが終わったら行くからね」と声をかけて、少しの時間待っていてもらうこともあります。

海外では、赤ちゃんが泣いていても緊急性がなければ放置するのが当たり前、という考え方が主流の国もあります。いつも通りの泣き声なら神経質になり過ぎず、適度に肩の力を抜いて赤ちゃんと接してみてくださいね。

子どもに「ダメ!」と言い過ぎる

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子育てに対する「世間の目」が、厳しさを増していくようにも感じられる昨今。特に1人目は親の目が行き届くこともあり、「それはダメ!」「これもダメ!」とつい子どもを制止しがちです。

マナーやルールを教えるのは大切なことですが、親の「ダメ!」に委縮してしまい、子どもらしい好奇心や冒険心が失われたり、常に大人の顔色をうかがうようになったりするのは、望ましい姿とはいえません。

筆者も1人目の子育てのときは、「どこまでがその月齢ゆえの行動なのか、どこからは強く注意すべきなのか」という目安がわからず、小さなことにも「ダメ!」と連呼してしまう時期がありました。

今、6歳になった長女は、新しいことが苦手で、失敗を極端に恐れる傾向があります。「ダメ!」と言い過ぎてしまったことが、長女の「挑戦する気持ち」をくじいてしまった部分があるのではないかと 、親として反省しています。

外出している時は、周りの方への配慮から「ダメ!」と言わざるを得ないことも多々あると思います。

その分家の中では、危険性や悪意がなく、好奇心だけでやっていることであれば、なるべく「ダメ!」と言わずに見守ってあげる、あるいは「この方法ならやってもいいよ」と代案を出して、子どもの気持ちに寄り添ってあげるのも大切だと感じています。

子どもを優先し過ぎる

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日本では、「子どもが産まれた以上、生活の全てを子ども優先にするのは当然」という考え方が根強くあるように感じています。

筆者も、1人目育児のときはこの考えにがんじがらめになり、「子どもと一緒にいるより仕事をしていたい、1人で静かに過ごしたいと思うなんて、なんてダメな母親だろう」と自分をよく責めていました。

けれど、パパ・ママも1人の人間です。仕事に打ち込みたいときもあれば、ゆっくり休みたいときもあるでしょう。「子どもを優先しなければならない」と思うあまり、気力や体力に余裕がなくなり、楽しく子どもと過ごせなくなるようでは本末転倒です。

パパ・ママと離れて過ごすことも、子どもにとっては新しい世界を学ぶ大切な時間です。「親である自分ががまんすればいい」と抱え込まず、保育園や一時預かりなどを前向きに活用して、自分も子どもも幸せになれるバランスを探してみてくださいね。

「こだわり」を手放して1人目育児を楽しもう!

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1人目育児と2人目以降の育児との大きな違いは、「こだわり」の強さかもしれません。理想の育児をしたい、良い親だと思われたいといった「こだわり」は、2人目以降の育児で忙しさが倍増すると、良くも悪くも「それどころではない」という現実にかき消されがちです。

筆者自身も、2人目が産まれてからは多くの「こだわり」を捨てざるをえませんでした。でも、「こだわり」から解放されることで、親も子どもも気楽になり、物事をおおらかにとらえられる余裕が生まれたと感じています。

安心と安全さえ守られていれば、子どもは細かいことなど気にせずに、案外たくましく成長していくものです。子どもが本来持っている「強く生き抜く力」を信じ、1人目育児も軽やかに楽しんでくださいね。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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青海 光 青海 光  都内在住、二児の母。大学卒業後、子育てをしながらIT企業でフ ルタイム勤務をしていましたが、夫の海外赴任に伴い退職。カオスなインドで3年ほど暮らしました。帰国後はライターとして 、育児やライフスタイルに関する記事を中心に執筆しています。楽しく・読みやすく・有益な情報をお届けします!