絵本の選び方
絵本選びに悩んでいるパパママは多いでしょう。困ったときは、まずロングセラーの中から好みの作者の絵本を選んでみてはいかがでしょうか。自分が子どものときに好きだった絵本を選ぶのもひとつの方法です。
また、絵本選びにはぜひ図書館を活用してください。司書に子どもの年齢や興味を伝えて、おすすめの絵本を推薦してもらうこともできますし、お話し会に親子で参加するのも楽しいですよ。
年齢が上がるにしたがって、子どもの興味に合わせた作品を選ぶこともポイントです。そのため、子どもの『好き』をしっかり把握してあげてください。自分で意見を言えるくらいの年齢になったら「どんな絵本がいい?」と聞いてあげることも大切です。
また、絵本に表示されている対象年齢は参考にはなりますが、絶対ではありません。対象年齢にこだわり過ぎずに、子どもが面白いと感じる本を読んであげてください。
また、絵本選びにはぜひ図書館を活用してください。司書に子どもの年齢や興味を伝えて、おすすめの絵本を推薦してもらうこともできますし、お話し会に親子で参加するのも楽しいですよ。
年齢が上がるにしたがって、子どもの興味に合わせた作品を選ぶこともポイントです。そのため、子どもの『好き』をしっかり把握してあげてください。自分で意見を言えるくらいの年齢になったら「どんな絵本がいい?」と聞いてあげることも大切です。
また、絵本に表示されている対象年齢は参考にはなりますが、絶対ではありません。対象年齢にこだわり過ぎずに、子どもが面白いと感じる本を読んであげてください。
読み聞かせ絵本の選び方と読む量の目安は?親子の時間を大切に!

心の安定や学力向上など、さまざまな効果が報告されている読み聞かせ。絵本や児童書の中から、どの本を選べばいいのか、読み聞かせに適した量などをまとめてご紹介しています。
【0歳】おすすめの絵本
via
amazon.co.jp
タイトル:おつきさま こんばんは
著者:林 明子(作)
出版社:福音館書店
著者:林 明子(作)
出版社:福音館書店
筆者は、0歳の読み聞かせにはロングセラーの中から、我が子に読んであげたいと感じた本を選ぶのをおすすめしています。長く読み継がれている赤ちゃん絵本は、シンプルで優しい気持ちになれるものが多いです。「おつきさまこんばんは」のような夜の絵本を寝る前の習慣にすれば、後々の生活リズムを作るのにも役立ちますよ。
ロングセラーだけではなく、何か新しい絵本を読んであげたいというパパママもいますよね。そういう方に手に取ってもらいたいのが、東京大学あかちゃんラボが制作した「あかちゃんが選んだあかちゃんのための絵本」シリーズです。同ラボで行なった、世界初の赤ちゃんの好みを知る実験を元に作られた絵本です。Chiik!の記事では、絵本の内容や実験の様子を紹介しています。
世界初!あかちゃん自身が選んだ本当に好きな絵本3選

東京大学あかちゃんラボと出版社のディスカヴァー・トゥエンティワンが、あかちゃんの好みを研究・解明して生み出した「あかちゃん絵本」をご紹介しています。
『あかちゃんが選んだ絵本』開発秘話を開教授に聞きました!

刊行半年でシリーズ累計5万部のベストセラー!東京大学の開一夫教授と出版社のディスカヴァー・トゥエンティワンが共同で開発した「あかちゃん学絵本」。開教授と編集担当の堀部直人さんに、絵本の開発秘話や読み聞かせの効果についてお話をお伺いしました。
その他、0歳児にぴったりな絵本として、こちらの記事の中で紹介しているものもぜひ参考にしてくださいね。
発語の前だからこそ!0歳児にオススメの知育絵本5選

0歳児でも、脳は猛スピードで言葉を学習しています。タイミングを逃さずに、ゆっくり語りかけながら絵本を読み聞かせれば知育効果が期待できます。0歳児の知育にぴったりな絵本を5冊ご紹介しています。
【1歳】おすすめの絵本
言葉を話しはじめた1歳児にオススメなのが、同じ言葉の繰り返しが多い絵本です。子どもは繰り返しが大好きなので、子どもが満足するまで付き合ってあげましょう。子どもが声に出したくなる言葉を繰り返す絵本は、『親子で一緒に声に出して読みたい!繰り返す言葉が楽しい絵本4選』をチェックしてくださいね。
親子で一緒に声を出して読みたい!繰り返す言葉が楽しい絵本4選

親子で一緒に声を出して読めるところがあると、いつもと違う楽しみ方ができます。ストーリーの展開がわかりやすく、簡単なフレーズが繰り返し出てきて、小さなお子さまでも一緒に声を出して楽しめる絵本を集めて紹介しています。
ファースト絵本にも適している「だるまさんシリーズ」も、言葉が出始めて、感情が豊かになってきた1歳児にオススメです。だるまさんのコミカルなイラストとついつい口に出したくなる言葉は、発話を促してくれるでしょう。
想像力を育める!「だるまさんシリーズ」で言葉遊びをしよう

ファーストブックとしても人気の「だるまさんシリーズ」。「だ・る・ま・さ・ん・が」に続く言葉と絵も魅力。ストーリーがわかってきたら、一緒に続きを考えて、言葉遊びをする方法もオススメです。
また、1歳児は、見るものすべてに興味を示しはじめる時期でもあります。そんな1歳児の好奇心を満たす絵本もぜひ読み聞かせリストに入れてみてはいかがでしょう?きっと気に入ってくれ、何度も読んでほしいとせがんでくるはずです。
好奇心いっぱい!1歳のお子さまにおすすめの知育絵本5選

言葉を覚え、食べられるものも増え、歩けるようになってきて急速に「できること」が増える1歳児。好奇心旺盛な1歳頃におすすめの知育絵本を5冊ご紹介しています。
【2~3歳】おすすめの絵本
この頃の子どもは、ちょうどイヤイヤ期真っ盛り。イヤイヤ期は、どうしても「あれダメ、これダメ」と言ってしまうことが多くなる時期です。パパママが怒ってばかりでは、子どものイヤイヤもパワーアップするばかり……。そこで、絵本の読み聞かせで穏やかな気持ちでしつけをしてみましょう。
『2歳の子におすすめ!しつけに役立つ絵本4選』では、あいさつやありがとうの大切さを伝えてくれる絵本、歯みがきやトイレトレーニングに役立つ本を紹介しています。
『2歳の子におすすめ!しつけに役立つ絵本4選』では、あいさつやありがとうの大切さを伝えてくれる絵本、歯みがきやトイレトレーニングに役立つ本を紹介しています。
2歳の子におすすめ!しつけに役立つ絵本4選

2歳児は運動能力も向上してきて、跳ねたり走ったりできるようになる頃。「イヤイヤ」がはじまる時期でもあります。そんな2歳の子におすすめの、しつけに役立つ絵本を4冊をまとめてご紹介しています。
『3歳の子にオススメ!しつけに役立つ絵本4選』では、友達とのコミュニケーションや生活の基本となるお風呂やお片付けについて教えてくれる絵本を紹介しています。
3歳の子にオススメ!しつけに役立つ絵本4選

オムツがはずれたり、語彙の量が増えたりしてくる3歳児。他人を気遣う気持ちが芽生えてくる頃でもありますね。そんな心の成長が著しいこの時期におすすめの、しつけに役立つ絵本を4冊ご紹介しています。
また、2歳3歳は、段々いろいろなものが食べられるようになる年齢ですね。そんな子どもたちにオススメなのが、加古里子さんの「からすのパンやさん」とその続編です。物語の世界だからこその楽しい食べ物が登場します。食わず嫌いだったものにも手が伸びるかもしれませんよ。
「からすのパンやさん」の4羽のからすたちのその後が絵本に!

かこさとしさんの大ベストセラー「からすのパンやさん」。続編では、チョコちゃん、レモンちゃん、リンゴちゃん、オモチちゃんの4羽の子どもたちが、それぞれ違った食べ物屋さんで働く姿も登場します。
【4~5歳】おすすめの絵本
小学校入学前に数や図形、生き物の名前などを覚えてほしいという方には、自然と知育につながる絵本がオススメです。人気シリーズの「100かいだてのいえ」は、楽しみながら1~100までの数や地上、地下、海の生き物について知ることができます。
「100かいだてのいえ」シリーズについては、『知育の宝庫!「100かいだてのいえ」で数や図形、動物に慣れ親しもう』で確認してくださいね。
「100かいだてのいえ」シリーズについては、『知育の宝庫!「100かいだてのいえ」で数や図形、動物に慣れ親しもう』で確認してくださいね。
知育の宝庫!「100かいだてのいえ」で数や図形、動物に慣れ親しもう

「100かいだて」という設定や、そこに暮らす動物たちの生活も楽しい人気絵本。可愛らしくて詳細に描かれた絵も魅力です。物語を楽しみながら数や形にも慣れ親しめる利点もある「100かいだてのいえシリーズ」を紹介しています。
【6歳以上】おすすめの絵本
どんどん知識も増えて会話も豊かになる6歳児。絵本では少々物足りない、と感じてしまうこともあるかもしれませんね。そんな場合は、「おしりたんてい」シリーズを読み聞かせてみてはいかがでしょうか?主人公の顔の形がおしりのおしりたんていと助手のブラウンと一緒に、迷路や暗号を解きながら事件を解決していきます。絵をしっかり見ていないと大人でもわからない謎解きも……。もちろん、謎解きだけではなくストーリーも魅力的です。
「おしりたんてい」シリーズには幼年童話もあるので、絵本から幼年童話への移行もサポートしてくれます。
「おしりたんてい」シリーズには幼年童話もあるので、絵本から幼年童話への移行もサポートしてくれます。
アニメ化決定の「おしりたんてい」!絵本も幼年童話も大人気

幼児や小学低学年を中心に大人気の「おしりたんてい」の絵本版と幼年童話版を紹介しています。「おしりたんてい」は2018年5月からNHK Eテレでアニメ化が決定。ユニークなキャラと謎解きのおもしろさに加え、主人公の必殺技も魅力です。
また、『6歳児におすすめ!発想を広げる冒険絵本5選』では、想像力豊かな6歳児の冒険心を刺激する、ハラハラドキドキな絵本を紹介しています。絵本の中の不思議な世界に、きっと子どもは夢中になることでしょう。
6歳児におすすめ!発想を広げる冒険絵本5選

探検隊や海賊などになって、想像力豊かにごっこ遊びをする6歳前後。冒険絵本を読んであげれば、さらに発想が広がっていきそうですね。6歳児におすすめの冒険絵本と幼年童話を5冊選んでご紹介しています。
絵本を読み聞かせる際のポイント
パパママと子どもにとって、絵本の読み聞かせが楽しい時間であることが大切です。大げさな演技をして読むことはありません。穏やかな気持ちで、文章のリズムを感じながら読んでみましょう。
まだ小さい子どもだと、ときには本を投げたり破ったりしてしまうことがあるかもしれません。そのときは怒らないで「絵本も大好きなおもちゃのように大切にしてね」と伝えましょう。
読み聞かせを笑顔あふれる素敵な時間にすることで、子どもが本を好きになる可能性が高くなります。記事の中で紹介した絵本の選び方を参考に、親子ともに楽しい絵本タイムを過ごしてくださいね。
まだ小さい子どもだと、ときには本を投げたり破ったりしてしまうことがあるかもしれません。そのときは怒らないで「絵本も大好きなおもちゃのように大切にしてね」と伝えましょう。
読み聞かせを笑顔あふれる素敵な時間にすることで、子どもが本を好きになる可能性が高くなります。記事の中で紹介した絵本の選び方を参考に、親子ともに楽しい絵本タイムを過ごしてくださいね。
絵本の読み聞かせを習慣に!メリットと長く続けるコツ

カナダで、3カ国語を操るマルチリンガルの息子を育てている経験から、絵本の読み聞かせを幼少時から長く続けるメリットやコツを紹介しています。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。