2018年1月19日 公開

無料の室内遊び場「フレーベルこどもプラザ」の魅力をご紹介

「アンパンマン」でおなじみのフレーベル館が運営する「フレーベルこどもプラザ」。大きなボールプールや遊具、たくさんの絵本が並ぶ、未就学児向けのプレイスポットです。料金はなんと無料!今回、フレーベル館広報の寺地昂平さんに、施設の魅力をたっぷり伺ってきました。

「フレーベルこどもプラザ」とは

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「フレーベルこどもプラザ」はキンダーブックや児童書の出版をはじめ、教材、遊具の販売など、幼児教育に関わる活動や保育支援事業を行うフレーベル館が、2015年に都内にオープンした施設。

小さな子どもが安心して遊べる場として、またパパママのコミュニケーションの場としても人気のスポットです。

思いきり体を動かせる「あそびのひろば」

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広い室内はふたつのエリアに分かれています。

体を使って思いきり遊べる「あそびのひろば」で特に人気なのが、ボールプール。小さな子どもしかいないので、安心して遊ばせられるのもいいですね。

毎日消毒し、月に一度はボールをすべて出して清掃しているそうなので、衛生面も安心です。
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壁にはマグネット式のレールがくっついていて、自由に並べ替えて遊べます。好きな形を作ったり、レールをつなげてボールを転がしたり、子どもの発想の面白さを発見できそうです。

クライミングは普段の生活ではあまり使わない背筋なども鍛えてくれるので、体力づくりにもおすすめです。
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大型の作品も作れるブロックも大人気!
via photo by 株式会社フレーベル館
また、フレーベル館が開発したオリジナルブランドのおもちゃやブロックなどで遊べるコーナーもあります。たくさんあるおもちゃの中から好きなものを選び、自由に遊ぶという経験は、子どもの主体性や創造性を育んでくれます。

木のぬくもりが感じられるおままごとセット。男の子にも人気です。
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自由に好きな本が読める「えほんのひろば」

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まるでおとぎ話の国に迷い込んだような「えほんのひろば」は、八ヶ岳にある日本で最初の絵本専門図書館「えほん村」とのコラボレーションによって生まれました。キノコの形の椅子など、かわいらしい家具や本棚はすべて造形作家の松村太三郎さんの作品です。

フレーベル館の絵本を中心に、100冊以上の絵本を自由に読むことができます。こんなに素敵な空間なら、親もリラックスして過ごせそうですよね。

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入口近くに立っているPepperは、なんと読み聞かせもしてくれるんだとか。

ドリンクコーナーで販売されているコーヒーやジュースなどは、「えほんのひろば」で飲むことができます。
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なぜ無料で利用できるの?

クレヨンなどもすべてフレーベル館の商品です。ちなみに、日本ではじめてクレヨンを製造したのはフレーベル館なんだそう!
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「ここに来ればお子さんはのびのびと体を動かせますし、同じくらいの年齢のお子さんをもつ親御さん同士でおしゃべりもできます。孤立しがちな子育てを親子両方の視点から支えられれば、という思いから無料で開放しています」と広報の寺地さん。

毎月150組ほどの新規登録があるそうで、多数の親子に喜ばれているようです。

午後にはおはなし会やワークショップなどのミニイベントも行われていて、自由に参加できます。フレーベル館の商品を使った工作なども人気だそう。

遊びに行く際は時間に余裕をもって出かけよう

「フレーベルこどもプラザ」は午前と午後の完全入れ替え制です。受付は先着順で、定員は約40人とのこと(子どもの年齢や当日の混み具合で多少前後するようです)。遊びに行く際は、少し並ぶことも考えて、時間に余裕を持って出かけるとよさそうです。

「フレーベルこどもプラザ」の隣にある「えほんとおもちゃのお店」。
via photo by 株式会社フレーベル館
隣には、フレーベル館の直営ショップ「えほんとおもちゃのお店」もありますよ。アンパンマングッズやおもちゃ、絵本などが販売されています。こどもプラザで遊んだ後にでもぜひ立ち寄ってみてくださいね。
【住所】
東京都文京区本駒込6-14-9フレーベル館本社ビル1F
【アクセス】
JR・東京メトロ南北線「駒込駅」より徒歩7分、都営地下鉄三田線「千石駅」から徒歩10分
【開館日時】
月~金曜日
(1)午前10:00~午前11:30
(2)午後2:30~午後4:00
(1)(2)ごとの入れ替え制。入場は先着順で、各回開始15分前から受付。
【休館日】
  毎週火曜日、土日祝(その他臨時休館あり)
【入館料】
無料(ただし、子ども1人につき年間利用登録料300円)
【対象年齢】
1歳~未就学児
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

YUZU YUZU  フリーライター。東京都在住。出版社で書籍編集の仕事をしていましたが、夫の仕事の都合で2009年より台湾・台北へ。6年間の駐在生活中は娘二人を日本人学校に通わせながら、台湾師範大学の語学センターで中国語を勉強。帰国後はライターとして、主に台湾や子育てに関する記事を書いています。