2018年2月7日 公開

室内遊び場「フレーベル館 Kinder Platz」で運動も絵本も工作も楽しもう!

家のおもちゃは限られているし、近所の公園もマンネリ気味……。そんなときは、子どもの創造性と主体性を育む室内遊び場、「フレーベル館 Kinder Platz(以下、キンダープラッツ)」へ!大型遊具や絵本、木製玩具や工作グッズなど、ワクワクするものがいっぱいです!2017年11月に東京・アリオ葛西内にオープンしたばかりの2号店にうかがいました。

親子で楽しめる「キンダープラッツ」とは

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キンダーブックや児童書の出版、保育遊具や教材の企画開発・販売など、幼児教育に関わるさまざまな事業を手がけるフレーベル館が、「きづく ひろがる あそびの広場」をテーマに創設した室内遊び場、それが「キンダープラッツ」です。

2016年に1号店が神奈川県港北区のトレッサ横浜内にオープンし、2017年11月には東京都江戸川区のアリオ葛西内に2号店がオープン。そこで今回はフレーベル館広報の寺地昂平さんに、「キンダープラッツ アリオ葛西店」をご案内していただきました!

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「キンダープラッツには、フレーベル館で取り扱っている遊具やおもちゃ、絵本などがたくさん置いてあるので、子どもたちは思う存分いろいろな遊びを楽しめます。常時、スタッフはおりますが、子どもだけでなく必ず保護者の方とご一緒に利用していただいております。子どもたちが楽しく過ごす間、初対面の親御さん同士でも自然とおしゃべりがはじまったりして、コミュニケーションの場にもなっているんですよ」と寺地さん。
パパママの息抜きの場としても重宝されているんですね。

思いきり体を動かせる運動コーナー

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施設内は6つのコーナーに分かれています。

子どもたちに大人気なのが、「くものうえのツリーハウス」のコーナーにある大きなボールプール。なんと2万個ものボールを使用しており、飛び込んだり、寝転んだり、体をうずめたりと、思いきり全身を使って遊べます。

造形作家・松村太三郎さんがデザインした遊具は優しいフォルムで、まるで絵本の世界に入り込んだみたい!ただ滑り台を滑るだけじゃなく、木の中をくぐっていくようなワクワク感も楽しめそうです。

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「のびのびはらっぱ」という運動コーナーには、マジックテープで自在にくっつけられる小型のマットがあり、迷路やおうちなどを作って遊べます。マットの上を飛び越えたり、トンネルを作ってくぐったりして、自然と体を動かせるのもいいですね。

創造力を育む制作&絵本のコーナー

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運動コーナーで大はしゃぎして疲れたら、「おはなしのひろば」でひと休み。ここには常時、200冊ほどの絵本が置かれています。静かな図書館だと周りにも気を遣いますが、ここなら読み聞かせも気兼ねなくできそうです。

木のぬくもりが感じられる可愛らしい椅子や飾りに、パパやママも癒されます。
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カラフルなキノコ型の椅子など、絵本作家でもある松村太三郎さんの絵本の世界を体感できるのもオススメのポイントです。

テーブルが低いので、おうちの中で遊んでいるような居心地の良さが感じられます。
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リピーターの方も多いそうですが、そういう常連さんたちに人気なのが「もりのアトリエ」という工作コーナー。クレヨンやはさみ、画用紙や折り紙など、さまざまな道具や制作素材を好きなように使うことができるので、子どもの発想を妨げることなく自由な造形活動を楽しめます。創造性を育むのにぴったりなコーナーですね。

本格派の玩具がそろったテーマ遊びコーナー

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「あそびのまち」では積木やレールウェイ、木のおままごとセットなどでごっこ遊びが楽しめます。小さなキッチンやテーブルと椅子が並んだおままごとコーナーは、大人でもワクワクしてしまうほど本格的! すべて木製なので、やわらかい手触りも魅力的です。

かわいいエプロンまでありました! なりきり遊びも楽しめます。
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2歳までの小さいお子さんは「ぼうけんのしま」という乳児専用コーナーで遊ぶこともできます。小さなボールプールなど遊具も充実していますし、大きなお子さんとぶつかったりという心配もなく、ゆったりと遊ばせられるのがいいですね。

日替わりのワークショップも大人気!

壁にくっつくマグネットのレールやブロックも人気!
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参加無料のワークショップもあります。さまざまな造形遊びが楽しめる「創造共育ワークショップ」、学芸大学と共同でプログラム開発した「まなあそクラス」、専門講師が指導を行う「体操クラス」など、約30分間のワークショップが平日は毎日開催されています(各回定員10名)。

また、土日・祝日は絵本の読み聞かせや特別イベントなどを随時開催しているそう。スタッフが子どもの相手をしてくれるので安心ですし、親も読み聞かせや遊び方のコツを学んだりできそうですね。

豊かな遊びが子どもの未来を育む

入口ではフレーベル館が取り扱う商品を販売中。クレヨンやおままごと道具など、使ってみて気に入ったものを購入できます。
創業110年の歴史をもつフレーベル館は、子どもの未来を支えるさまざまな事業を手がけています。このキンダープラッツでも子どもの健やかな成長を見守るさまざまな配慮が感じられ、親子で安心して遊ぶことができます。

そういう場所で自由に思いきり遊ぶ中で、子どもは多くのことを学んでいきます。こうしたプレイスポットをうまく活用すれば、子育てがもっと楽しくなりそうですね。

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【住所】
東京都江戸川区東葛西9-3-3 アリオ葛西3F
【アクセス】
東京メトロ東西線「葛西駅」より無料シャトルバスで5分
【営業時間】
午前10:00~午後6:00(受付終了 午後5:30)
【休館日】
年中無休(アリオ葛西の営業日に準じます)
【入館料】
子ども:最初の30分は600円、以降10分ごとに延長料金100円
大人:500円(延長料金はかかりません)
※その他に会員登録料(一家族100円)がかかります

・平日フリーパス:子ども1名 1200円
・休日3時間パス:子ども1名 1200円
・平日夕方パス:子ども1名 300円
・平日月間パスポート:大人1名+子ども1名 4300円

【対象年齢】
6カ月~12歳
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

YUZU YUZU  フリーライター。東京都在住。出版社で書籍編集の仕事をしていましたが、夫の仕事の都合で2009年より台湾・台北へ。6年間の駐在生活中は娘二人を日本人学校に通わせながら、台湾師範大学の語学センターで中国語を勉強。帰国後はライターとして、主に台湾や子育てに関する記事を書いています。