積み木でブロックでパズル!
ジーノは、積んで遊べる「積み木」であり、引っかけて結合できる「ブロック玩具」でもあり、さまざまな難易度のレベルの作例を仕上げる「立体パズル」でもある、という3要素を併せもつのが一番の特徴です。
ピースは1:2:3の比率からなる「J」の形、1種類。アシンメトリーな形なので、重ね方やはめこみ方にちょっとした工夫が必要になり、全16ピースと少ない数なのに、常に自分の予測をほんの少し超えてくれます。そのため、試行錯誤が自然と加速。数学的思考力や空間認識力を高め、芸術程感性が育まれることも期待できます。
パズルとして遊んでも、大人なら簡単に解けるということもなく、手加減して子どもに付き合ってあげるという玩具ではありません。同じ目線で真剣に遊べ、大人も満足できるガジェットなのです。
ピースは1:2:3の比率からなる「J」の形、1種類。アシンメトリーな形なので、重ね方やはめこみ方にちょっとした工夫が必要になり、全16ピースと少ない数なのに、常に自分の予測をほんの少し超えてくれます。そのため、試行錯誤が自然と加速。数学的思考力や空間認識力を高め、芸術程感性が育まれることも期待できます。
パズルとして遊んでも、大人なら簡単に解けるということもなく、手加減して子どもに付き合ってあげるという玩具ではありません。同じ目線で真剣に遊べ、大人も満足できるガジェットなのです。
日本人現代美術家による発想から生まれたカタチ
このジーノのデザインとコンセプトを作ったのは、現代美術家の出田郷(いでたごう)さん。
出田さんは1978年北海道生まれ。北海道教育大学で彫刻を学んだ後、オランダ留学などを経て、作品が国内外で高く評価され、活躍する現代アーティストです。知覚に訴える作品の中に入りこんで体感するインタラクティブなインスタレーション作品を中心に発表しています。
自然に恵まれた大地で子どもの頃から木の端材などで遊びながら育ち、頭の中でさまざまな形を組み立てることができていたという出田さん。
いつも頭の中に組み立てているそのピースを具体的な形にし、遊びながら「手で考える玩具」が作れないかと考えたのが発端だそうです。
このジーノは、積み重ねたり、組み合わせたりすると、どうしてもどこかがはみ出たり、はめ込む方向が制限される”不完全な形”。でもそれが、常にひらめきや発見に出会える可能性になっているのです。
シンプルで制限がある形なのに、作者の出田さん自身も、触るたびに新しい組み合わせを発見できるのではないかと感じるほどさまざまな形が生まれるそうです。
出田さんは1978年北海道生まれ。北海道教育大学で彫刻を学んだ後、オランダ留学などを経て、作品が国内外で高く評価され、活躍する現代アーティストです。知覚に訴える作品の中に入りこんで体感するインタラクティブなインスタレーション作品を中心に発表しています。
自然に恵まれた大地で子どもの頃から木の端材などで遊びながら育ち、頭の中でさまざまな形を組み立てることができていたという出田さん。
いつも頭の中に組み立てているそのピースを具体的な形にし、遊びながら「手で考える玩具」が作れないかと考えたのが発端だそうです。
このジーノは、積み重ねたり、組み合わせたりすると、どうしてもどこかがはみ出たり、はめ込む方向が制限される”不完全な形”。でもそれが、常にひらめきや発見に出会える可能性になっているのです。
シンプルで制限がある形なのに、作者の出田さん自身も、触るたびに新しい組み合わせを発見できるのではないかと感じるほどさまざまな形が生まれるそうです。
0.1mmまでこだわった国産玩具
実は、このジーノ、0.1mmでも誤差があるとピース同士の組み合わせが緩んでしまうほど繊細な設計。調整に調整を重ね、湿度などによる木の変化も考慮し、凹み部分の幅は24.6mmの設計となったそうです。
この精密な作業を引き受けてくれる製造先に出会えるまでがまた一苦労だったそうですが、最終的に奈良の桶づくりの技を受け継ぐ「ダイワ産業」が担当。ブナの無垢材と、日本の職人の工夫と手間が美しさの秘訣でもあるのです。
素材は天然ブナ材を使い、舐めてしまってもいいように、亜麻仁油などを原料とした国産オイル自然塗料で仕上げられています。
ただし、天然木材なので、湿気や熱、乾燥によって膨張や歪みが起きてしまうこともあるそうです。保存する場所には気を付けましょう。
また、「世の中に角はあるもの、足の上に落としたら痛いと知るのも大切」ということで最低限の面取りにとどめられています。2〜3歳頃までは親の管理下の元で遊ばせ、普段は手の届かないところに収納しておくと、より安全かもしれませんね。
この精密な作業を引き受けてくれる製造先に出会えるまでがまた一苦労だったそうですが、最終的に奈良の桶づくりの技を受け継ぐ「ダイワ産業」が担当。ブナの無垢材と、日本の職人の工夫と手間が美しさの秘訣でもあるのです。
素材は天然ブナ材を使い、舐めてしまってもいいように、亜麻仁油などを原料とした国産オイル自然塗料で仕上げられています。
ただし、天然木材なので、湿気や熱、乾燥によって膨張や歪みが起きてしまうこともあるそうです。保存する場所には気を付けましょう。
また、「世の中に角はあるもの、足の上に落としたら痛いと知るのも大切」ということで最低限の面取りにとどめられています。2〜3歳頃までは親の管理下の元で遊ばせ、普段は手の届かないところに収納しておくと、より安全かもしれませんね。
多様な遊び方が楽しめる!
自由に形をつくって遊ぶ
まずは、積んだり、並べたり、はめこんだり。回転させたり、ひっくり返したりしながら積み木やブロックとして、自由に形をつくってみましょう。親子や友達同士でそれぞれに刺激しあって遊べます。
パターンを探して遊ぶ
筆者はオリジナルカラー、娘はパステルカラーのセットがお気に入り。親が見本のパターンを仕上げるとそれを見ながら自分もやってみるとわかりやすいようです。ちょっと歪みましたが無事バランスを崩さずに完成!
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左右や上下対称など、規則性のあるパターンを見つけて遊んでみましょう。4色の順番もさまざまに変えて遊べます。
ゲームとして楽しむ
あやとりのように、親子で交互に、あるいは複数で順番に。形を真ん中に置いて、並べ替えたり、回転させたりするとまた新しい形を発見できます。
パズルを解く
子どもが夢中になる階段パターンは難易度4★★★★
No.16D_12のパターンです。子ども用にはプリントしてカードにするなどすると分かりやすいかもしれないですね。
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photo by author
同梱された説明書の他、公式サイト、Instagramにはたくさんの作例が公開されています。平面のパズルから立体まであり、難易度の高さに合わせて星がついているのでどんどんチャレンジを楽しめます。
ごっこ遊びにも!
子どもは見立て遊びやごっこ遊びが得意です。シンプルでカラフルなピースは想像力次第でさまざまなものに変身・設定されて遊びの幅を広げてくれます。
プレゼントに最適!
誕生日やクリスマスプレゼントはもちろん、出産・入園・入学祝いなどでも喜ばれそうですね。パパママが、子どもが寝た後にお酒を飲みながら遊んでハマってしまうこともありそうです!
現在は公式サイトでの販売のみですが、今後はインテリアショップや玩具専門店など購入できる場所も増えていくそうですよ。
現在は公式サイトでの販売のみですが、今後はインテリアショップや玩具専門店など購入できる場所も増えていくそうですよ。
「Jino」ジーノは知育玩具の枠を越えた、積み木&ブロック玩具&立体パズルです。

「Jino」ジーノは現代アーティストの発想を、暮らしの中で体験できるクリエイティブガジェットです。積み木・ブロック玩具・立体パズル、3つの玩具の特長を持ち、子どもから大人までお楽しみいただけます。2017年グッドデザイン賞受賞。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。