2019年7月19日 公開

ペットボトルで、ナイトアクアリウムを作りましょう!【小山一馬の簡単廃材工作】

夏休みになると、お出かけする機会も増えてくると思いますが、ちょっと涼しげな雰囲気も味わえる水族館に行くのはいかがでしょう。 水族館でいろいろな魚を観察して帰ってきたら、その感動をペットボトルで作りませんか?綺麗な色の魚、変な形の魚を思い出して、自分だけの水族館作りに挑戦しましょう。今回制作する水族館は光るので、暗い部屋で見てみてください。夜の怪しげな海の中を体験できますよ! 

光る棒を使って、暗いところで水族館を楽しめる!

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制作した水族館は明るいところでも楽しめますし、暗いところでも楽しめます!100円ショップで売っている光る棒を組み込んで、暗いところに行ってみましょう!夜が待ち遠しくなりますね。

ナイトアクアリウムの材料

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材料

・ペットボトル(炭酸飲料の丸いペットボトル)
・光る棒(太いもの)         
・ラッピング用パッキン(キラキラしたもの) 
・マスキングテープ(数種類あると良い)
・はさみ
・カッター
・油性ペン
・セロテープ(※)
・ビニールテープ(※)
※光る棒を固定するためですが、無くても構いません。

ナイトアクアリウムを作ってみよう!

1:ペットボトルに魚や海の生き物を貼って飾りましょう

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マスキングテープをちぎったり、はさみで切ったりしながら魚を作り、ペットボトルに貼り付けます魚のほかにもいろいろな海の生き物をたくさん作って、素敵な水族館にしましょう。

2:ペットボトルのなかにキラキラしたパッキンを入れます

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たくさんの魚や生き物でペットボトルを飾ったら、中にキラキラしたラッピング用パッキンを入れます。

3:フタに穴を開けます

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これでフタをしたら通常の水族館の完成ですが、今回はナイトアクアリウムの制作ですから、ペットボトルのフタに光る棒を差し込む穴を、カッターなどで開けます光る棒の太さより若干小さめな穴を、カッターを使って慎重に開けましょう。綺麗な丸の穴でなくて構いませんので、怪我をしないように気をつけて開けてください。

4:光る棒を差し込みます

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ペットボトルにフタをしたら、光る棒を差し込みます。もしフタに開けた穴が大きく開いてしまい、光る棒が固定できない場合は、セロテープやビニールテープなどで固定しましょう。

5:光るアクアリウムの完成!

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完成です!どうですか?明るいところで見る水族館と違った雰囲気ですよね!

遊び方の工夫と注意

光る棒は数種類販売されています。フックがついているタイプを選べば、吊るすこともできますので、また違った雰囲気で楽しむことができますし、色を変えてみるのも面白いかと!

<注意点>
・フタに穴を開ける時にカッターを使用しますが、一気に開けようとするとすべって怪我をする可能性があります。焦らないでゆっくりと、何度も同じところを少しずつ、繰り返し切って開けるようにしましょう。

・暗い場所に入って見る場合、必ずどこに行って見て来るかを保護者に知らせること。暗い場所は思わぬ事故につながる可能性もあり、また、どこに行ったのか探しても分からなくなってしまわないようにするために必ず報告させましょう。

作者プロフィール

小山一馬
造形作家/武蔵野短期大学幼児教育学科准教授
主にダンボールなどの廃材を使用して作品を発表しながら、
幼児教育者を育成する短大にて、図画工作などを教えています。
次回のテーマ
「廃材やカラフルな素材を使って、自分だけの光る深海魚を作っちゃおう!」
深海魚のお話を聞いた後にイメージを膨らませ、色々な素材を使って自分だけの深海魚を作ります。
日時:2019年7月21日(日) (1)13:00~ (2)14:30~ ※受付各回10分前~
場所:表参道ヒルズ本館B2F キッズの森
詳しくは表参道ヒルズホームページの「イベント&トピック」をチェックしてみてください!
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

小山一馬 小山一馬  リサイクルの観点から、ダンボールやその他の廃材を素材として、作品や工作を制作し発表しています。写真はドングリマシーン2号という作品です。夏に森の中で蚊に刺されながら撮影しました!また、表参道ヒルズ「キッズの森」にて、小学生以下を対象とした工作のワークショップを、定期的に無料で開催中!工作に興味がある方はお気軽にご参加ください。造形作家、武蔵野短期大学幼児教育学科准教授。