「悪事をはたらくと痛い目をみる」ことが伝わるお話
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タイトル:いもとようこの日本むかしばなし くまときつね
著者 :いもとようこ(文・絵)
出版社 :金の星社
著者 :いもとようこ(文・絵)
出版社 :金の星社
ずる賢いキツネの王道のようなこのお話は、日本の昔話のひとつです。いもとようこさんの優しいイラストで、お子さまにも親しみやすい雰囲気になっています。
きつねとくまは畑で野菜を作ることにしました。きつねは、とれた野菜を半分ずつ分けることを提案します。その内容は「くまは土から上にできたもの、きつねは土から下にできたものをもらう」というものでした。
しかし、できた野菜は「さつまいも」。これではくまは上の葉っぱの部分しかもらえません。そのあとも、くまに不利な提案を繰り返すきつね。ついに怒ったくまがとった行動とは……?
ストレートなストーリーで、「悪いことをすると痛い目を見る」ということがお子さまにも伝わりやすいのではないでしょうか。
お友達に意地悪をしてしまった経験は、誰しも一度はあるでしょう。そんなとき「意地悪してはダメ」といくら口で言っても伝わりにくいもの。しかし絵本を通してなら、心に響きやすいかもしれませんね。
きつねとくまは畑で野菜を作ることにしました。きつねは、とれた野菜を半分ずつ分けることを提案します。その内容は「くまは土から上にできたもの、きつねは土から下にできたものをもらう」というものでした。
しかし、できた野菜は「さつまいも」。これではくまは上の葉っぱの部分しかもらえません。そのあとも、くまに不利な提案を繰り返すきつね。ついに怒ったくまがとった行動とは……?
ストレートなストーリーで、「悪いことをすると痛い目を見る」ということがお子さまにも伝わりやすいのではないでしょうか。
お友達に意地悪をしてしまった経験は、誰しも一度はあるでしょう。そんなとき「意地悪してはダメ」といくら口で言っても伝わりにくいもの。しかし絵本を通してなら、心に響きやすいかもしれませんね。
親子で感想を話し合いたくなる絵本
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タイトル:ごんぎつね
著者 :新美南吉(作)、 黒井健(絵)
出版社 :偕成社
著者 :新美南吉(作)、 黒井健(絵)
出版社 :偕成社
国語の教科書にも載っている、もっとも有名なきつねのお話のひとつ「ごんぎつね」。悲しい結末に涙した方も多いのではないでしょうか。
いたずらばかりして村の人を困らせるごんぎつね。ある日ごんは、ほんのいたずら心から兵十が病気の母親のためにとったうなぎを逃がしてしまいます。
しかしその後、兵十の母親は亡くなってしまいました。それを知り反省したごんは、その日から兵十にくりやまつたけなどを届けるように。しかし兵十は、これを神様のしわざだと思い込みます。そしてある日、事件が起こってしまうのです……。
だれも幸せにならない悲しい結末。もとはといえばきつねが自分でまいた種なのですが、なんとも後味の悪い終わり方です。
しかし、だからこそ考えさせられることも多いでしょう。ぜひ読み終えたあとに、お子さまと感想を話し合ってみてください。また新たな発見があるかもしれません。
いたずらばかりして村の人を困らせるごんぎつね。ある日ごんは、ほんのいたずら心から兵十が病気の母親のためにとったうなぎを逃がしてしまいます。
しかしその後、兵十の母親は亡くなってしまいました。それを知り反省したごんは、その日から兵十にくりやまつたけなどを届けるように。しかし兵十は、これを神様のしわざだと思い込みます。そしてある日、事件が起こってしまうのです……。
だれも幸せにならない悲しい結末。もとはといえばきつねが自分でまいた種なのですが、なんとも後味の悪い終わり方です。
しかし、だからこそ考えさせられることも多いでしょう。ぜひ読み終えたあとに、お子さまと感想を話し合ってみてください。また新たな発見があるかもしれません。
少し長い絵本に挑戦させたいときに
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タイトル:キツネどんのおはなし
著者 :ビアトリクス・ポター(作・絵)、 石井 桃子(訳)
出版社 :福音館書店
著者 :ビアトリクス・ポター(作・絵)、 石井 桃子(訳)
出版社 :福音館書店
かわいらしいイラストが人気を誇る「ピーターラビットシリーズ」の作品です。ピーターラビットは2018年に映画が公開されたこともあり、興味を持っているお子さまも多いのではないでしょうか。
ピーターラビットシリーズのなかでも、キツネは「嫌われ者」として登場します。この絵本にはキツネと嫌われ者の座を争う「あなぐま」も登場。ふたりの攻防戦は見ものです。ハラハラドキドキしながら、ストーリーに没頭できるでしょう。
少し長いお話なので、幼稚園のお子さまにはパパママが読んであげてください。本格的なストーリーの本に挑戦させてみたい方におすすめです。ほかのピーターラビットシリーズもあわせて読むと、さらに楽しめるでしょう。
ピーターラビットシリーズのなかでも、キツネは「嫌われ者」として登場します。この絵本にはキツネと嫌われ者の座を争う「あなぐま」も登場。ふたりの攻防戦は見ものです。ハラハラドキドキしながら、ストーリーに没頭できるでしょう。
少し長いお話なので、幼稚園のお子さまにはパパママが読んであげてください。本格的なストーリーの本に挑戦させてみたい方におすすめです。ほかのピーターラビットシリーズもあわせて読むと、さらに楽しめるでしょう。
小さなお子さまにおすすめ
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タイトル:きつねとねずみ
著者 :ビアンキ(作) 山田 三郎(絵)内田 莉莎子(訳)
出版社 :福音館書店
著者 :ビアンキ(作) 山田 三郎(絵)内田 莉莎子(訳)
出版社 :福音館書店
キツネとネズミは、自然界のなかで「食う・食われる」関係にあります。そんなキツネとネズミの関係を、ユーモラスに描いたのがこの作品です。
迫力あるイラストと短くわかりやすい言葉で構成されており、小さなお子さまでも楽しめそう。ネズミを食べようとするキツネと、逃げるネズミ。その攻防戦の行方は一体……。気になる方は、ぜひ絵本を手に取ってみてください。
迫力あるイラストと短くわかりやすい言葉で構成されており、小さなお子さまでも楽しめそう。ネズミを食べようとするキツネと、逃げるネズミ。その攻防戦の行方は一体……。気になる方は、ぜひ絵本を手に取ってみてください。
短いながら、ワクワクするストーリー
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タイトル:松谷みよ子 あかちゃんのむかしむかし きつねとたぬきのばけくらべ
著者 :松谷 みよ子(ぶん)、ひらやま えいぞう(え)
出版社 :童心社
著者 :松谷 みよ子(ぶん)、ひらやま えいぞう(え)
出版社 :童心社
きつねとたぬきが、どちらが上手に化けられるか勝負をします。きつねが化けたのは「花嫁」、タヌキが化けたのは「おまんじゅう」。さて、勝負の行方は?
絵本の世界のなかでは、キツネとともに「化ける動物」として登場することが多い「タヌキ」。この絵本は、そんなタヌキとキツネの化かしあいのお話です。
日本の昔話のひとつ「きつねとたぬきのばけくらべ」を、赤ちゃん向けにアレンジしてあります。文章が短くわかりやすいので、絵本を読みなれないお子さまでも楽しめるでしょう。
短いストーリーながら起承転結がはっきりとしており、ワクワクしながら読み進めることができそう。絵本の楽しさに目覚めるきっかけになるかもしれません。
絵本の世界のなかでは、キツネとともに「化ける動物」として登場することが多い「タヌキ」。この絵本は、そんなタヌキとキツネの化かしあいのお話です。
日本の昔話のひとつ「きつねとたぬきのばけくらべ」を、赤ちゃん向けにアレンジしてあります。文章が短くわかりやすいので、絵本を読みなれないお子さまでも楽しめるでしょう。
短いストーリーながら起承転結がはっきりとしており、ワクワクしながら読み進めることができそう。絵本の楽しさに目覚めるきっかけになるかもしれません。
絵本を楽しみながらしつけ&知育に役立てて
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pixabay.com
キツネの絵本は、「だます」ことをテーマにしたお話がたくさんあります。しかし同じ「だます」ことがテーマでも、人生の教訓が描かれたものやユーモラスなものなど、その内容はさまざまです。
お子さまに伝えたいメッセージなどを考慮しつつ絵本を選ぶと、教育的効果も期待できるはず。親子で絵本を楽しみつつ、しつけや知育などにも上手に利用してみてくださいね。
お子さまに伝えたいメッセージなどを考慮しつつ絵本を選ぶと、教育的効果も期待できるはず。親子で絵本を楽しみつつ、しつけや知育などにも上手に利用してみてくださいね。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。