2018年9月15日 公開

赤ちゃんの手押し車を選ぶポイントは?オススメおもちゃ5選

つかまり立ちができるようになった赤ちゃんにとって、手押し車は最初の一歩を助けてくれるアイテム。筋力をつけるのにも役立つ手押し車は、どんなことに注意して選べばよいのでしょうか。選ぶポイントや遊び方とともに、おすすめの手押し車のおもちゃをご紹介します。

選ぶポイントは素材と安全性

手押し車のおもちゃを選ぶときのポイントには、「素材」と「安全性」があります。

素材

手押し車には木製のものとプラスチック製のものがあります。木製のもののメリットは、重みによって転倒しづらいこと、持ち手が赤ちゃんの手にもなじみやすいこと、部屋に出していてもインテリアのように馴染みやすいことなど。

一方でプラスチック製のメリットには、軽いものが多く持ち運びがしやすい点、カラフルなデザインや人気キャラクターがデザインされたものが多い点などがあげられます。

安全性

手押し車を与えたとき、赤ちゃんが安全に遊べるかどうかはとても大切です。

日本でつくられたおもちゃは、安全性の基準を満たしたものに「玩具安全基準(ST基準)」のマークが付けられています。国産の手押し車を選ぶ際には、ST基準のマークがあるかどうかをチェックしましょう。

PLANTOYS 5123 ベビーウォーカー

商品名:PLANTOYS 5123 ベビーウォーカー
販売元:プラントイジャパン(PLANTOYS JAPAN)
積み木とセットになった手押し車のおもちゃです。本体サイズは36.5×28.5×49cmとなっており、木目の温もりとカラフルな色使いがかわいいデザインとなっています。

車輪も木製ですが、ゴムが装着されているためフローリングなどの床への傷防止、騒音防止効果も期待できるでしょう。また海外製の商品ですが、アメリカとヨーロッパの安全基準を満たしたマークを取得しています。

森のパズルバス W-029

商品名:森のパズルバス W-029
販売元:平和工業(Heiwa Kougyou)
バス型の手押し車のおもちゃです。手押し車としてはもちろん、乗って遊ぶおもちゃとしても、また知育に役立つ積み木やパズルおもちゃとしても遊べます。積み木の取り出しは本体横のドア部分からだけではなく、本体前の窓部分からも可能です。

本体サイズは40×22.5×38.5 cmとなっており、国内の工房で一つひとつ丁寧に作られています。デザインはシンプルながらも木の温もりが感じられるので、部屋のなかに出していてもおしゃれなインテリアとして馴染んでくれそうです。

木's 乗用ポッポ

商品名:木's 乗用ポッポ
販売元:野中製作所
木製の手押し車のおもちゃです。「ポッポ」という商品名のとおり、汽車を連想させるようなデザイン。歩行練習の手押し車としても遊べますが、本体部分に跨って乗り物遊びをすることもできます。本体サイズは21×39×39cmで、安全基準 を示すSTマークも取得済みです。

おもちゃ全体は木製ですが、タイヤ部分にはゴムが使用されているので、室内で遊んでも床に傷を付けにくく、音も小さく抑えてくれます。

アンパンマン 乗って!押して!へんしんウォーカー

商品名:アンパンマン 乗って! 押して! へんしんウォーカー
販売元:アガツマ(AGATSUMA)
人気キャラクターのアンパンマンがデザインされた、カラフルな色合いがかわいいプラスチック製の手押し車です。サイズは48×53×46cmとなっています。

手押し車としてだけではなく、ビジーボード、ウォーカー、乗用と3パターンの遊び方ができる優れもの。また本体にはメロディーが5曲、キャラクターのおしゃべりが9種類収録されています。赤ちゃんの成長に合わせて遊び方を変えられるので、長く遊び続けてもらえるでしょう。

くまのプーさん おしゃべりウォーカーライダー

商品名:くまのプーさん おしゃべりウォーカーライダー
販売元:タカラトミー(TAKARA TOMY)
ディズニーキャラクター「くまのプーさん」がデザインされた、プラスチック製の手押し車のおもちゃです。手押し車としてのウォーカーモードと、乗って遊べるライダーモードと2種類の遊び方を楽しめます。

またブレーキ機能も付いており、ハンドル操作はライダーモードのみ使用できる作りになっているなど安全性にも配慮。おもちゃにはプーさんの声が収録されており、ウォーカーモードでは赤ちゃんの歩行を促進するように「いちに、いちに」とリズムをとり、ライダーモードでは「すごい!はやいね」「次はどこに行こうか?」とセリフを喋ってくれます。本体サイズは26×42×45cmです。

お気に入りの手押し車で成長を促そう

Olesia Bilkei / shutterstock.com
いかがだったでしょうか。赤ちゃんの手押し車は、素材や機能によってそれぞれ特徴が違うため、好みや使用する場所を考慮して選ぶといいでしょう。

また赤ちゃんが遊ぶものですから、安全性を示す基準を満たしているものかどうか、安全を守れる機能があるかどうかなど、安全面のチェックも忘れずに行なってくださいね。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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黒崎祐未香 黒崎祐未香  学ぶこと、読書、アロマなどが好きで、日々好奇心と向上心を大切にしております。