2018年6月6日 公開

ジョイントマットで遊んでみよう!子どもにとっては、大きなブロック

フローリングの上に敷く「ジョイントマット」を、利用しているご家庭も多いのではないでしょうか。わが家で新調したところ、マットではなく「ブロック」として、子どもたちのおもちゃになってしまいました!親子ですっかりはまった、ジョイントマットの遊び方をご紹介します。

ジョイントマットは大きなブロック!その魅力とは?

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レゴブロックやニューブロック、ラキューなど、組み立てて遊ぶおもちゃはたくさんありますが、子どもにとってはジョイントマットもそのひとつ!なんといっても、他のブロックに比べて圧倒的に1ピースのサイズが大きく、すぐに大物ができるところが魅力のようです。

例えば、2つを直角につなげただけでも、子どもサイズのイスのできあがり!3歳児でもあっという間に「参観日のパパママの席」を作り上げ、実に満足げに達成感に包まれていたことも。

せっかくなら気が済むまで遊んでみるか!と、親も参加してジョイントマットで遊び続けた2週間をレポートします。

縦にも横にもどんどんつなげて……

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マットを4枚使って組み立て、長くつなげてみました。縦にいっぱいつなげると、塔やビル、おうちにも。横にいっぱいつなげると、電車かな?ヘビさんかな?そんな風に何かに見立てながらやっていると、街ができたり、乗り物になったり……。

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こちらは最初、屋台のお店として並べて遊んでいた息子。最後には汽車になり、お客さんに見立てたぬいぐるみを乗せて、運転手さんごっこになりました!遊びながら、どんどん変化するのも楽しい時間です。

展開図の勉強にも!?サイコロ遊び

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5歳の長男が夢中になって遊んだのが、マット6枚を使ったサイコロ作り。

隣で観察していると、最初は1枚1枚組み立てていたのですが、先につなげてから折り曲げた方が楽だと気が付いた様子。それから展開図のようなものを作ってから立ち上げていく方法で、いくつも作っていました。

結果、1枚多かったり、うまくつながらずにやり直すこともありましたが、これは空間認識力をつけるよい練習になりそうです。

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三角や四角などの形を作って、遊ぶのもシンプルで面白いです。パーツのつなげ方によって、いろいろな種類の図形が、できあがりますよ。

他のおもちゃと組み合わせて遊ぶ!

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プラレールが大好きな3歳の次男は、最初は、はじっこのパーツだけで黙々とひたすら線路を作っていました。満足した後は、トンネル作り。こちらも夢中になって作り、気が付けば長~い長~いトンネルが完成しました。

このトンネルは、「ターミナル駅だから4両までいける」ようで、プラレールがすれ違う様子に大興奮。トンネルの中や上に列車を走らせながら、楽しんでいました。

アスレチックで身体を動かそう!

サイコロ作りに満足したら、今度はそれを投げたり転がしたり積み上げたりと、体を動かして遊ぶためのアイテムになりました。サイコロを転がすだけでも、汗だくになる子どもたち……。

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”ジョイントマット様”(笑)には、雨の日にも随分助けていただきました!

マットは2色あるため、部屋中にばらまいて「白の上だけ乗っていいゲーム」で走り回ったり、「けんけんぱ」のように並べておいたりして遊ぶのもおすすめです。

トンネルの中をもぐったり、上を飛んだりできるスペースまで用意しておくと、さながらアスレチックの完成です!室内でも存分に身体を動かして遊ぶことができました。

大物にも挑戦しました!

明かりやご飯に見立てた積み木を持ち込んで、ひとしきりテント遊びで盛り上がりました。
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「ジョイントマットを全部使って、もっと大きなものを作りたい!」と、大物にも挑戦しました。

ピースが大きい分、作るものに制約はありますが、できあがりは壮観です。大型テント、恐竜、お庭など、子どもの興味の向くままに……。集中すると、あっという間に1時間以上経過していることもありました。

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最後はマットを敷き詰めます!

ひとしきり遊んで、満足した子どもたちからOKサインが出たため、ジョイントマットには本来のお仕事に戻ってもらうことに。ただせっかくなので、マットの敷き方も子どもたちと一緒に、デザインを考えることにしました。

2色で絵柄を表現するには?と紙にマス目を書いて考え、相談した結果、「お顔にしたい!」という長男のアイデアに決定!

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紙に書いた設計図を大きなマットで表現するのは、意外と頭を使うようで、「うーん、うーん……」とうなりながら、仕上げた力作が画像右上です。お顔に見えますか!?

まだ小さいお子さまの場合、白と茶色を交代交代に敷くだけでも、よい遊びになるかと思います。

ジョイントマットで遊んでみよう!

ジョイントマットを太鼓とバチに見立てて、リズムに合わせて熱唱していました。
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こんなに自由で楽しいジョイントマット。柔らかい素材で、赤ちゃんから大人まで使えるところも魅力です。

大型ですが、遊び飽きたら収納場所も取らない……という優れもの(敷き詰めればよいので……笑)。頭の中で考えながら組み立てていく作業は、親でも頭を使いましたし、細長いはじっこのピースをうまく使って遊ぶ子どもたちの発想の柔軟さには、こちらが学ぶことも多かったです。

以前は、子どもがマットをはがして遊ぶたびに「やめてね~」と戻していた筆者。ですが今回、手先の訓練や達成感を味わえるおもちゃとして、ジョイントマットの潜在能力を見直した次第です。

マットのお掃除やお部屋の模様替えの際など、機会があればぜひお試しください。ちなみに、新品のマットの場合、ニオイがきついことがあるため、お部屋の換気をお忘れなく!
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

福岡すみれ 福岡すみれ  東京都在住、3人のやんちゃな男の子のママです。外遊びが大好きな息子たちと日々いろいろな公園を巡りつつ、3度の食事(とおやつとお酒)を何よりも楽しみに過ごしています。