2016年10月19日 公開

社会進出の準備を!3歳児のしつけ方のコツ

家族以外との交流も多くなる3歳児。自分の足で歩いてくれる距離も伸びるので、お外に出る機会もぐっと多くなります。また、言葉でのコミュニケーションも取れるようになってくるので、そろそろ社会のモラルやルールも教えはじめましょう。

3歳になったらこんなことも教えてあげよう!

3歳になったら、外出先で今までよりも少し自由に行動させる機会も増えるかもしれません。
そうなったら、お店の商品は勝手に開けたり中身を壊したりしない、信号は赤でとまって青になったら進む、ポイ捨てはしないなど、社会のモラルも教えてあげましょう。

今までのしつけ同様、一度では覚えてくれませんが、何回も何回も繰り返し教えていくことで、ルールの守れる子どもに成長していきます。

ゴメンと言える子に……お友だちとの仲直りの仕方

3歳頃になってくると、今までよりはお友だちとの関わりにも慣れてきて、おもちゃの貸し借りもできるようになってきます。それでも、気に入らないことがあればケンカになってしまうことも。

そんなときは、何が悪かったのかをわかりやすく説明して、「お友だちに謝って仲直りしようね!」と、ケンカの終わらせ方を教えてあげましょう。
親兄弟ならなあなあにして済ましてしまっても何とかなることも、お友だちだとそうはいかないこともあります。

これから先、「ごめんね」が言えなくて寂しい人生になってしまわないように、今から「ごめんね」を言う勇気を持てる心を育ててあげることが大切です。

歯磨きや手洗いうがいの習慣を付けよう!

そろそろ食後の歯磨きや、手洗いうがいなどの習慣は自発的に行えるようにしつけていきましょう。

「歯磨きをするよりも遊びたい!」「手洗いをするより先におやつを食べたい!」となかなか言うことを聞いてくれない子には、「なぜその習慣が大切なのか」を具体的に教えてあげると、実践してくれやすくなります。

「虫歯になるとアイスやおやつが食べれなくなるよ!」「手洗いしないとばい菌がお口に入ってお腹壊しちゃうよ」などと、子どもにもわかりやすい言い方をするのがコツです。

お手伝いをさせていろんなことを学んでもらおう

パパやママが普段何気なくこなしている家事も、子どもからしたらはじめての発見がたくさんできることです。
一つ一つの作業が真新しい挑戦で、繰り返しやっていくと前には気付かなかったことに気付けます。

食器を洗うのにはスポンジを使う。頑固な焦げなどにはたわしを使うといい。洗剤はしっかり流さないと泡が残る。油膜の張った水面に洗剤を落とすと水面の様子が変わる。
食器洗いだけでもこんなに発見できることがたくさんあります。
ぜひ積極的に手伝ってもらいましょう!

何かに挑戦しているときはできるだけせかさないで!

子どもが何かの作業に挑戦しているときは、せかさず、取り上げず、時間をかけてじっくり作業させてあげるようにしましょう。
親からすれば一見無駄に見えるような動きも、子どもにとっては好奇心を満たすための実験の一つかもしれません。
ぼーっとしているように見えたら、「何か面白いことがあった?」と肯定的な入り方で意識を取り戻させてあげましょう。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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まー まー  双子を背負って散歩しています。