2018年2月26日 公開

小学校入学式当日の流れや持ち物は?経験談からご紹介します

幼稚園・保育園の卒園式に続く大イベント、入学式。式がどのような流れで進んでいくのか、持ち物は?その後はどうする?などを把握し、あらかじめ頭に入れておくと安心です。筆者が経験した、入学式当日の流れをご紹介します。

小学校入学式:当日の流れはどんな感じ?

DRN Studio / Shutterstock.com
保育園の入園式&卒園式は週末に行われましたが、小学校の入学式は平日なので、早めから仕事の調整をして夫婦で出席しました。

長女の小学校は未就学児の出席も可能でしたので、2歳の次女も一緒でした。未就学児の出席は断られる場合もありますので、その場合は当日の預け先等の確保が必要となってきます。

入学式当日の流れは地域・学校によって異なる点はありますが、長女の小学校の例をご紹介しますので参考にしてみてくださいね。

・親子で登校
・受付(クラス発表の掲示を確認)
・子どもは各教室へ(高学年の生徒が教室まで引率)
・保護者は体育館内に着席
・クラスごとに新1年生入場
・入学式
・退場
・各教室にて学級活動(教科書配布)
・クラスごとに親子で記念写真撮影
・下校
・門前などで自由に写真撮影

入学式の看板がある場所では、式の終了後は長蛇の列ができていました。
「どうしてもそのポイントで撮影したい!」という方は、朝早めに行くのがおすすめです。

入学式の式次第は?時間はどのぐらい?

厳かな雰囲気の入学式。長いと子どもがじっと座っていられないのでは?と心配にもなりますよね。
学校にもよるでしょうが、だいだい40~45分程度の内容でした。

①一同礼
②開式の言葉
③国歌斉唱
④学校長式辞
⑤来賓紹介および祝電披露
⑥歓迎の言葉(在校生代表)
⑦1年生の学級担当教諭紹介
⑧校歌斉唱
⑨閉式の言葉
⑩一同礼

いつもと違う雰囲気に緊張してトイレに行きそびれたり、急にトイレに行きたくなる子もいるかもしれません。

前日や当日の朝に、「式の前にはトイレに行ってみてね」「トイレに行きたくなったら恥ずかしがらずに先生にいうんだよ」と優しく伝えておくと、本人も行動に起こしやすいかもしれませんね。

子どもと保護者の持ち物は?

各学校によって違いが大きい点ですので、事前のお知らせをご確認くださいね。

【子どもの持ち物】
・上履き
・上履き入れ
・ハンカチ、ティッシュ
・筆箱
・ランドセルまたはそれに代わるバック
(配布される教科書・ノートを持ち帰るため)

【保護者】
・教室入室用のスリッパ等
・靴を入れるビニール袋
・カメラ、ビデオ等
・サブバック(ランドセルに入らない配布物があったときのため)
・未就学児連れの場合、おもちゃやお菓子

ビデオは三脚を立てて撮影したいところですが、周りの保護者への迷惑にならないように配慮が必要です。

また、わが家では、下の子が騒ぎ出してしまわないよう、シールブックやお絵かき帳など集中できるおもちゃを持参。それでも途中飽きてしまったので、抱っこして体育館の後ろに立ったり、一旦外に出たりして気を紛らわせて乗り切りました。

各教室では何をするの?

via Photo by author
式終了後の各教室では、どんなことをするのでしょうか?

長女の小学校では保護者も参観可能だったので、教室の後ろに立って様子を見ていました。これも学校によるので事前に確認が必要ですね。

まず、自分の名前が貼ってある机に着席し、先生からのお話を聞きました。先生の自己紹介や歓迎の言葉、そして、配布物の確認や翌日からのスケジュール連絡、新入生として気を付けることなどを、わかりやすく説明してくれました。

立ってしまったり、後ろを振り返って保護者に話しかけたりする生徒の姿もありましたが、先生は優しく注意して、28人のクラス全体をまとめてくださいました。

配布物は、教科書、指定のノート等のほか、翌日からの時間割表といったもの。保護者向けには、入学後に各家庭から持参すべきものについて説明がありました。

いよいよ小学生生活がスタート!

3月までは保育園・幼稚園でまだまだ子どもの姿だったわが子。でも、入学式には制服やきちんとした服を身にまとい、ピカピカのランドセルを背負っていると、それだけで大人びて見えました。

小学校は学校の設備や同級生の数、先生の数、すべてにおいて、それまでの環境と規模が違います。

そんな中で、「わが子は気遅れしまうのではないか?」「はじめて会った担任の先生の話をきちんと聞いて行動できるのか?」と親はドキドキしてしまいますが、全く心配することなく、堂々と入場していました。

子どもは親が思っている以上に、適応力、柔軟力、行動力などを身につけているのですね。

子どもの成長した姿をしっかりと目に焼きつけて、思い出深い1日にしてくださいね!
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

nanaoshio nanaoshio  2人姉妹のママ。大学卒業後IT企業に勤務しながら2人姉妹を出産。バタバタのワーママ生活をから一転、夫の海外赴任に帯同するために退職。シンガポールで子育てしながら、皆さんのお役に立てる情報を紹介していきます。