2017年10月24日 公開

子連れキャンプを体験しよう!魅力は?初心者が楽しむコツは?

自然と触れ合うためにうってつけのレジャーといえば、キャンプ。子ども連れでキャンプに挑戦してみたいけれど、大変かも、と迷っている人もいるのでは?オーストラリアで何度も家族キャンプを楽しんできた筆者が、実体験をふまえて「子連れキャンプ」のコツと魅力を紹介します。

子連れでキャンプ体験、初心者でも大丈夫?

キャンプは家族で楽しめるレジャーです。
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自然の中でのびのびと過ごす時間は、子どもの感性を豊かに育みます。大自然を存分に味わうのにうってつけのレジャーといえば、キャンプ。ですが、「家族でキャンプを楽しみたい」と思いつつ、子連れでは大変かも、と二の足を踏んでいる方も、実は多いのではないでしょうか。

筆者の住むオーストラリアでは、キャンプはファミリーに大変人気のレジャーです。筆者自身、年に2~3回は家族でキャンプに行きますが、子どもたちはとても喜びます。

この記事では、はじめて子どもと一緒にキャンプに行ってみたい方へ、筆者の実体験を交えた「子連れキャンプの楽しみ方」を紹介します。

キャンプ場を選ぶ際のポイントは?

ネットの情報やGoogle mapも活用して現地の下調べを。
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キャンプ場の設備は、ネットで事前に確認しておきましょう。

キャンプに慣れていない方、子ども連れの場合は、温水シャワー、水洗トイレ完備の場所がおすすめです。「家族連れにおすすめ」などの記載があるキャンプ場なら、安心ですね。

子連れキャンプは荷物が多くなりがち。テントのすぐ近くまで、車が入れるようになっている施設が便利です。

キャンプ場に到着してからは、荷物を降ろしたり、テントを立てたり、と、セッティングに意外と時間がかかるものです。わが家がはじめてキャンプをしたときは、テント設営に1時間かかりました。

現地に早めに到着できるよう、慣れないうちはあまり遠くない場所を選ぶとよいでしょう。

持ち物の準備は?

ヘッドライトやナイトライトは夜に大活躍します。
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テント、寝袋、イスとテーブル、調理道具、食材といった、基本のキャンプ用品のほか、オムツ、多めの着替え、おもちゃ、おやつなど、子ども用品も忘れずに。

ティッシュ、ペーパータオルは、お皿やテーブルを拭くときに大活躍。ビニール袋はゴミや持ち物の整理に使えます。たっぷり持っていきましょう。

ランタンに加えて、ヘッドライトもぜひ持参を。夜の屋外は想像以上に暗く、作業しづらいです。子どものお世話をするとき、カバンの中の探し物をするとき、ヘッドライトは大活躍。パパもママもひとつずつ用意しましょう。お子さまにも付けてあげると、探検家気分が盛り上がって喜びますよ。

また、電池や充電式で、スイッチひとつで点灯するナイトライトは、子連れ家族の必需品です。夜のテントの中は真っ暗。夜中に子どものお世話をするとき、サッと灯りが付くととても便利です。
キャンプ場の天気予報はもちろん、夜間の気温もチェックして、衣服を準備しましょう。

さあ、後はキャンプ場に行くだけ!

現地ではどうやって楽しむ?

テントを立てるのも、子どもにとっては楽しい作業です。
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キャンプ場では、何をすればよいでしょう?

周辺の観光施設を訪れたり、アクティビティを計画するのも楽しいですが、実は「キャンプそのものがお楽しみ」なのです!

テントを立てるのも、寝袋を広げるのも、子どもにとってはそれだけでワクワクすること。興味津々で手伝ってくれるでしょう。準備が整ったら、新鮮な空気を味わいながら、ゆっくりリラックスする時間です。

トイレは?シャワーは?調理場は?と場所を確認したり、あたりを歩き回っているだけでも、あっという間に時間は過ぎていきます。自然の中ならではの、野鳥や昆虫、草花を見付ける楽しみもあります。

ただし、施設内であっても、お子さまの安全には必ず気を配ってあげてください。

子連れならでは?こんなことも……

子どもはごはんが待てない!インスタントのスープ+パンで手早く。
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キャンプといえば、アウトドアならではの夕食づくりを計画しがちです。

しかし、子連れキャンプの場合、夕方はただでさえ忙しい時間。子どもとキャンプを楽しむことに重点を置くなら、食事は思い切って手を抜いてしまうのも手です。

たとえば、「ソーセージと野菜1~2品を焼くだけ+ロールパン」など。インスタントのカップスープやラーメン、シリアル、レトルトなども上手に利用しましょう。

筆者も、最初の頃は食材をたくさん準備して料理していました。が、とても慌ただしくなってしまい、食事がおわるとクタクタに……。

最近では、キャンプだからと割り切って、できるだけ調理をしないメニューを工夫しています。

家に帰ってからバランスの取れた食事をすることにして、キャンプではパパもママもリラックスして過ごしましょう。

最後に

野生の生き物との出合いもキャンプの醍醐味です。
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キャンプの一番の魅力は、やはり自然の中でゆったり過ごすことの開放感!

生活の舞台が大自然の中に移るだけで、寝ることも食べることも「特別な楽しい体験」に変わるのが、キャンプの面白さだな、と筆者は感じています。

またキャンプは、そうした日常のことを、家族で協力し合いながらやる、よい機会にもなります。みんなで荷物を運び、寝る場所を準備し、片付けをする……。子ども自身が身の回りのことに関心を持つ、よいきっかけになるでしょう。

ぜひとも、お子さまと一緒にキャンプに出かけてみてくださいね。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

Chieko Chieko  成人した娘、小学生の息子を持つ、二児のママ。2013年より西オーストラリア・パースに家族移住しました。英語教育やオーストラリアについて書くブロガー・フリーライターをやりながら、プログラミング・機械学習を勉強中です。