2018年5月25日 公開

【知育玩具レビュー】数字に興味がある2~3歳児に!集中力が高まる木製ブロック「One-to-ten トレイン」

数字に興味はあるけれどまだ読めない、筆者の3歳の息子と一緒に、エド・インターの数字あそび知育玩具「One-to-ten トレイン」で遊んでみました。おもちゃの特徴や遊び方、実際に遊んでみた感想などをご紹介します。記事協力:知育玩具のレンタルサービス「トイサブ!」

エド・インター「One-to-ten トレイン」の特徴とは?

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日本の木製玩具メーカー「エド・インター」が作る、森のあそび道具シリーズ「One-to-ten トレイン」は、1~10の数字が入った22個の車両を、順番にひもでつなげて楽しむ木製ブロックです。

丸型のブロックには数字が、車輪が付いたカラフルなブロックには、1~10のサイコロの目が印刷されているので、数字合わせあそびの要素も。楽しみながら、子どもの数字への興味が引き出せます。

車輪が付いているので、完成させたトレインは、ひもを引っ張って遊ぶ「プルトイ」としても楽しめますよ。

デザイン性が高いので、部屋に飾っておくだけでちょっとしたインテリアにも。木のぬくもりとやさしい色合いが魅力の、長く使える知育玩具です。

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「One-to-ten トレイン」遊ばせ方の工夫

最初は、数字のブロックを順番通りにひも通しするだけの知育玩具……と思いきや、実際に3歳の息子に遊んでもらうと、なかなか奥深いことに気付きました。

1:ひも通しで指先を使う

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数字の順番通りにひもを通すというのは、数字が読めない3歳の息子にはかなり難しいので、まずは、この木製ブロック22個をすべてひも通しすることからはじめました。筆者は、木製ブロックを順番通りに手渡す、手助けをしました。

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ひもを通すだけの単純な作業にのめり込み、息子の集中力が高まっていくのが分かりました。

また最初は、指先を上手に使って、ひも通しができなかった息子ですが、慣れていくと細かな作業ができるように。手先の器用さや、上手に指先を使う能力「巧緻性」を養うのにもってこいの知育玩具です。

2:数字を読むトレーニング

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どれが数字の1で、どれがサイコロ目の1なのか……という概念が身についてない3歳の息子。なので、「この数字を探してごらん」と言いながら、紙に数字の「1」と、サイコロの目「●」を書いて、見つけてもらいました。

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数字合わせで遊ぶときは、数字と同じ数のサイコロの目をセットにして、それでお終い。

数字合わせにハマった様子の息子。「またやりたい!」と言うので、セットになったブロックをシャッフルして、2回目は番号順でなく、ランダムに出題して遊ぶことにしました。

今回は、数字とサイコロの目を紙に書いて出題しましたが、数字カードを作ったり、おはじきなどの道具を使って出題しても面白いかなと思います。

言葉では、息子に1~10までの数え方を教えるのが難しかったのですが、この数字合わせあそびを通じて、親子で数字を読むトレーニングが楽しめそうです。

3:つみきとして遊ぶ

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ひも通しや数字合わせで集中したのか、息子はちょっと疲れた様子。その後は、バラバラになったブロックを重ねて、自分なりのトレインを作って遊んでいました。

こういった自由な発想での遊び方は、子どもならでは。木製ブロックをいろいろと組み合わせて、つみきとしても大活躍です。

実際に遊んで気付いたこと

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最初は、「数字が読めない息子でも遊べるかな~」とやや不安でした。しかし、実際に遊んでみると、数字に興味がある年齢の子ども、2~3歳児ぐらいが遊ぶのにぴったりな知育玩具だと実感。むしろ、もうちょっと早い段階で導入してもいいかも……と思ったほどです。

その理由として、学習要素が薄く、ゲーム感覚で数字に親しめること。また、ひも通しという単純な遊びが加わることで、「できた!」という体験をたくさん積み重ねられることが挙げられます。

息子は、この木製ブロック遊びが大好きになったようで、「一緒に、数字合わせあそびやろうよ!」と誘ってくるようになりました。この木製ブロックを通して、数字への興味が引き出せたことは、親、子どもにとって、大きな一歩だと感じます。

まとめ

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「One-to-ten トレイン」は、車両を順番通りにひも通しするだけの木製ブロックですが、子どもの成長や数字への興味、親のアイディアで、いろいろな遊び方ができます。

またこういった能動的な遊び方ができる知育玩具は、工夫次第で親も一緒に遊べて、長く使える点も魅力です。

例えば、数字が読めるようになったら、「何分でひも通しができるか!」と競争して遊ぶことも。子どもの好奇心をくすぐるようなアイディアを見つけて、ぜひ親子で一緒に遊んでみてくださいね。

記事協力:知育玩具のレンタルサービス「トイサブ!」

今回、筆者が利用したのは、この知育玩具のレンタルサービス「トイサブ!」です。Chiik! の記事でも、詳細を確認できます!
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

あさの ひろみ あさの ひろみ  長野県出身。エディター兼ライター。東京の大学卒業後、出版社でマンガ編集者の経験を経て、一時帰郷。地元の新聞社で情報紙の記者としてローカルネタを取材する日々を送る。その後、転勤族の嫁となり、都内周辺をウロウロ。2015年に息子、2017年に娘を出産。わんぱくすぎる息子には枠にはまらない人になってほしいと願いながら日々、育児に奮闘中。