2018年8月11日 公開

スイカ割りのルールをチェック!棒がなくてもOK?

由緒正しい夏の風物詩といえばやっぱりスイカ割り。親世代はスイカ割りをよくしたという人も多いですが、今の子どもたちはルールを知らない子もいます。今回はスイカ割りのルールとスイカ割りの棒がないときに棒の代用ができるものについてご紹介します。

スイカ割りに必要な道具

スイカ割りに必要な道具は以下の通り。
・スイカ
・割るための棒
・大きめのレジャーシート
・目隠し

この4つがあれば場所を選ばずにスイカ割りをすることができます。レジャーシートはスイカが飛び散ったときに地面に落ちないように大きめのものを用意してください。

目隠しのための布はアイマスクでも代用可能です。公式ルールでは手ぬぐいの着用が条件になっていますが、ない場合はアイマスクで代用しましょう。

公式に基づいたスイカ割りのルール

KPG_Payless / shutterstock.com
スイカに棒が当たるだけでいいこともあれば、割れたらOKなど、その時々でルールが曖昧なスイカ割りですが、公式のルールというのが存在するようです。ここでは、日本すいか割り推進協会認定のすいか割りルールをご紹介します。

1.スイカとプレイヤーの距離は5m以上7m以内とする。

2.プレイヤーに目隠しをした状態でぐるぐる回し、平衡感覚を失わせる。

3.プレイヤーに棒を持たせて制限時間(1分30秒)の間に、サポーターの声を参考にスイカ割りを行なう。スイカに当たらなかった場合は、3回まで棒を振ってOK。

4.判定。ひび割れの程度によって審判員が点数を付ける。空振はり0点、スイカに当たったら1点、ひび割れができたら2~4点、すいかの赤い果肉が見えたら5~10点。

4.チーム戦の場合、勝ったチームはスイカを食べることができる。負けたチームは、残ったら食べることができる。

他にも、下記のような細かいルールがあります。

・すいかは『日本国産すいか』を使うこと
・棒の長さは直径5cm以内、長さ1m20cm以内
・スイカ割りをするときの回転数は、5回と2/3回転とする

いくつか取り入れてみてもおもしろいかもしれないですね。

スイカ割りの棒には何を使う?

スイカ割りの棒は、公式ルール上直径が5cm以内、長さが1m20cm以内と決められています。これに合った棒を見つけるのはなかなか難しいですよね。ある程度の硬度がないとスイカは割れないし、あまり重すぎても子どもが持てなくなってしまいます。

そこで代用品におすすめなのが、新聞紙を使った棒です。新聞紙を固めに巻いて剣のような芯を作り、さらにまた巻いてどんどん太く巻いて棒を作りましょう。

芯になる部分を作った段階でガムテープで補強すると、強度もあがります。なるべく空洞を作らないようにしっかりときつめに巻くのがポイントです。

他にも園芸用の支柱をガムテープで巻いたり、ホームセンターで売っている角材の角を削ったりして棒の代わりにすることもできます。無理のない範囲で作ってみましょう。

断面の美しさを競うのも楽しい

patchi / shutterstock.com
スイカ割りは、スイカを割って食べて楽しむのがいちばんの醍醐味ですが、割れた断面の美しさを競うゲームとしても楽しむことができます。

真ん中で綺麗に真っ二つに割れるのが最高点として、それ以外の形の崩れを減点方式で採点し、どのプレイヤーがいちばん綺麗に割ったのかを競うとひとつの楽しいイベントになります。

スイカ割りを楽しもう

スイカ割りのルールと棒の代用品についてご紹介しました。スイカ割りに公式ルールが存在するのは驚きですが、イベントとしても、純粋な遊びとしても十分に楽しめるスイカ割り。幼稚園や地域の子ども会などで行っても楽しめそうですよね。

ぜひ夏は子どもも大人も一緒になってスイカ割りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

さた なつみ さた なつみ  ゆるっとした日常を夢見るフリーライター。田舎暮らしのせいか人よりのんびりしていると言われます。アウトドアも好きだし、インドアも好きです。