2016年10月14日 公開

あえて作らない?子どもの部屋のない家庭のメリット!

子どもが成長するのに合わせて子ども部屋を作る家庭が多い中、あえて子ども部屋を作らないといった家庭も増えてきています。今回は子ども部屋を作っているご家庭のパパママも思わずうなずく、「あえて作らない子ども部屋」のメリットについてお話しします!

子どもが勉強しやすい環境ができる

現在、たくさんのパパママから注目されている「リビング学習」や「ダイニング学習」。
これは、勉強や宿題を子ども部屋ではなくリビングやダイニングなど、家族が共有するスペースで行うことです。
この学習法は、一人で子ども部屋に入って勉強するよりも、家族のいる環境で勉強することで勉強する習慣がつきやすくなる、というものです。
この勉強法には、パパママが子ども部屋にいくことなく、キッチンやリビングで子どもの勉強を見守りながら質問にも答えられる、子どもの学習理解度を把握しやすくなる、といったメリットもあります。

共有することで子どもが本に興味を示す

子ども部屋を作らないということは、子どもの本や服などの収納スペースもどこかの空間に作る必要があります。その中で、どこにどうやって収納スペースを作るかが重要なポイントとなってきます。
まず、本棚をリビングの一カ所にまとめて、大人の本も子どもの本も一緒の本棚に並べます。これによってうまれるメリットは、子どもが成長するにつれて、自分から興味のある本に手を延ばせる環境が自然にできます。その環境によって、自分から新しい本を読みたいという気持ちがうまれます。
パパママが「子どもに読んで欲しいな」と思う本があれば、子どもの本と一緒に取りやすい棚へ並べて置いてあげるようにしましょう!

兄弟や親を見て覚える子どもに育つ

子ども部屋がない家庭では、パパママや兄弟などと一緒の空間に、本と同じように服の収納スペースを作るようにするといったことを行っている家庭がたくさんあります。
これによってうまれるメリットは、ママが洗濯物をしまっている姿やパパ、それから兄弟が自分で着替えをしている姿を見せられることです。
小さな子どもは、身近な人の行動を真似する傾向があります。その傾向を利用し、着替えなどを行っているのを自然に見ることができる環境にすることによって、家族をお手本にしてお着替えやお片付けを覚えるようになります。

コミュニケーションがしっかりとれる

子ども部屋がないことでのメリットとしてあげられるのが、家族、特に日中長い時間一緒にいるママとのコミュニケーションがしっかりとれることです。
子ども部屋があると、自分の部屋にこもってなんでもしてしまう子がいますが、基本の生活スペースがリビングになると、お絵かきやお勉強、お昼寝など、ママと一緒にコミュニケーションをとりながらできるので、家族感の絆を作る上でも大きなメリットとなります!

家族で一緒にいることが自然になる

先ほどもお話ししたように、子ども部屋がないということはリビングが家族の生活スペースになります。子どもは成長するにつれて、思春期などもあるのでなかなか家族と一緒にいたくないと思う子もたくさんいます。しかし、普段から生活スペースがリビングだと家族と一緒にいることが自然と感じるようになり、一緒にいる方が安心したり、家族を頼りやすくなります。

子ども部屋は子どもの成長とともに!

ここまで、子ども部屋がないことでのメリットについてお話ししてきましたが、いかがでしたか?大切なのは家族が同じ空間で長時間一緒に過ごすことが大切だということです。小さい頃から、いろんなことを見て学べる環境においてあげることで、大人になったときにしっかりと活きてきます。そして、子ども部屋が不要ということではなく、高校生や大学生など、子どもの成長に合わせて作ることも検討していくようにしましょう!
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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まき まき  育児奮闘中!私の記事が少しでもお役に立てたらうれしいな♪