フランスでは年間約10万人が地方移住
INSEE(フランス国立統計経済研究所)によると、フランスでは年間約10万人が都市から田舎へと移住しています。
日本の状況はどうでしょうか?毎日新聞とNHK、明治大学地域ガバナンス論研究室(小田切徳美教授)の共同調査によると、2014年度の地方移住者は1万1,735人で、2009年度からの5年間で4倍以上に増えているそうです。
日本の状況はどうでしょうか?毎日新聞とNHK、明治大学地域ガバナンス論研究室(小田切徳美教授)の共同調査によると、2014年度の地方移住者は1万1,735人で、2009年度からの5年間で4倍以上に増えているそうです。
移住の理由とタイミング
よい空気、 よい育児環境、よい居住環境、閑静な生活を求めて……。地方移住の理由は人によりけり。人口が多い都会での生活に限界を感じたからという人もいるでしょう。
地方移住というと、定年退職した高齢の人に人気のようにも思えますが、 若い層の移住も実は盛んです。
子どもの学校や友人関係のことなどを考えて子どもが小さいうち、もしくは妊娠中、ましては将来のことを考えて妊娠する前に移住をするという人も多いです。常にモノやサービスを消費しなければいけない都会の消費社会から距離を置きたいから移住するという人も増えています。
日本でも若い層の移住が増えており、 移住希望者と移住先のマッチングを行っている認定NPOふるさと回帰支援センター(東京・有楽町)によると、2008年時点では40代以下で移住相談に来る人は全体の3割しか占めていませんでしたが、2016年には7割近くを占めるようになったそうです。
地方移住というと、定年退職した高齢の人に人気のようにも思えますが、 若い層の移住も実は盛んです。
子どもの学校や友人関係のことなどを考えて子どもが小さいうち、もしくは妊娠中、ましては将来のことを考えて妊娠する前に移住をするという人も多いです。常にモノやサービスを消費しなければいけない都会の消費社会から距離を置きたいから移住するという人も増えています。
日本でも若い層の移住が増えており、 移住希望者と移住先のマッチングを行っている認定NPOふるさと回帰支援センター(東京・有楽町)によると、2008年時点では40代以下で移住相談に来る人は全体の3割しか占めていませんでしたが、2016年には7割近くを占めるようになったそうです。
ふるさと暮らし(IJUターン)を⽀援する相談窓⼝「ふるさと回帰⽀援センター」移住希望地域ランキング2016

定着しつつある若者世代(20~30代)の移住。Uターン希望者も増加。
各自治体の移住支援制度を利用する
フランスでは各自治体で移住を支援する制度があります。たとえば、フランス中南部に位置するリムーザンでは、最大8,000ユーロ(2017/3/31時点のレートで約96万円)を移住するための資金として貸し出しており、現地での生活に慣れるため、住居も数カ月間提供してもらえます。
日本でもNPO法人や各自治体で支援制度があるようなので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
日本でもNPO法人や各自治体で支援制度があるようなので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
認定NPO法人 ふるさと回帰支援センター

田舎暮らしやIJUターン、田舎と交流をしたいみなさんをサポートするNPO法人ふるさと回帰支援センターのWEBサイトです。全国約850地域と連携して地域の支援情報を提供し、都市と農村の橋渡しによって地方の再生、地域活性化を図ります。
参考サイト
失敗しないために、慎重に段階を踏んで移住
バカンス大国フランス。フランス人の中には多くあるバカンスを利用して移住したい場所を下見する人も少なくありません。
いきなり田舎に移住して後悔するという失敗を防ぐために、完全に移住をする前に下準備は欠かせません。旅行で訪れてみる、もしくは短期滞在してみる、それでもしよさそうであれば、まずは周辺の地方都市に移住してみる……。
物件の購入を検討している場合でも、はじめは賃貸で生活してみて、環境や場所をよく理解してから購入するのが正解でしょう。このように慎重に移住を計画し、行動に移すのが成功している移住者の秘訣のようです。
また、地方や田舎に移住した人の話が聞け、情報が手に入るイベントやセミナーなども、フランスに限らず日本でも開催されているので、活用するのも1つの手です。
いきなり田舎に移住して後悔するという失敗を防ぐために、完全に移住をする前に下準備は欠かせません。旅行で訪れてみる、もしくは短期滞在してみる、それでもしよさそうであれば、まずは周辺の地方都市に移住してみる……。
物件の購入を検討している場合でも、はじめは賃貸で生活してみて、環境や場所をよく理解してから購入するのが正解でしょう。このように慎重に移住を計画し、行動に移すのが成功している移住者の秘訣のようです。
また、地方や田舎に移住した人の話が聞け、情報が手に入るイベントやセミナーなども、フランスに限らず日本でも開催されているので、活用するのも1つの手です。
“Art de vivre”(アール・ド・ヴィーヴル)とは
筆者が日本在住だった頃は、住む場所を選ぶ際、人気の街ランキングや世間の評判などを参考に選んでいました。
しかしフランスの地方に住むようになって、誰がどう思っていようと【自分(家族)はどういう生活がしたいのか?】【自分(家族)にとって何が大切なのか?】という価値観を重視するようになりました。また、周囲からも「あなたはどうしてこの場所を選んだの?」「あなたはどうしたいの?」といった、一般論でも正論でもない、個人としての意見を期待されます。
フランス語で”Art de vivre”(アール・ド・ヴィーヴル)という言葉があります。日本語では「処世術」などと訳されますが、直訳すると「生き方のアート(芸術)」という意味。世間や他人の価値観に流されることなく、自分にとってや、家族にとってふさわしい「Art de vivre(アール・ド・ヴィーヴル)」を追求しているフランス人。
もし都会での子育てに悩んでいる人は、家族で一度、自分たちの生き方について話しあってみてもよいかもしれませんね。
しかしフランスの地方に住むようになって、誰がどう思っていようと【自分(家族)はどういう生活がしたいのか?】【自分(家族)にとって何が大切なのか?】という価値観を重視するようになりました。また、周囲からも「あなたはどうしてこの場所を選んだの?」「あなたはどうしたいの?」といった、一般論でも正論でもない、個人としての意見を期待されます。
フランス語で”Art de vivre”(アール・ド・ヴィーヴル)という言葉があります。日本語では「処世術」などと訳されますが、直訳すると「生き方のアート(芸術)」という意味。世間や他人の価値観に流されることなく、自分にとってや、家族にとってふさわしい「Art de vivre(アール・ド・ヴィーヴル)」を追求しているフランス人。
もし都会での子育てに悩んでいる人は、家族で一度、自分たちの生き方について話しあってみてもよいかもしれませんね。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。