台湾では秋の十五夜にBBQ!?
日本ではBBQといえば「夏!」というイメージですが、台湾ではなんと中秋節、日本でいう秋の十五夜の日にBBQを楽しむのが定番。中華圏の伝統的な風習としては、月餅を贈ったり文旦を食べたりするのが一般的ですが、台湾ではなぜか家族や親しい人たちとBBQをするのが習慣になっているのです。
一説によれば、20年以上前にとある焼肉のタレのメーカーがこの時期にCMを流したのがきっかけだとか。今ではすっかり定着し、中秋節には公園や道端(!)など、至るところで肉を焼く姿が見られます。
一説によれば、20年以上前にとある焼肉のタレのメーカーがこの時期にCMを流したのがきっかけだとか。今ではすっかり定着し、中秋節には公園や道端(!)など、至るところで肉を焼く姿が見られます。
BBQに必須の材料は……大量の食パン!
筆者が台湾に住んでいた頃、主人の会社のBBQイベントに参加したことがありました。肉や野菜、魚介類などの食材をみんなで準備して川へ出かけたのですが、その中に大量の食パンを発見!
「え?BBQでトーストも焼いちゃうの???」と思っていたら、みんな当たり前のように自分のお皿に食パンを一枚取って、その上に海苔を置き、そこに焼きあがったばかりの肉をのせていくのです。そして、その食パンを二つ折りにし、サンドウィッチのようにしてパクリ!
最初はビックリしましたが、やってみるとこれが食べやすくて、おいしくて、すっかりやみつきになりました。
BBQって、片手でお皿を持って箸を使い、さらにビール(あ、子どもはジュースですね!)も飲もうとすると、結構面倒だったりしませんか?でも、食パンに焼いたお肉を挟む台湾流BBQなら、片手にドリンク、片手に肉入りサンドウィッチで、パクパクと食べられちゃうんです。
「え?BBQでトーストも焼いちゃうの???」と思っていたら、みんな当たり前のように自分のお皿に食パンを一枚取って、その上に海苔を置き、そこに焼きあがったばかりの肉をのせていくのです。そして、その食パンを二つ折りにし、サンドウィッチのようにしてパクリ!
最初はビックリしましたが、やってみるとこれが食べやすくて、おいしくて、すっかりやみつきになりました。
BBQって、片手でお皿を持って箸を使い、さらにビール(あ、子どもはジュースですね!)も飲もうとすると、結構面倒だったりしませんか?でも、食パンに焼いたお肉を挟む台湾流BBQなら、片手にドリンク、片手に肉入りサンドウィッチで、パクパクと食べられちゃうんです。
食べやすいので、子連れBBQにもオススメ!
当時まだ幼稚園児だった筆者の娘も、これには大喜び!肉入りサンドウィッチを持たせておけば、お皿を引っくり返すんじゃないか、タレをこぼすんじゃないか……なんて心配もしなくてすむので、親も楽チンです。おにぎりなどの主食を別に用意する手間もかかりません。
しかも、パンと海苔と肉という組み合わせが絶妙で、すっごくおいしいのです!海苔の香ばしさが肉のおいしさを引き立ててくれて、食パンとタレもよく合います。日本人的にはレタスなんかも挟みたくなりますが、ぜひ一度はこの「食パン+海苔+肉」というのを試してみてください。
デザートには、マシュマロを焼いて挟むのもオススメ!トロ~リと溶けたマシュマロとふんわりとした食パンの食感がたまらないおいしさです。一緒にチョコチップや果物を挟むなんていう楽しみ方もできそうですね。
ちなみに、食パンはできるだけ薄めのものを選んでください。10~12枚切りがベストでしょう。せっかくのBBQ、パンでお腹がいっぱいになっちゃうのはもったいないですからね!
しかも、パンと海苔と肉という組み合わせが絶妙で、すっごくおいしいのです!海苔の香ばしさが肉のおいしさを引き立ててくれて、食パンとタレもよく合います。日本人的にはレタスなんかも挟みたくなりますが、ぜひ一度はこの「食パン+海苔+肉」というのを試してみてください。
デザートには、マシュマロを焼いて挟むのもオススメ!トロ~リと溶けたマシュマロとふんわりとした食パンの食感がたまらないおいしさです。一緒にチョコチップや果物を挟むなんていう楽しみ方もできそうですね。
ちなみに、食パンはできるだけ薄めのものを選んでください。10~12枚切りがベストでしょう。せっかくのBBQ、パンでお腹がいっぱいになっちゃうのはもったいないですからね!
わが家のオススメ!BBQに持って行きたい食材
台湾には細長い筍のような「マコモダケ」という野菜があるのですが、それを皮ごと網の上で焼くのも定番でした。黒く焦げた皮をむくと、中にはジューシーなマコモダケが……。いい具合に蒸し焼きになっていて、ふわっと漂う甘い香りがたまりません。
残念ながら、日本ではマコモダケはあまり見かけませんが、BBQで定番のとうもろこしを皮ごと焼くのもオススメですよ!中までしっかりと火が通って、皮が水分の蒸発を防いでくれるので、甘くてジューシーな仕上がりになります。下湯での必要はありません。
残念ながら、日本ではマコモダケはあまり見かけませんが、BBQで定番のとうもろこしを皮ごと焼くのもオススメですよ!中までしっかりと火が通って、皮が水分の蒸発を防いでくれるので、甘くてジューシーな仕上がりになります。下湯での必要はありません。
もうひとつ、焼きバナナにもチャレンジしてみましょう。同じ要領で、皮が真っ黒になるまで焼いてくださいね。皮をむくと、とろりとした甘い果肉が!焼くだけ簡単BBQスイーツです。
ただし、若いバナナだと酸味が残ってしまうので、しっかり熟した甘みの強いものを選んでください。シナモンやはちみつをかけるのもオススメですよ。こちらも食パンに挟んで食べてもいいですね!
ただし、若いバナナだと酸味が残ってしまうので、しっかり熟した甘みの強いものを選んでください。シナモンやはちみつをかけるのもオススメですよ。こちらも食パンに挟んで食べてもいいですね!
BBQに食パンを新定番に!
BBQに食パンは、意外かもしれませんが便利でおいしくて食べやすい!ということが伝わりましたでしょうか?
とうもろこしやバナナもオススメです!ぜひお試しください。
最後に台湾のBBQ情報をもうひとつ。台湾のお正月は1月下旬から2月にかけての旧正月がメインですが、12月31日の年越しも、あちこちで花火が上がったりして盛り上がります。あるとき、この花火を見るために川べりを歩いていたら、珍しい光景が……。なんと、あちこちで若者がBBQをしているんです!
真冬の戸外でBBQ!?とビックリしますが、台湾は冬でも日本ほど寒くなく、日によっては18度ぐらいになることもあるので、BBQしながら年を越すなんてこともできちゃうんですね。
日本で真冬にBBQはなかなか難しいかもしれませんが、春夏秋とアウトドアで食事を楽しめる季節は結構長いので、ぜひBBQに行かれる際は食パンをご用意くださいね!Chiik!から日本でも「BBQに食パン」が流行ってくれると嬉しいです。
とうもろこしやバナナもオススメです!ぜひお試しください。
最後に台湾のBBQ情報をもうひとつ。台湾のお正月は1月下旬から2月にかけての旧正月がメインですが、12月31日の年越しも、あちこちで花火が上がったりして盛り上がります。あるとき、この花火を見るために川べりを歩いていたら、珍しい光景が……。なんと、あちこちで若者がBBQをしているんです!
真冬の戸外でBBQ!?とビックリしますが、台湾は冬でも日本ほど寒くなく、日によっては18度ぐらいになることもあるので、BBQしながら年を越すなんてこともできちゃうんですね。
日本で真冬にBBQはなかなか難しいかもしれませんが、春夏秋とアウトドアで食事を楽しめる季節は結構長いので、ぜひBBQに行かれる際は食パンをご用意くださいね!Chiik!から日本でも「BBQに食パン」が流行ってくれると嬉しいです。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。