2017年1月27日 公開

スケジュール管理だけじゃない!子どもと楽しむカレンダー活用法

曜日感覚を身につけるだけでなく、生活習慣を学ぶためのサポートツールや、目標設定、親子のコミュニケーションツールとして。実は、カレンダーでできることってたくさんあります。子どもと一緒に、楽しみながら学習するカレンダーの活用術をご紹介します。

まずは親子でお気に入りのカレンダー選び

via Beskova Ekaterina / shutterstock.com

カレンダーを活用する前に、子どもと何度も見たくなるカレンダーを探しましょう。おすすめは、1日ずつしっかり書き込めるタイプ。子どもが好きなキャラものでも悪くはないですが、せっかくならママも気に入るものを。季節感も学べるイラストのものだと、インテリアにもなって素敵です。動物やお花の写真なども、何度も見るうちに自然と覚えられていいですね。

活用法1:ごほうびシールの台紙として

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たとえば、寝る前の片付けや歯磨きがきちんとできたあとに。定番ですが、家族みんながよく見るカレンダーにごほうびシールを貼ることで、子どものモチベーションになります。車やキャラものなど、好きなシールならよけいに、子どもがシール貼りたさにがんばってくれることも。カレンダーに貼ってあれば、日中に見返すこともできますね。「わぁ、●●ちゃん、昨日もちゃんとできてえらかったねー!」と、見るたびにたくさんほめてあげるといいかもしれません。

活用法2:スケジュール感覚を身につける

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「じどうかんへ行く」「じいじ、ばあばの家に行く」など、カレンダーに予定を書き込みましょう。子どもと一緒に「明日は~する日だね」と言いながら、予定を楽しみにすることができます。小さいうちは「今」の感覚しかありません。でも、カレンダーを使って何度も見ているうちに、「今」ではなく「明日」なのだということがわかってきます。「この日は~をしたね」など、振り返って思い出を話し合うコミュニケーションツールにもなります。「ようちえん入園!」など、先の予定を書くのもいいですね。「あと●日でようちえんだよ!」と日々言っていると、子どにも心構えができてきます。

活用法3:目標を書く

「おむつバイバイする!」「くつをひとりではく!」など。できるようになりたいことを書けば、その日までに親子でがんばる目標に。できるようになったら、ママも一緒に喜んで、目標を達成する喜びを教えてあげましょう。「ボールが上手にけられた」など、できたことを書いておくのもいいですね。

活用法4:日記をつける

「公園で●●ちゃんと遊んだ」「ひこうきを見た」など、ひと言日記を書いてみてはいかがでしょうか。その日の天気も一緒に書いておくと、あとで思い出すときに臨場感が出るのでおすすめです。1日の終わりに、子どもと「今日は何が楽しかった?」とお話しする機会にもなります。余白に、公園で拾った葉っぱや、一緒に折った折り紙などを貼りつけると、楽しいカレンダーになりますね。家族で遠出をしたなど、特に楽しいことがあったときは、カレンダーの裏面を使いましょう。紙が大きくてしっかりしているので、絵日記を書くのにぴったりのキャンバスになります。

過去のカレンダーも残しておきましょう

活用したカレンダーは、せっかくなので破って捨てずに、ぜひとっておいてください。1年を振り返るのも楽しいし、子どもが小さかった頃の貴重な思い出にもなりますよ。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

suna suna  ライター/エディター。東京で出版社に勤務後、フリーランスに。結婚を機に広島県に移住し、男女男の3人育児と仕事との両立に奮闘中。子育て、旅、グルメ、住宅、動物など幅広いジャンルで編集・執筆を担当。イギリス、アイルランド等に留学経験あり。