2018年7月14日 公開

お絵かきボードにはどんな種類がある?その魅力とおすすめ商品

お子さまの絵心と想像力を育ててくれる「お絵かきボード」。定番のマグネット式以外にもいくつか種類があり、パパママにもなじみ深いおもちゃでしょう。紙のお絵かきと違って、何度でも描いたり消したりできるのが魅力。そんなお絵かきボードの種類やおすすめ商品をご紹介します。

お絵かきボードで自由に絵を描こう

子どものおもちゃの定番人気といえば「お絵かきボード」。紙に描くのとは違い、何度も消して描き換えることができるのが特徴です。幼児教育の教室などで取り入れられることもあります。

お絵かきボードは何歳から使える?

「何歳以上でないと使えない」という厳密な規定はありませんが、1歳~1歳半以上を対象年齢とする商品が多いでしょう。最も望ましいのは、誤飲の恐れがないよう何でも口に入れてしまう時期を過ぎてから遊ばせてあげることです。

お絵かきボードのメリット

お絵かきボードは指先を使って遊ぶため、手元のスムーズな動きを促してあげられます。ペンをつかんだり、スタンプをつまんだり、押したりと動作はさまざま。

また、子どもは発想の天才です。「〇」「△」などのスタンプを組み合わせて、大人が驚くような世界を繰り広げてくれます。そういう意味では、お絵かきボードひとつで子どもの創造力や想像力を引き出すこともできるでしょう。

お絵かきが上手になったら、握って持つスタイルから三角鉛筆の持ち方に導いてあげてください。遊びを通して文字の練習をスタートさせることもできます。

お絵かきボードの種類&選び方

お絵かきボードにはいくつかのタイプがあります。それぞれどのような特徴を持つのかまとめてみました。

磁石式ボード

長く販売されている、磁石の力を使って描く磁石式。パパママも一度は遊んだ経験があるのではないでしょうか?

磁石式は手や洋服を汚す心配がない点が大きな魅力です。描くことはもちろんのこと、消す作業にも興味を持ってくれるでしょう。どこでもお絵かきがしたいというときは、携帯サイズのものを用意しておけば便利。ペン先で突いたりしないようパパママが見守ってあげてください。

水で消せるボード

水を使ったお絵かきボードは、水を使って描くタイプと、ホワイトボードに水性ペンで描き水で消せるタイプの2種類があります。手や洋服が汚れる心配がない点が魅力ですが、描いた絵は乾くと消えてしまうため、お子さまの作品を残したいときには不向きです。

ホワイトボードタイプは直接描ける喜びがあり、カラフルな色を自分で選ぶ楽しさもあります。ペンの色が付くと汚れる可能性があるため、注意が必要です。

黒板式ボード

チョークを使って描く黒板タイプは独特の質感、描き心地などがほかの商品にはない魅力です。粉が出てしまう点や手が汚れてしまうことは否めません。

子どもが喜ぶおすすめのお絵かきボード

商品名:2カラーせんせい
販売元:タカラトミー

専用のペンや磁石のスタンプがついている、楽しく遊べるロングセラー商品。子どもの力でも簡単に消すことができ、手や周囲が汚れる心配もありません。赤黒の2本使いなので、パパママと一緒に文字の練習をすることもできます。

商品名:スイスイおえかき NEW カラフルシート
販売元:パイロットインキ

大きなサイズのシートに絵が描けて、かつ手や洋服が汚れる心配がないと評判の商品。付属の専用ペンに水を入れて描くため、水が乾くと絵が消え何度でも楽しめるところが魅力です。

やや太めのペンは、指先が不器用な幼児でも握りやすい仕様になっています。上手に描けたら消えてしまう前に写真に収めておきましょう。

商品名:MALAイーゼル ホワイト
販売元:IKEA

ホワイトボードと黒板の2種類のお絵かきボードがひとつになった、シンプルなデザインのイーゼル。子ども部屋に置いておくのにはぴったりでしょう。子どもが遊ばなくなったあとも、インテリアとして飾れそうです。

商品名:アンパンマン お絵かき ピアノ 知育いっぱい! ようちえんバッグ
販売元:ジョイパレット

バッグ型になったお絵かきボードは、場所をとらず持ち運びも楽々。お絵かきボードとしてだけでなく、楽器として遊んだり、時計の勉強、信号機の見方などさまざまな知育要素が詰まったアイテムです。子どもの大好きなキャラクター・アンパンマンが学びを応援してくれます。

子どもがペンを誤飲する可能性がある

お絵かきボードに関する事故で多いのが誤飲です。ペン先を口の中に入れ、磁石の付いたペン先を飲み込んでしまうケースがしばしばあるため、使用中は十分に注意しましょう。

ペン先を誤飲した場合は、医療機関でレントゲン検査を受けることをおすすめします。タバコやアルコール、薬剤などの誤飲とは違って緊急性を要さず、うんちと一緒に排出されるのを待つケースが大半です。しかし、自己判断するよりも医師の診察で確認をしておくほうが安心でしょう。

お絵かきボードで子どもの創造力を高めよう

一般的な紙のお絵かきよりも多様性があるお絵かきボード。汚れずに済むものや持ち運びに便利なもの、多機能なものまで種類はさまざまです。お子さまの興味や発達に合った、何度でも繰り返し遊びたくなる楽しいアイテムを選びましょう。

お絵かき中は子どもの好きなように、伸び伸びと描かせてあげてくださいね。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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コバヤシ トモコ コバヤシ トモコ  奈良県出身/フリーライター/週末釣り部/海と釣りが好き/ 優しいダンナ君と優しい中学生の双子男子のステップファミリー