メビウスの輪の材料
メビウスの輪を作るときの材料は、次のとおりです。
・折り紙
・はさみ
・テープやのり
白いコピー用紙や紙テープなどでももちろん作れますが、折り紙を使うと裏表がわかりやすく、子どもがメビウスの輪の構造を理解しやすくなりますよ。
・折り紙
・はさみ
・テープやのり
白いコピー用紙や紙テープなどでももちろん作れますが、折り紙を使うと裏表がわかりやすく、子どもがメビウスの輪の構造を理解しやすくなりますよ。
メビウスの輪の作り方
折り紙を縦に4等分し、はさみで切ります。
はさみで切った紙を2枚組み合わせ、長い1本のテープを作ります。
テープの片方を180度ひねり、表側の端と裏側の端をくっつけるようにして輪にします。
これでメビウスの輪の完成です!
メビウスの輪を切ってみよう
メビウスの輪を、中央で半分に切っていくとどうなるか、小2の長女と一緒に実験してみました。
長女に「切るとどうなると思う?」と聞くと、「輪が2つになる!」との答えが。
長女に「切るとどうなると思う?」と聞くと、「輪が2つになる!」との答えが。
中央にハサミを入れて、一周します。
すると、大きな1つの輪になりました。
さらに、この大きな1つの輪を再度半分にしてみます。
次はどうなると思うと聞いたところ、長女は「もっと大きな1つの輪になる......?」と少し悩んでいる様子。
次はどうなると思うと聞いたところ、長女は「もっと大きな1つの輪になる......?」と少し悩んでいる様子。
今度は、からまりあった2本の輪になりました。長女は「不思議!どうなってるの?」と、切ったメビウスの輪を観察していましたよ。
アレンジ方法1【360度ひねってみよう】
子どもがメビウスの輪に興味を持ったら、さらにアレンジした方法で図形の不思議を体感してみましょう。
メビウスの輪は180度ひねった輪でしたが、今度は360度ひねって端を貼り合わせてみます。
そして真ん中からはさみを入れてみましょう。メビウスの輪と同じように、大きな輪になるのでしょうか?
360度ひねった輪は、メビウスの輪とは違い、2つの輪がからまりあった形になりました!
アレンジ方法2【ハートを作ろう】
次は少しおしゃれなアレンジに挑戦してみましょう。
長い1本のテープにした折り紙を、2本用意します。
写真のように中央で直角に交差させます。中央部分はテープやのりで貼りつけてください。
写真のように中央で直角に交差させます。中央部分はテープやのりで貼りつけてください。
縦の紙を右に180度ひねり、メビウスの輪を作ります。
今度は横の紙を左に180度ひねって、こちらもメビウスの輪を作ります。
どちらのメビウスの輪も、中央から半分に切っていきましょう。帯が重なっている部分もまっすぐ切ります。すると......
つながりあった2つのハートになりました!
わが家の長女が一番お気に入りのアレンジです。
わが家の長女が一番お気に入りのアレンジです。
アレンジ方法3【輪を四角にしよう】
最後に、輪が四角になる不思議なアレンジ方法を紹介します。
長い1本のテープにした折り紙を、2本用意します。片方は表の面を、もう1つは裏の面を外側にして輪にしてください。
2つの輪を、写真のように90度になるようにのりなどで接着します。
2つの輪を、写真のように90度になるようにのりなどで接着します。
どちらの輪も、中央部分をはさみで切ってみましょう。切ったものを広げてみると......
なんと四角になりました!
メビウスの輪を作って図形への好奇心を育てよう
メビウスの輪の作り方とアレンジ方法をご紹介しました。
筆者の長女は「マジックみたい!」と大喜びで、元の形に戻して仕組みを調べたり、3回ひねったものを切ったらどうなるか検証したりしていました。
メビウスの輪の不思議な形は、子どもの「どうしてこうなるの?」「こんなふうに組み合わせるとどうなる?」といった知的好奇心を刺激し、図形学習への親しみを育てるのにも役立ちます。
紙とはさみさえあればすぐにできるので、ぜひご自宅で挑戦してみてくださいね!
筆者の長女は「マジックみたい!」と大喜びで、元の形に戻して仕組みを調べたり、3回ひねったものを切ったらどうなるか検証したりしていました。
メビウスの輪の不思議な形は、子どもの「どうしてこうなるの?」「こんなふうに組み合わせるとどうなる?」といった知的好奇心を刺激し、図形学習への親しみを育てるのにも役立ちます。
紙とはさみさえあればすぐにできるので、ぜひご自宅で挑戦してみてくださいね!
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。