2018年5月10日 公開

子どもとのスキンシップ不足は「おててでタッチ」で解決!

「子どもとスキンシップが大切ってわかっていても、いつもばたばたしていて……」。そんなパパママにお伝えしたい!安心してください、毎日自然にやってますよ、スキンシップ♪ 構えなくて大丈夫。いつものスキンシップが、子どもとのコミュニケーションを増やしてくれるのです。

子どもとの「タッチ」は立派なスキンシップです!

パパママの皆さん、子どもとのスキンシップが大切なこと、わかっていますよね!

でも「いつもばたばたしていてスキンシップとかなかなか……」「どのタイミングでスキンシップ?」「そもそも、スキンシップって、どの程度でスキンシップというの?」という悩みや心配の、疑問をよく聞きます。

そんなパパママに、声を大にしてお伝えしたい!

安心してください。

毎日の中で、自然にやってますよ、スキンシップ。

それは……「タッチ」です。

保育園で「いってきます」や「ただいま」をするとき、自然と子どもと手を触れていませんか?ほんの一瞬の行動ですが、タッチは紛れもなくスキンシップです。

タッチは忙しい毎日の中で、疲れていても無理しなくてもできるスキンシップなのです。

では、ちょっと意識して、お子さまとのコミュニケーションの機会を増やしてみませんか?

タッチの機会はあらゆるところに

タッチは、保育園でもたくさん機会があります。

・おはようタッチ
・はい次どうぞ、合図のタッチ
・やったね!タッチ
・お外遊びからお部屋に入るときに気持ち切り替えタッチ
・これお願い!タッチ
・がんばって!タッチ
・オッケー!タッチ
・ありがとう!タッチ
・叱るのはここまで、合図のタッチ
・また明日、さようなら!タッチ

こうしてあらためて並べてみると、ありとあらゆる場面でタッチしてますね。お互い手と手を合わせる挨拶のときのタッチと、何か伝えたいときの合図のタッチ、大きく二つに分けられます。

さて、こんなにもたくさんのタッチをするのは、なぜでしょう?

タッチでいろいろなことが伝わります

実は、私もはじめからそんなに意識してこなかったのですが、保育士の仕事を積み重ねた経験上、よくよく考えると、タッチすることで「伝わる」が上手くいくなぁと感じます。

例えば子どもに「おはよう!」と一言かけて、挨拶のタッチすると、その一瞬で「保育園に着いたよ」「確認しましたよ、今日は元気かな?」「元気だよ」といった具合に、お互い伝わることがぐぐっと多くなります。

合図のタッチの場合は、お外遊びからお部屋での活動に入るとき「お片づけしたら先生とタッチしてお部屋だよー」とよく声かけをするのですが、「お部屋に入ります」「確認しました」という意味と共に「次は○○するよ」と、タッチが子どもの気持ちの切り替えになるんです。

言葉にタッチをプラスすることで、スムーズに事が進みますよ。

叱ったあとのフォロータッチ

そして、ありがたいのが「叱るときのタッチ」。「叱るのはここまでね、お話はおしまい」というときに、いい仕事をしてくれます。

ここで、子どもと目を一度合わせて、頭や肩、または手をポンポンとタッチするとお互いに区切りがつきますし、叱られた方もほっとできます。

悪いことをしっかり伝えた後は、しつこく言わない方が、子どもたちの心に残るようです。しつこく言われると、嫌な気持ちだったことや叱られて怖かったことの方が、残ってしまうのですね。

意識したタッチで子どもとコミュニケーション

家庭内でも、忙しくてスキンシップが足りてないかな、と感じるようなときは、「行ってきますタッチ」「ただいまタッチ」をちょっと意識してみてはどうでしょうか。

叱った後のフォローどうしよう……でも今は、まだ甘い顔したくないなんてときは、ポンポンタッチ。

そうすると、子どもだけでなく自分自身にも叱るのはここまで!という合図と、気持ちの切り替えにもなりますよ。タッチでしばらく時間を空けて、お互い気持ちの整理がついたら、ぎゅっと抱きしめてあげてくださいね。

タッチは、一瞬でも「あなたのことちゃんと見てるよ」とお子さまへのステキな合図になります。

時間がなくてコンディションが悪いときでも、照れ屋さんでも、実践しやすいと思います。ぜひ試してみてくださいね。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

いわいざこまゆ いわいざこまゆ  イラストレーター・造形作家です。7年間の保育士勤めを経て、主に保育の専門誌や書籍でイラストやまんがを描いたり、保育のための造形やアイデアを発表しています。現在も、近所の保育園に助っ人保育士として時折出没します。著書に「まゆ先生の保育な毎日」(世界文化社)「縫わずにできる手作り衣装BOOK」(メイト)「おりがみよくばり百科」(ひかりのくに/津留見裕子・池田かえる共著)他。鹿児島県出身。神奈川在住。